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2018/08/03日本企業が仮想通貨を担保にする融資サービスを開始すると発表
東京証券取引所に上場している企業であるSamurai & J Partnersは仮想通貨を担保として最大で3億円の融資を行うサービスの開始を発表しました。このサービスで使える仮想通貨はビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアムの3種類となっています。 仮想通貨担保の融資金額は最大で3億円 東京証券取引所上場企業のSamurai & J Partnersは子会社のSamurai Asset Financeを通して、仮想通貨を担保として融資サービスを開始すると発表しました。 このサービスは「Samurai Crypto Loan」と名付けられており、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)の3種類の通貨を担保に、最大3億円を年率7から15%で融資します。基本的な返済期間は1年間に設定されているようですが、中には期間の延長に対応するケースもあるようです。 Samurai Asset Financeは昨年に創設された企業で、仮想通貨の他にも、証券や不動産、外貨、さらには貴金属などを担保に融資を行うサービスを提供しています。 このサービスでは仮想通貨を現金化する必要がないため、同社は仮想通貨保有者の様々な資金ニーズに柔軟に対応する事ができるとしています。 BinanceがBNBトークンの保持者に対してトークンを担保として融資を行うサービスを開始するなど、仮想通貨を担保に借りれる融資サービスへの需要が高まっている事が伺えます。 ETHLend / LEND の特徴・将来性を解説!取引所・チャート情報まとめ kaz なんだかんだ言って決済にも担保にも使える仮想通貨は便利なのでは?
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2018/08/02Kanye Westの妻、Kim Kardashianが初めて物理的なBTCを手にする
この記事の3つのポイント! 1.キム・カーダシアン氏が初の物理的なビットコインを手にする 2.プレゼントしたのはBloqの会長であるRoszak氏 3.カーダシアン氏は1.1億人のInstagramフォロワーを抱える有名人で今後の動きに注目が集まる 記事ソース:Coin Insider Hip-Hopミュージシャンかつファッションデザイナーとしても知られるKanye West(カニエ・ウェスト)の妻であり、1.1億人以上のInstagramフォロワーを抱える世界的なスーパースター、Kim Kardashian(キム・カーダシアン)氏が初めて物理的なビットコインを手にしたと報じられました。 入手したBTCの売却時期に注目が集まる! カーダシアン氏は今月29日にアメリカはロサンゼルスで開催されたチャリティーポーカー大会において、初めてビットコインを手にした事を明かしました。同氏は翌日の30日に自身のInstagramストーリーを更新し、ビットコインの画像を披露しました。 「私たちはビットコインを始めました」 このビットコインを送ったのはブロックチェーン企業Bloqの会長であるMatthew Roszak氏から送られたもので、同氏も自身のTwitter上でカーダシアン氏にビットコインをプレゼントした事を報告しました。 Big fun at the First Annual @cityofhope Charity Poker Tournament — also gave @KimKardashian her very first #bitcoin — KardashianCoin, YeezyCoin? — check out #tokenizationofthings: https://t.co/hvWphu6Wxm pic.twitter.com/fOdxDe4jO7 — Matthew Roszak (@MatthewRoszak) 2018年7月30日 Roszak氏は仮想通貨を使ってカーダシアン氏が独自の経済圏を構築できると説明し、カーダシアンコインやカニエ・ウェスト氏が手がける人気スニーカー、YeezyBoostにちなんだYeezyコインなどを候補として挙げています。 キム・カーダシアン氏はInstagramのフォロワー数ランキングで世界5位につけるほどの人気者で、彼女のInstagramで商品などを紹介する場合は一投稿あたり最大5,000万円ほどかかるそうです。 今回Roszak氏が送ったのは1BTCで、記事執筆時点で847,000円ほどの価値になります。無料で数十万円の資産を手にいれたカーダシアン氏ですが、このビットコインをすぐに手放すのか、ホールドするのか注目が集まっています。 kaz ついにCryptoTimes上にキムカーダシアンとカニエウエストが登場!
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2018/08/02ミレニアル世代の75%が仮想通貨に詳しい人と付き合いたいと回答
最近実施された調査で、ミレニアル世代の75%が仮想通貨に関する知識を有している人と付き合いたいという結果が明らかになりました。この調査は、ミレニアル世代の仮想通貨に関する関心を反映する形になりました。 ミレニアル世代の仮想通貨への関心が明らかに 近頃、多くの企業がミレニアル世代の仮想通貨に対する見方を調査しています。中でも、最近行われた調査では、ミレニアル世代のうち75%が仮想通貨に詳しい人と付き合う傾向にあると回答しました。 ミレニアル世代とは? ミレニアル世代は主に2000年前後(1980年代から2000年代初頭)に生まれた人を指します。 さらに今回の調査では、12%が「仮想通貨に全財産をつぎ込んでいる人」よりも「非暴力的な重罪を犯した人」を選ぶという結果も出ています。 調査に参加したミレニアル世代のうち、仮想通貨を保有していると答えたのは40%でした。その内訳は男性が48%、女性が26%でした。依然として、仮想通貨保有者には男性が多いようです。 インドでは男性より女性の方が仮想通貨に強気だと判明、投資金額も二倍に kaz 仮想通貨に詳しい人がモテる時代がくる?!
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2018/08/02HuobiがインドでP2P取引プラットフォームをローンチへ
この記事の3つのポイント! 1.HuobiがインドでHuobi OTCをローンチへ 2.トランザクション手数料は無料でBTC,ETH,USDTの取引が可能に 3.Huobiは未だ公式発表は行なっていないがローンチ自体は確認済み 記事ソース:Crypto News 大手仮想通貨取引所のHuobiは国際的な事業展開の一部として、インドでのP2P取引プラットフォームのローンチを発表しました。このプラットフォームではインドルピーとBTC,ETH,USDTが取引可能で、トランザクション手数料は一切かからないとされています。 トランザクション手数料無料で3種類の通貨が取引可能に 現地メディアが報じたところによると、Huobiはインドのユーザーに対してP2P(peer-to-peer)取引プラットフォームのローンチを知らせるメールを配信したとされています。 利用者はBTC(ビットコイン),ETH(イーサリアム),USDT(テザー)の三種類の通貨とインドルピー(INR)をトランザクション手数料0で取引する事が可能になります。 「我々はインドのユーザーに対してデジタルアセットをINRで購入/売却する手段を提供する。インドに住む全ての登録済みのユーザーはhttps://otc.huobi.comにログインしてINRでの仮想通貨取引を開始する事ができる」 Huobiは今回のニュースに関する公式発表を未だ行なっていませんが、Crypto Newsが同社の広報担当に問い合わせを行なっており、プラットフォームのローンチ自体は確認されているとしています。 kaz インドの厳しい仮想通貨規制とは折り合いをつけたのだろうか?
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2018/07/31世界初のブロックチェーンスマホExodusがLTCをサポートへ
ライトコイン(LTC)の生みの親であるチャーリー・リー氏は自身のツイッターを更新し、世界初となるブロックチェーンスマートフォンのHTC Exodusがライトコインをサポートする予定である事を明らかにしました。 HTC Exodusの対応ネットワークは3種類に チャーリー・リー氏はツイートで以下のように説明しています。 「私はHTC Exodusの開発チームに先週会ってきた。そして、Exodusがライトコインとライトニングネットワークをネイティブでサポートすると知って興奮した。私はライトニングネットワークを簡素化し、一般化する携帯のアドバイザーとして開発を見守る。 追伸 BTCは引き続きサポートされる予定だ」 Met the HTC Exodus team last week and was really excited to hear the phone will support LTC and Lightning Network on Litecoin natively! I will be an advisor as I see having a secure crypto phone that makes LN simple is needed for mass adoption. P.S. No, they will not remove BTC. https://t.co/WQcygPVst0 — Charlie Lee [LTC⚡] (@SatoshiLite) 2018年7月30日 HTC Exodusの対応ネットワークにライトコインが追加された一方で、当初から予定されているビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)は引き続きサポートされる予定だと同氏は説明します。 HTC Exodusは今年中に販売が開始される予定とされており、HTCは「分散化を現実の物とする」事で、「インターネットを再定義する」と意気込んでいます。 kaz 当初の計画から少し遅れてるみたいだけど楽しみですね〜
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2018/07/31ウィンクルボス兄弟のビットコインETF申請却下について、SECのコミッショナーから反対意見が出る。
米証券取引委員会(SEC)は7月27日に、ウィンクルボス兄弟が申請していたビットコインETFの申請を却下する判断を下しましたが、その判断に対し、SECコミッショナーの1人であるHester M. Peirce氏から反対意見が出ました。 記事ソース: 米国SECホームページ ウィンクルボス兄弟が申請していたビットコインETFの申請却下のニュースはこちら 提案されたルールの変更は取引所の要件に適している SECは、ビットコインETF申請の拒否理由として、BZXが詐欺や価格操作などを防ぐ上でSECが求める水準に達していないことをあげており、ビットコインやブロックチェーンにイノベーションや投資としての価値があるかを評価したわけではないと発表していました。 ピアース氏は今回のビットコインETF却下について、法の拡大解釈であることに加え、ウィンクルボス兄弟が上場申請先として選んだ取引所BZXは、ルールが明確であり取引所の要件に反しているとは思えないと述べ、今回のSECによる法律の解釈と施行は、仮想通貨市場でのイノベーションを妨げる大きな障壁になることや、機関の参入を妨げるのではないかという懸念を示しました。 機関の市場参入により、アービトラージ等の相場操縦の問題は大幅に改善されると見込んでおり、投資家保護にも繋がると考えているようです。
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2018/07/31仮想通貨取引所Cryptomktが5000店舗に仮想通貨決済を導入へ
仮想通貨取引所のCryptomktはチリの決済プラットフォームFlowと提携し、5000を超える店舗で仮想通貨決済を導入する事を発表しました。 利用可能店舗は全世界で5000店舗以上 Cryptomktは今週、5000を超える店舗で3種類の仮想通貨を用いた決済を受け入れると発表しました。 ¡Inscríbete en https://t.co/BsK6dQqkL7 y súmate a la nueva economía! Chilenos hoy pueden acceder a diversos productos y servicios en más de 5.000 comercios adheridos a https://t.co/2Z0StqF8FI utilizando #Bitcoin y otras #criptomonedas.https://t.co/gTWp4Ha6dy — CryptoMarket (@CryptoMKT) 2018年7月25日 チリの決済プラットフォームFlowはCryptomktの決済ソリューションであるCryptoCompraをシステムに組み込む事で、利用者に対して仮想通貨決済の選択肢を新たに提供します。 Flowは現在5000を超える店舗での決済サービスを提供し、毎月18万件以上のトランザクションと2万人の利用者を抱えるといいます。 Flowを用いた仮想通貨決済サービスは現在チリ、アルゼンチン、ブラジルとヨーロッパで利用可能となっており、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ステラー(XLM)の三種類の通貨が支払いに使えるとの事です。 Cryptomktは今回のニュースについて以下のようにコメントしています。 「チリ人は今日からFlowと提携している5000以上のお店でCryptoCompraを通して仮想通貨を使ってサービスや商品を購入する事ができる。また、お店側はペソ、レアル、ユーロで売上を受け取る事ができる。」 同社のウェブサイトによると、仮想通貨を用いた決済で売上金を翌日に受け取る場合の手数料は0.9%となっています。一方で、Webpay PlusやOnepayを用いたクレジット決済で翌日受け取りの場合は4.99%と大きな差が生じています。 kaz 各店舗が導入するよりこっちの方がかなり効率的だよね
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2018/07/30GoogleがAndroid端末での仮想通貨マイニングを禁止する方針を発表
米Googleは今月25日にAndroidデバイス上での仮想通貨マイニングを禁止する方針を明らかにしました。Google Playストアからは仮想通貨マイニングアプリが排除されており、すでに同方針が適用されている模様です。 GoogleもAppleに続き端末上でのマイニングを禁止へ Googleが今回排除の対象にしたアプリはAndroid端末上でマイニングを行うアプリのみで、クラウドマイニングやマイニングをリモート管理するアプリは引き続き配布が認められています。 GoogleはPlayストアのポリシーを以下のように更新しています。 「端末上で暗号通貨をマイニングするアプリは認められません。暗号通貨のマイニングをリモート管理するアプリは認められます。」 Google Play デベロッパー ポリシー センター Googleは今年4月にChrome拡張機能を使ったマイニングを禁止する方針を発表しており、それに続いてAppleが6月にiOS/Macアプリでのマイニングを禁止しています。今回のGoogleの決断はAppleに続く形となり、クリプトジャックのリスクを避けるための措置だとみられています。 AppStore内アプリではマイニングが可能なアプリが禁止に さらに今回のポリシー更新では以下のような変更点もみられました。 「アプリ内の仮想通貨は、その通貨を最初に購入したアプリ内でのみ使用する必要があります。」 Google Play デベロッパー ポリシー センター このポリシーは主にゲーム内で使用する通貨やポイントに関わるものですが、それらの通貨をアプリ外で使う事が認められないというように変更されています。 また、今回のポリシー更新では、仮想通貨関連の他にも複数の改変がありました。詳細はGoogle Play デベロッパー ポリシー センターから確認できます。 kaz スマホマイニングは寿命縮めるし、効率悪いしで残当なのでは、
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2018/07/292017年の時価総額トップ10の仮想通貨のリターンは平均で136000%
Cointelegraphは2017年に行われた仮想通貨投資のうち、時価総額トップ10の通貨を用いた取引のリターンは平均で136000%を超えたと報じました。 ROIは最低でも6000%オーバー この分析はCrypto Finance Conference(CFC)によって調査されたもので、2017年に100万ドル以上を調達した全ての仮想通貨プロジェクトを調査対象としています。 リストのトップに名前が上がっているのはIOTA(MIOTA)で、リターン率(ROI)は614934%と驚愕の数字を叩き出しました。続くのはNXTで500708%のリターン、3位にはイーサリアム(ETH)が140987%でランクインしました。 リストで1位に輝いたIOTAはインターネットオブシングス(IoT)に特化した仮想通貨です。また、2位のNXTは分散型ブロックチェーンのプラットフォーム、イーサリアムが分散型アプリケーションのプラットフォームとインフラ系の通貨の成長が目立つ結果となりました。 “No project in the top ten had an ROI that was less than 6,000%—gains that are unfathomable for investors in many other markets." @andreafstoehr, co-founder and CEO of #CFCon. https://t.co/9s6bGGd07l via @Cointelegraph. #CryptoNews #cryptocurrency — Crypto Finance Conference (@CryptoFinCon) 2018年7月27日 CFCの共同設立者兼CEOのアンドレ・フランコ・ストア氏は「トップ10の通貨でROIが6000%を下回った通貨はなく、他の市場ではありえない結果となった。」とコメントしました。 kaz 60万%のリターンって1円が60万円になるって事だもんな。すごすぎる…
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2018/07/29【イベントレポート】HashHub Conference 2018 -暗号通貨、ブロックチェーンの課題や限界は?-
今回は、7月21日に東京大学伊藤謝恩ホールにて開催された、HashHub Conference 2018に関するレポートです。 本イベントはHashhabとbitpressの共同主催であり、暗号通貨の今とこれからについて、国内の暗号通貨・ブロックチェーンの最前線にいる方々が登壇しました。 当日は、12時から17時までの5時間の中で、現在のトレンドや暗号通貨の規制について、また技術面についてなど様々なジャンルの話がありましたが、今回の記事では、その中でも筆者が一番印象に残った、暗号通貨、ブロックチェーンの限界とその先というパネルディスカッションについて書いていきます。 アカデミックで中立な立場からのパネリスト 今回のパネルディスカッションでは、 岩村 充氏(早稲田大学大学院 経営管理研究科 教授) 斉藤 賢爾氏(慶應義塾大学SFC研究所 上席所員) のお二方がパネリストとして登場し、アカデミックな立場から中立な意見をお聞きすることができました。 また、モデレーターはHashHub CEOの東 晃慈さんでした。 暗号通貨、ブロックチェーンの限界とその先について 今回のパネルディスカッションは、ブロックチェーン全般に対して批判的に見ることが多い岩村先生、斎藤先生がビットコインやパプリックチェーンの問題点に関して語るところから始まりました。 ビットコインとパプリックチェーンの問題点 斎藤先生: ビットコインの問題点は5つ まず、慶應SFC研究所の斎藤先生は、ビットコインブロックチェーンに基づいている設計の問題点は 実時間性 秘匿性 スケーラビリティ 技術のガバナンス インセンティブの不整合性 と語りました。 岩村先生: 2つの理由から、ビットコインは出来が悪い 岩村先生は、ビットコインが法定通貨を置き換えるという話についてどう思いますか?という質問に対し、出来が悪いと主張しました。 岩村先生によると、ビットコインの出来が悪い点は2つあり、1つは、価格が安定しないこと。もう1つは、多くのエネルギーを使ってあの程度のトランザクションを動かしているのが無駄である、ということでした。 また、岩村先生は、ビットコインはバブルですらないと主張しました。理由として、バブルは合理的な価格が存在しており、それに対してズレた価格がつくことで引き起こされるが、ビットコインは0から無限大まであらゆる価格が合理的であり価格が安定しないと述べました。 イーサリアムについてのお二方の見解 これまでの話では、ビットコインとビットコインブロックチェーンが法定通貨に置き換わることはないだろうという意見で一致していましたが、イーサリアム等の、そもそも法定通貨の置き換えが目的じゃないパプリックブロックチェーンについての意見も聞くことができました。 斎藤先生: 野心的だが実験的 斎藤先生はイーサリアムに対し、とても野心的なプロジェクトだが、どうしても実験的になってしまう。本人たちも実験と言っているが、既に大きなお金が乗ってしまっているのが不幸であると述べました。 また、イーサリアムでであれば価格の安定性はイーサリアム自体にはそこまで重要ではないとも述べていました。 岩村先生: お金以外のものも載せてしまっているのが問題 岩村先生は、ネットワーク分断の観点から、イーサリアムの問題点について主張していました。 ビットコインはただのお金なので、ネットワーク分断についてそんなに深刻に考えなくていい。価値だと思えば、分岐するリスクを確率として織り込むことができる。例えば私達が普段使うお金の中にも偽札が入っているが、みんな気にせず使っている。 ところがイーサリアムは、お金以外のもの(記録など)を載せてしまっている。記録を重視すると、ネットワーク分断は矛盾した歴史が2つ存在することを意味するので、大問題である。そのことをそこまで重要に考えていないように思える。だからChildish(子供っぽい)であると述べました。 ブロックチェーンが合理的理由の元に破壊される可能性 お金以外のものが乗っているイーサリアムブロックチェーンは合理的な理由で破壊されるの恐れがある、とお二方は主張しました。 斎藤先生: 合理的な51%攻撃 斎藤先生は、ブロックチェーンを破壊することはネイティブトークン総額を払うことで可能であり、マイニングするタイプのチェーンは、マイニングコストとトークン総額が均衡していると述べました。 そのため、イーサリアムブロックチェーンの場合、ブロックチェーン上に乗っているものがイーサリアムの総額を超えるというのは、マイニングコストよりも大きな借金をしていることを意味し、攻撃のためのコストを払うことが合理的になり、51%攻撃を引き起こす恐れがあるようです。 岩村先生: 秘密鍵が自主的に公開されることへの懸念 岩村先生は、イーサリアム上で1000万の借金したときを例として、それを取り消そうという攻撃をすることが合理的になってしまう、と述べました。 秘密鍵は財産を保持するために隠すことが当たり前ではあるが、例えばイーサリアム上で1000万の借金をして債務超過になった場合、秘密鍵を隠す必要はなくなり、秘密鍵はこれですよと、ネット上の掲示板等に書けてしまう。 そうすると、本当にその人が借金した、正しい負担なのかそうでないのか分からなくなると主張しました。 まとめ 今回のパネルディスカッションは、基本的には暗号通貨とブロックチェーンに対して、懐疑的な意見が多かったように思えます。 しかし最後には、パブリックチェーンと言うかは別として、ある程度は自分が持っている情報を開示して、パブリックでアクセスできる状態には持っていって、一定時間ごとにハッシュを開示する、お互いに引用しあう、そいう言ったものはできてくるだろうなと思う。 と締めくくり、これからの技術発展に期待をしている姿勢を見せました。 sota ブロックチェーンでできることとできないことを理解し、冷静に見ることが大事ですね。