予測市場は賭博か?米政府が3州を提訴、連邦管轄を主張

予測市場は賭博か?米政府が3州を提訴、連邦管轄を主張

米司法省(DOJ)と商品先物取引委員会(CFTC)は、予測市場を州独自の規制から保護するためイリノイ州、アリゾナ州、コネチカット州の3州を共同で提訴しました。トランプ政権はKalshiやPolymarketといったプラットフォームが、州法ではなく連邦政府の管轄下にあるべきだと主張しています。

今回の法的措置は、予測市場が「違法な賭博」にあたるのかあるいは連邦政府が規制する「イベント・コントラクト(事象契約)」にあたるのかを巡る全米規模の争いを激化させるものです。



予測市場は近年、政治イベントや経済指標の予測手段として急速に注目を集めており、多額の資金が流入しています。一方で、規制当局や議会による監視の目も厳しくなっています。米上院ではスポーツ予測市場を禁止する超党派法案が提出されているほか、議員スタッフによる取引禁止などの措置も講じられています。

また、予測市場への逆風は米国内に留まりません。アルゼンチンではインフレ予測に関連したインサイダーの疑いからポリマーケットの禁止が検討されるなど、国際的にも議論の的となっています。

関連記事:アルゼンチン、予測市場ポリマーケットを禁止へ|インフレ予測でインサイダーの疑い

連邦政府と各州の司法判断が分かれる中、今回の訴訟の結果は今後の米国における予測市場の法的地位を決定づける重要な節目となるでしょう。

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