トランプ関税から1年、プロが見るビットコイン市場の本質とは
よきょい

引用元: Rawpixel.com / Shutterstock.com
2025年4月2日、トランプ大統領が「解放の日」と呼んで相互関税を発動してから1年が経ちました。その後、米国最高裁による無効判決を経て関税政策は変容を続けましたが、肝心の貿易赤字はむしろ拡大しています。不確実性が常態化した世界で機関投資家はどんな判断をしているのでしょうか。
関税1年の結果—「目的」は達成されなかった
トランプ政権が掲げた相互関税の目的の一つは、米国の貿易赤字を縮小することでした。しかし日経新聞の報道によれば中国からの輸入は確かに減少した一方で、2025年のモノの貿易赤字はむしろ拡大しました。AI関連のデータセンター建設ブームで半導体やコンピューターの輸入が急増し、これらが免税対象となっていたためです。
さらに2026年2月に米国連邦最高裁判所がIEEPA(国際緊急経済権限法)に基づく相互関税を違法・無効と判断したことで、政策の枠組み自体が大きく変わりました。現在は通商法第122条に基づく全世界一律10%の追加関税に移行しており、中国とは一部合意の下で通商関係が「表面上」落ち着きを取り戻している状況です。
しかし、いつ方針が変わるかわからないという不確実性は依然として残っています。
「不確実性の常態化」という新しい経済環境
リスクはなくならない、管理するしかない時代へ
IMFの国際金融安定性報告書は、現在の金融市場が「今も続く中東での戦争」「インフレ圧力の再燃」「タイト化するリスクの高まり」という複合的な圧力にさらされており、リスクは非対称的だと指摘しています。さらに同報告書はステーブルコインへの監視強化にも言及しており、デジタル資産全般に対する国際的な制度整備が進んでいることを示しています。
トランプ関税以降、各国・地域の通商交渉は急速に進んでいます。台湾が関税率15%での合意を発表し、韓国は米国との戦略的投資に関する覚書に署名するなど二国間で個別に秩序を作り直す動きが加速しています。
こうした状況はグローバルな貿易秩序が単純に「元に戻る」のではなく、複雑な多極構造へと移行しつつあることを示しています。
個人が不安で売る局面で、プロはなぜ買い続けるのか
機関投資家が見ているのは「価格」ではなく「構造」
ビットコイン市場には興味深い逆説があります。地政学リスクが高まりマクロ環境が悪化した局面で個人投資家がポジションを手放す一方、機関投資家は静かに買い続けるという構造です。米国の現物ビットコインETFへの累計流入額は530億ドルを超えており、2026年3月単月では13.2億ドルの純流入を記録。これは2025年10月以来で最も強い月間流入です。
こうした動きはビットコインを短期の値動きで見ているのではなく、「不確実性が常態化した世界でのポートフォリオの一要素」として組み込む判断の表れです。
トランプ関税が示したのは、どれだけ強力な経済政策を打っても複雑に絡み合った貿易の構造は簡単には変わらないという現実です。貿易秩序が流動化し地政学リスクが恒常化する環境では、国家の政策判断に依存しない資産クラスの存在意義が見直されます。
個人投資家が価格変動に一喜一憂している裏で機関投資家がビットコインの組み入れを着々と進めているのは、そうした長期的な構造変化への対応といえるでしょう。
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