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2018/05/24オーストラリアがブロックチェーン研究に本腰か!?研究に約6000万投入
この記事の3つのポイント!・オーストラリアがブロックチェーン研究局のDTAに約6000万円程の予算を振り分ける。 ・DTAは、オーストラリアの首相内閣省の内局で「デジタル変換局」と呼ばれる。 ・他のオーストラリアの機関もブロックチェーンへの関心を高めている。 引用元:www.itnews 豪首相がブロックチェーンの研究を要請 オーストラリア政府が約70万豪ドル(日本円で約6000万)をブロックチェーンの研究費にあてるとオーストラリアの地元メディアが報じました。 オーストラリアのマルコム・ターンブル首相はDTAの副大臣であるマイケル・キーナン氏に文書でブロックチェーンの研究を進めるよう申請したそうです。 DTAとはオーストラリア政府が提供するサービスをデジタルなものに変える局で「デジタル変換局」と呼ばれることもあります。 DTAの最高デジタル責任者のピーター・アレクサンダー氏が「ASIC(オーストラリア証券投資委員会)や移民局(内務省もブロックチェーンへの注目を高めている」という旨の発言をしています。 また、ピーター氏は「他の機関でもブロックチェーンへの関心が高まっている」と述べており、オーストラリア全体でブロックチェーンが注目されていることが伺えます。 ゆっし いよいよ各国がブロックチェーンに本格的に注力してきましたね。 ゆっし ただブロックチェーンは目に見えるものではないので一般社会まで浸透するにはまだ時間がかかるかもね。でも確実に世界中がこの技術を取り入れていってるね。
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2018/05/18コインチェック XMR、REP、DASH、ZECの4つの匿名通貨の取扱中止 ハッキング対策か
この記事の3つのポイント!・Coincheck(コインチェック)がXMR、REP、DASH、ZECの取り扱いを6月18日で中止 ・6月18日の時点で上の4種類の通貨を保有している場合は自動的に日本円に転換される ・追跡が難しい匿名通貨を選んだためハッキング対策と考えられる 記事引用元:Coincheck 4種類の匿名通貨が取り扱い廃止予定 本日5月18日、コインチェックがXMR(Monero)、REP(Augur)、DASH、ZEC(Zcash)の4つの通貨を6月18日に廃止するとホームページで発表しました。 廃止の理由についてコインチェックは「先日のNEMハッキング事件で金融庁から業務改善命令を受け、少しでも懸念のある通貨を取り扱うことは適切ではないと判断した上で、各仮想通貨の特性を再検証した結果」という旨を明かしています。 (6月18日以降のコインチェックでの取扱通貨はこのようになります↓) 取扱通貨 BTC、ETH、ETC、LSK、FCT、BCH、XRP、XEM、LTC、ZEC、XMR、DASH、REP また、廃止日になってもXMR、REP、DASH、ZECの4通貨をCoincheck内で保有している場合は、市場価格で売却され日本円に転換されるそうです。 Coincheckは注意喚起として、多数の送金申請があった場合送金完了までに数日かかる可能性があるとしています。 【一部仮想通貨の取り扱い廃止のお知らせ】https://t.co/HcVZdtkFdb — Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) May 18, 2018 金融庁が仮想通貨交換業の規制を更に厳しくする方針へ ゆっし 匿名性の高い通貨が廃止されているね。。。これは、ハッキングされたら追跡できないからなのかな?
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2018/05/18アリババ創業者であるジャック・マー氏「ビットコインはバブルだ」とコメント
この記事の3つのポイント!・アリババの創業者ジャック・マー氏がビットコインはバブルだと発言 ・一方ブロックチェーン技術に関しては、Eコマース企業には欠かせないものになると考えている ・アリババは今後も仮想通貨業界には参入しない模様 記事引用元:www.8btc.com ブロックチェーンには肯定的。ビットコインには否定的 ブロックチェーンについて 5月16日中国の天津で開かれたThe 2nd World Intelligence Congress(第2回世界情報カンファレンス)でアリババの創業者ジャック・マー氏がこう発言しました。 「ブロックチェーン技術はバブルではないが、ビットコインはバブルだ。」 年間何十億もの取引があるアリババや他のEコマース(電子商取引)企業にとって、プライバシーとセキュリティは大変重要な問題だとジャック氏は語っています。 そのジャック氏はブロックチェーン技術がプライバシーとセキュリティの問題を解決することができるものだと数年前に気付いた時からブロックチェーン技術を研究してきたと言います。 そしてジャック氏は今回のカンファレンスで「ブロックチェーン技術は企業レベルから個人レベルまでのプライバシーとセキュリティ問題を解決することができると信じている」と話しました。 ビットコインについて 一方でビットコインに対してジャック氏はこれまで 「ビットコインには関心が無い」 「ビットコインに世界が対応できるとは思わない」 などと発言してきましたが、今回のカンファレンスでも「ビットコインはバブルである」と発言し否定的な態度を変えませんでした。 アリババグループでは、ジャック氏の影響もあってか仮想通貨業界には参入しておらず、一部のサイトでは、すべてのICO関連の広告を禁止しています。 ゆっし ビットコイン自体がすごいのではなく、その中身がすごいと言っているんだね。
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2018/05/18中国政府が仮想通貨ランキングを発表 ビットコインは13位!?
中国の工業情報化省は、公式の仮想通貨ランキングを17日に発表しました。 このランキングは国内の専門家によって作成されていており、「技術」「アプリケーション」「イノベーション」という3つの観点からそれぞれ評価付けを行って、その総合得点でランク付けが行われたようです。 ランキングは以下のようになっており1位がイーサリアム(ETH)、2位がスチーム(Steem)、3位がリスク(LSK)となっています。 通貨名 順位 ETH(Ethereum) 1 STEEM(Steem) 2 LSK(Lisk) 3 NEO(NEO) 4 KMD(Komodo) 5 XLM(Stellar) 6 ADA(Cardano) 7 IOTA(IOTA) 8 XMR(Monero) 9 STRAT(Stratis) 10 QTUM(Qtum) 11 BTS(Bitshares) 12 BTC(BITCOIN) 13 XVG(Verge) 14 WAVES(Waves) 15 ビットコイン(BTC)が13位というランキングになっていたり、ビットコインキャッシュ(BCH)、リップル(XRP)がランキング上位では無かったりなどこれまでに各国、各メディアによって作られたランキングとは違っている部分も多くあることが分かります。 中国当局は今回のランキング発表から、パブリックブロックチェーンのプロジェクトなども進めていくようです。
インタビュー
2018/05/17CRYPTO TIMES NIGHT #1 ゲストによるトークセッション
CRYPTO TIMES NIGHT #1に関するイベントレポートです。 今回はCRYPTO TIMES運営であるアラタさんと、ゲストとして呼ばれた3人の日本の仮想通貨ブロガー達によって行われたトークセッションに関するレポートです。 それぞれが注目している最先端技術から、日本の仮想通貨界の現状についてなどの興味深い話が沢山聞けました。 こちらのトークセッションの内容を、是非ご覧ください! CRYPTO TIMES NIGHT #1 SKYFchain講演レポート - CRYPTO TIMES テーマトーク CRYPTO TIMES運営者のアラタさんがモデレーターとして参加しました。 パネル登壇者は自身のブログを運営しているブロガーの方々です。 パネル登壇者 アラタ@cry_curr_ar (モデレーター) edindin@edindin_crypto BULLヒロ@bullhiro_crypto カズト@nomad_btc 注目している最新技術は? 「それぞれが今注目している最先端技術は何か」というテーマでまずこのパネルディスカッションがスタートしました。 この問いに対して「センサーに注目している」とBULLヒロさんは答えました。 ブロックチェーンの技術を実際に利用するにはまず前提として情報が必要で、その情報を得るための一つの手段としてセンサーが必要となると語っていました。 また、ブロガーの傍らIT企業で働いているBULLヒロさんによると、大手の通信キャリア3社が共同で低電力、低通信料のIoT専門デバイスを開発しているようで、このようなものはこれからどんどん世の中に出ていくだろうと話していました。 また、最先端技術として仮想通貨を挙げたedindinさんはこう語っていました。 「金融というのは実体が無いもの。現実世界に生きている我々にとって実体のある資産を拡張するような仮想通貨は良いと思う」 実体のないものはふとした瞬間に全くの無価値になる可能性があるが、実体のあるものは無価値になる可能性は低いだろうと話していました。 仮想通貨の現状について 仮想通貨の話が出た流れで「今の仮想通貨業界に対して思うことは何か」というテーマでトークがなされました。 このテーマについてedindinさんは「法律が整っていない所に仮想通貨は集まる傾向があるためリスクをしっかり考えるべき」と話します。 法律が整っていないダークマーケットの方が仮想通貨にとっては都合が良いため(プロジェクトなどを進めやすい)仮想通貨はそういう場所に集まるようです。 しかし、法律が整っていないためその分リスクが増えるということも理解しなければなりません。 カズトさんも同じくリスクに関して以下のように言及しました。 「仮想通貨は全てのプロジェクトが上手くいくように思っている人が多い印象がある。10あるうちの8は上手くいかないようなものだと思うので、投資家の人はしっかりリスクに対して意識しないといけない。」 次に話したBULLヒロさんはリスクを少し違った角度から捉えていました。 「リスクがあるということはそれだけ参入障壁があるということ。この状況でリスクを回避する能力を鍛え上げながら情報発信を続けていきたい」 とリスクを逆に利用して自身を磨こうとしているようでした。 セッションによせられた質問 実態のあるもの × ブロックチェーンのプロジェクト 「実態のあるものとブロックチェーン技術が上手く組み合わされているプロジェクトは実際にどんなものがあるか」という質問が投げかけられました。 この質問について、先ほど実体物とブロックチェーンについて話していたedindinさんは「SamuraiX」という不動産とブロックチェーン技術を組み合わせたプロジェクトに注目していると話していました。 CRYPTO TIMESではSamuraiXについて記事を取り上げています。 CEOへのインタビューなどもありますので是非以下の記事をお読みください。 【ICO】SAMURAI-X(サムライエックス) 誰でも世界の不動産へ投資し、賃貸収入を得られるプロジェクト - CRYPTO TIMES 【対談】SamuraiX(サムライエックス) CEOにプロジェクトインタビュー - CRYPTO TIMES 良いICO、オススメの分野 続いて「ICOはどのようなものが良いのか」という質問が上がりました。 それぞれが判断する時の基準や、今注目しているものについて、モデレーターのアラタさんも含めて4人はそれぞれ以下のように話しました BULLヒロ 投資は別としても、元々顧客をもっているところは強いと思います。 edindin NEOやEthereumのようなプラットフォームや、実際にそれを使って動くものがあるプロトコル系が強いですかね。 アラタ シェアリングエコノミーの分野が最近だと、トークンエコノミーと相性が良いのでは?と少し考えています。 カズト 元々あったコンテンツ提供のプラットフォームにブロックチェーン技術が組み込まれたようなものが良いと感じていますね! 4人によると ・顧客を元々持っているもの ・実際にそれを使って動いているものがあるプロトコル系 ・シェアリングエコノミーに関するもの ・元々あったコンテンツ提供プラットフォームを拡張させるもの などがICOとして良いものだそうです。 類似のプロジェクト 最後に「似たようなプロジェクトがあった時はどのように優劣をつけるのか」という質問があげられました。 仮想通貨業界は似たようなプロジェクトが乱立していますが、それらの良し悪しを決める際にどのような基準で考えているのでしょうか。 edindinさんはこの質問について「元々会社でサービスを提供してきちんとした実績があるかどうか見ている。0からスタートしたところとは信頼度で差がある。」と話していました。 またBULLヒロさんは「そのプロジェクトに関わってるメンバーや役員をしっかり見る。あとはチャートをしっかり見る」と述べていました。 まとめ いかがだったでしょうか。 CRYPTO TIMES NIGHTでは仮想通貨に関わる人にとって興味深い話がなされていました。 読んでくださった方々にとって参考になる部分があったのではないでしょうか。 以上、CRYPTO TIMES NIGHTのレポートでした!
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2018/05/16LINEがICONとブロックチェーン技術関連の子会社「unchain(アンチェーン)」の設立を発表
この記事の3つのポイント! ・LINEの子会社がブロクチェーン技術関連の子会社「unchain」の設立を発表 ・unchainはユーザーが提供した情報から報酬を得られるトークンプラットフォームの設立が目標 ・unchainと先日設立した「unblock」の2社でブロックチェーンサービスを作り上げていく 記事引用元:LINE Corporation ブロックチェーン技術の子会社「unchain」 LINEの子会社であるLINE Plus CorporationはICON財団と共同出資会社「unchain(アンチェーン)」を立ち上げたことを16日に発表しました。 unchainは「トークン経済のプラットフォーム」を開発することを目標にしているようです。 このプラットフォームは「ユーザーが情報の生産者であり消費者である」ということに注目し、ユーザーの情報の貢献に応じて報酬がもらえるようなものです。 unchain(アンチェーン)は先月LINEが立ち上げた別の子会社「unblock(アンブロック)」と共にDapps(分散型アプリケーション)の開発からLINEのブロックチェーンサービスのメインネットをリードしていくようです。 またLINEはunchainのCEOとしてICON財団の技術部長を務めていたH.K.Lee氏を任命したようです。 LINEはH.K.Lee氏を「ブロックチェーン技術と人口知能における知識と経験がある人物だ」と紹介しておりその期待の高さが伺えます。 用語解説ICON=ICON財団が提供する韓国最大のグローバル分散型アプリケーションプラットフォーム unblock=LINEのサービスにブロックチェーン技術を組み込むことを目的として、4月2日に設立されたLINEの子会社 I just published “Joint Venture between ICON and LINE: ‘Unchain’” https://t.co/3xpHhuWl38 — ICON (@helloiconworld) May 15, 2018 ゆっし 大企業もブロックチェーン技術を本格的に導入してきたなあ。今後LINEでどのようなサービスが提供されるか楽しみだね!
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2018/05/15台湾の台北富邦銀行 ブロックチェーン決済システムを導入
この記事の3つのポイント! ・台湾の台北富邦銀行がブロックチェーン決済システムを導入 ・国立政治大学の一部の場所にシステムを導入した ・台北市も、ブロックチェーン技術の導入に積極的 記事引用元:TAIPEI TIMES 台北富邦銀行がブロックチェーン決済システムを導入 台湾メディアのTAIPEI TIMESが台湾の台北富邦銀行がブロクチェーン技術に基づく決済システムを導入したと14日に報じました。 この決済システムは昨年の3月から開発が行われており、先日国立政治大学の一部の場所に導入されました。 この決済サービスを導入してから、決済取引数が2週間で当初の4倍に増加したそうです。 このサービスは、台北富邦銀行の「Lucky Pay(ラッキーペイ)」という決済アプリケーションを使って利用されるようで、利用者は提携店舗の2次元コードを読み取ることで決済が可能となるようです。 事業者はブロックチェーン上に記載された取引を閲覧できるようになっており、事業計画を練る際などにこのサービスで得られた情報を利用することができるようです。 台北市は、ブロックチェーンを用いた大気汚染の最新情報の提供などのサービスを市民に提供することを発表しており、市全体としてもブロックチェーン技術の利用に積極的であることが分かります。 世界で初めて国がブロックチェーン決済システムを開始、台湾にて。台北富邦銀行は国立政治大学近くのレストランやショップで #Ethereum ネットワーク上の支払いシステムを導入。BFTコンセンサス・プロトコルと呼ばれるアルゴリズムを使用しており、決済時間は1秒未満。https://t.co/CJHHI80N6q — Japan Coin Lab. | 日本仮想通貨研究所 (@jpcoinlab) May 15, 2018 ゆっし ブロックチェーン技術が身近のいたるところに導入される日も近いかもね。
インタビュー
2018/05/14CRYPTO TIMES NIGHT #1 SKYFchain講演レポート
先日行われたCRYPTO TIMES NIGHTでSKYFchainのCEOであるアレクサンドル・ティモフェエフ氏が講演しました。 SKYFchainはドローンなどと関連のあるシステムで、これからさらに注目されると思います。 講演内容をまとめてみましたのでこれを機会に是非SKYFchainについて知ってみましょう! SKYFchain / SKYFT -世界初の重貨物用ドローンプラットフォームのプロジェクト- SKYFchain ゲストピッチ SKYFchainの概要 「今、物流界には革命が起きようとしています」 とSKYFchainのCEOのアレクサンドル・ティモフェエフ氏は語りだしました。 アレクサンドル氏によると物流界は無人化への動きが進んでいるようです。 しかし、人からロボットへの移行には様々な障壁があり、課題も沢山あるようです。 その障壁を乗り越えることができるのがSKYFchainというプロジェクトです。 SKYFchainはオペレーティングプラットフォームで、顧客がインターフェースを通じてSKYFchainとやり取りをするというシステムです。 説明によると、顧客が行いたいトランザクションをパズルのように直感的に選ぶことが可能になっています。SKYFchainを利用すれば配送会社が自社でシステムを作らずに貨物ロボットを操作することが可能になります。 また、SKYFchainの重要なポイントとしてアレクサンドル氏は決済方法を挙げていました。 SKYFchainのサービスを利用する側は、仮想通貨ではなく法廷通貨で支払いをすることが可能だそうです。 このシステムによってこれまで法廷通貨で取引していた企業もSKYFchainを使ってビジネスを展開することが可能となるようです。 また「SKYFchainはパブリックシステムとして独立しているため外部のシステムのラグやバグに影響を受けることがない」とアレクサンドル氏と話しました。 今月の2018年5月末にプラットフォームのプロトタイプがリリースするようです。 https://www.youtube.com/watch?v=0lmiHx0p-ZE SKYFchainの歴史 「SKYFchainは成功したプロジェクトのスピンオフです。」とアレクサンドル氏は語ります。 SKYFは、世界初の産業用重貨物ドローンを開発した企業で、実際に現在1台が運行をしているそうです。 6社の有名企業のクライアントが既にいて、現在も順調にプロジェクトが進んでいるそうです。 「ドローンの開発が成功した後、ドローンとビジネスの世界を繋げるシステムが無いことに気が付きました」とアレクサンドル氏は続けます。 自社のドローンを様々な企業に使ってもらおうとSKYFchainの開発を始めたようです。 ドローンの性能 SKYFのドローンの性能についても紹介されました。 「SKYFのドローンはヘリコプターとマルチコプターの間のものである」とアレクサンドル氏は言います。 ヘリコプターより安い費用、マルチコプターより重いもの(50kg~300kg)を運ぶことができるようです。 SKYFのドローンは農薬の散布、輸送、震災時の対応などに使われる予定のようです。 POINTマルチコプターとは複数のローターが回転することで飛ぶもののことを言います。ドローンとの違いは自立して動くがどうかです。現在日本で「ドローン」と呼ばれているものは操作して動かしているため本来の概念とは少しずれているところがあります。 Q&A 会場でアレクサンドル氏に対して、質問がなされました。そのうちのいくつかをピックアップしたいと思います。 Q1、このプロジェクトはどこの企業と業務提携をしていますか。 -「British Petroleum、ガスプローム、UPS、ロシアのトップ10の農業の企業全て、ITCというベトナムの港関係の企業」 Q2、なぜ、日本のドローン会社(DJI)ではなく、UPSと提携したのか -「DJIは小さいドローンを作っている会社。我々のドローンはもっと大きなもの。 競合に関して言えば、ドローンの会社よりもヘリコプターの会社。」 Q3、アメリカのSECの規準をパスしたと思うが、それはt0への上場を見越してのことか -「ドローンについてはアメリカには参入しないが、トークンに関してはアメリカにも関心はある。 オペレーターというアメリカの大手の車会社ともSKFchainの導入について交渉している。」 トークセッション SKYFchainの講演が終わった後、アレクサンドル氏とブロガーのコンソメ舐め太郎さん @Ether_takuya によるトークセッションが行われました。 日本やエストニアのドローンの課題 コンソメ太郎さんは自分でもドローンを持っているようですが、日本では人が住んでいるような場所はほとんどドローンを飛ばすことが法律で禁止されていると話しました。 これは、安全性やプライバシーの問題が関わっているためのようです。 「日本はビルが多く建っているのでドローンでの運送も実用化はなかなか厳しいと思う」と話していました。 一方エストニアでの課題として考えられるのは「安全性とコスト」とアレクサンドル氏は述べていました。 エストニアでは、ドローンでものを運ぶよりも車で運んだほうが安いそうです。 また、安全性に関しては「郊外だと安全性が増すため、都心では無人自動車、郊外ではドローンと分けて使われていくと思う。」と話していました。 SKYFchainにブロックチェーンの必要性 「SKYFchainにブロックチェーンを導入する意味は何なのか」という質問が上がりました。 これに対してアレクサンドル氏は 「SKYFchainにはトークンエコノミーと同じで分散型のデータベースが必要。」と答えていました。 例えばドローンが飛んだ時、飛ばした人、操作する人、メンテナンスする人、受け取る人などの多くの参加者の色んな情報が繋がっていないとSKYFchainのシステムは成り立たないと話していました。 トークンについて 「SKYFTというトークンを発行する必要性はあるのか」という質問もあがりました。 「SKYFchainの中にはトークンエコノミーという要素が重要です。」とアレクサンドル氏は話します。 独立したプラットフォームであるには自分がオーナーでない状態でもエコシステムが動いているようにしたかったため、トークンを発行したようです。 トークンの話が出たところで「SKYFchainは個人向けのサービスではないが私達がトークンを持つ意味はあるのか」という質問があがりました。 これに対してアレクサンドル氏は「直接的に使えるわけではない。個人にはトークンの価値があがることを期待して買ってもらう」と述べました。 個人が買う場合は投資として買ってくださいということでした。 投資というワードが出ましたがアレクサンドル氏は「これはギャンブルではないです。これから先ロボットもユーザーも増えるのは目に見えてますので価値が上がると思っています」とその将来性の高さをアピールしました。 スケラビリティーについて SKYFchainのスケラビリティーについても質問があがりました。 膨大のロボットがSKYFchainに繋がっているとスケラビリティーに問題がでてきそうと感じます。 それに対しての対策についてアレクサンドル氏は「オンラインプラットフォームではないのでそこまで膨大な取引はない。」と答えています。 また、全てのドローンを追跡しようとした場合出発点と最終点が分かれば良いシステムにしていると述べていました。 SKYFchainではスケラビリティーをしっかり考慮したシステム設計がされているようです。 まとめ SKYFは実際にドローンという実態を開発している実績もあり、ドローンやロボット市場のことを考えてもとても面白いプロジェクトだと思います。 これからのSKYFの動向にも要注目ですね! 以上、CRYPTO TIMES NIGHT #1のレポートでした!今回参加できなかった方は是非とも、次回のイベントに足を運んでくださいね!
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2018/05/01ブロックチェーンスマホ SIRINLABS 10月に日本で発売へ
この記事の3つのポイント!・SIRIN LABS社が10月にブロックチェーンスマホを発売予定 ・販売国は日本、アメリカ、イギリス、韓国、ベトナムの5カ国 ・販売予定価格は約10.8万円 記事引用元:日本経済新聞 ブロックチェーンスマホとは?? ブロックチェーンの技術を使ったスマートフォンがSIRIN LABS社から10月に発売されるということが4月29日に日本経済新聞で報じられました。 販売国は日本、アメリカ、イギリス、韓国、ベトナムの5カ国となっており、これについてSIRIN LABS社のCMO(最高マーケティング責任者)は「新技術を試そうとするアーリーアダプターが多いからだ」と話しています。 SIRIN LABS社は、イスラエルに開発本拠を構えるスイスの会社で、台湾の鴻海精密工業の子会社と手を組んで生産の準備を行っています。 仮想通貨の保管取引などのセキュリティーレベルが高いスマホを展開する予定だそうです。 年内に10万台超の出荷を目指しており、その販売価格は約1000ドル(約10万8千円)を予定しているそうです。 ゆっし スマホ自体がセキュリティにしっかりしてるって結構大事なポイントだよなあ
レポート
2018/04/30【CRYPTO TIMES共催イベント】Crypto Media Collection Vol.1「VeChain」講演レポート
先日行われたCRYPTO TIMES共催イベント【Crypto Media Collection Vol.1】のゲスト講演として、VechainのKevin Feng氏が登壇されました。 Vechainは企業レベルのパブリックチェーンやサービスを開発を提供しています。 実際に提供されている(される予定)のサービスについて色々と紹介されましたのでレポートしていきたいと思います! VeChainのユースケース Crypto Media Collection のVeChainの講演内では、VeChainのユースケースに関して幾つか話されました。 ブランドバックを追跡 最初に紹介されたサービスはブランドバックにIoTチップを埋め込み追跡できるというものでした。 このIoTチップには生産情報や流通情報が含まれていて、最終的に消費者が買うまでの流れを消費者自身がアプリケーションで確認することができるようです。 これによって消費者が偽物かどうかを判別できることが可能となるようです。 また、Feng氏は「消費者だけはなくブランドメーカーにも利点がある」と述べていました。 中国では「発注した数と実際に工場で生産される数が違う」という問題がよく生じるそうで、 このサービスを利用すれば、メーカー側が今現在の生産数を把握できるためこの問題を解消することができるようです。 今は実験段階で1500個のカバンにIoTチップを埋めて市場に流しているようで、コラボする予定のブランドメーカーも追ってHPで発表するようです。 ワインを追跡 こちらもブランドバックのように、生産、流通の流れを把握できるサービスを考えているそうです。 高級ワインのボトルのネックにIoTタグを付けて、開封されると壊れる仕組みになっているようです。 こちらのサービスはD.I.Gという輸出会社などとコラボしていると話していました。 自動車のデジタルパスポート こちらのサービスは自動車に関する情報をデジタルパスポートに全て記載するものだとFeng氏は話していました。 運転手の運転習慣や、車の状態、修理記録などを全てブロックチェーン上に記録していくそうで、 これによって保険会社が全ての車の情報が分かりコストの削減が可能となるようです。 また、Feng氏は全ての車の情報が確認することができるため「中古車の価値も高まる」と話していました。 コールドチェーンの物流ソリューション 最後に紹介されたのは、サプライチェーン上の商品の温度を管理できるサービスです。 生産から消費者に商品が届くまでの全ての状態の温度をブロックチェーンに記録することができるそうで、これによって今まで人によって確認されていた作業がカットされてコストを削減できるようです。 VeChainにおける今後の展開 最後にFeng氏はVechainの今後の展開について述べました。 Vechainの目的は実際にブロックチェーン技術を利用して、色々な企業の問題を解決することだそうです。 この目的は順調に進んでおり、次の段階としてパブリックチェーンをリリースして異なる企業、サービス同士を連結させると話していました。 「このパブリックチェーンはガバナンスモデルと経済モデルを大事にしている」とFeng氏は述べており、 ガバナンスモデルに関しては非中央集権と中央集権の特徴、つまり公平と効率のバランスをとったデザインをしているそうです。 また、経済モデルに関しては2つのトークンシステムを導入し(VeChainトークンとVechain Thorトークン)トランザクションコストを調整するようです。 まとめ Vechainでは、ブロックチェーン技術を実際のサービスと連携させて様々な方面で展開されているようですね。 IoTとブロックチェーン技術を融合させる企業としてとても進んでいると思います。 VechainはBMWなどの大きな企業ともコラボレーションしており、今後のVechainの動向は注目です! 以上、【CRYPTO TIMES共催イベント】Crypto Media Collection Vol.1 Vechain講演レポートでした!! 【CRYPTO TIMES共催イベント】Crypto Media Collection Vol.1 イベントレポート