Aaveのステーブルコイン「GHO」1月にテストネットでリリースへ
Crypto Times 編集部
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レンディングプロトコルAaveを手掛けるAave Companiesが開発に取り組むステーブルコイン「GHO」が1月にパブリックテストネットでリリースされます。
GHO internal testnet is ghoing well, we’ll take a break now and release a public testnet beginning of January including V3 @AaveAave market for Ethereum. Happy holidays 👻
— Stani.lens (🌿,👻) (@StaniKulechov) December 23, 2022
Aave創設者Stani Kulechov氏によると、GHOの開発は順調に進んでおり、公開予定のAave V3と合わせてパブリックテストネットワークをローンチするとしています。
GHOは今夏にガバナンス投票を行なった後、開発への着手が行われました。
The community has given the greenlight 🟢 for GHO 👻 The next step is voting on the genesis parameters of GHO, look out for a proposal next week on the governance forum https://t.co/ba4oK50Wb8
— Aave (@AaveAave) July 31, 2022
USDにペッグされた分散型ステーブルコインであるGHOは、ユーザーが担保となる暗号資産を供給して生成し、担保を引き出す際にGHOはバーンされる仕組みが採用。ユーザーはステーブルコインの生成に加えてAaveでの金利収入を得ることが可能です。
GHOで導入される「ファシリエーター」という概念において、ファシリエーターはGHOの生成/バーン能力を有しており、GHOの生成に関して異なる戦略を適用できるのも特徴の1つです。(Aaveはファシリエーターの1つ)
![](https://crypto-times.jp/wp-content/uploads/2022/12/Graphic-8.png)
ファシリエーターのイメージ図 | 画像引用元:Aave
現在、チェーンを除くプロトコル収益ランキングでUniswapに次ぐ第2位を記録しているAave。
GHOではプロトコルが債務超過に陥った場合、AAVEトークンが自動的に売却されて補填される仕組みが採用されるなど、レンディング大手のAaveとも密接な関係を持っており、今後の動向に注目です。
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記事ソース:Twitter、Aave