国内取引所Coincheck(コインチェック)が2021年夏にIEOを実施予定
Crypto Times 編集部
国内仮想通貨取引所のCoincheckが2021年夏にIEOを実施する予定であることを発表しました。
これは国内では初の事例になるので、日本ユーザーの多くの方に注目されています。
\IEOについて👀/
コインチェックは、国内初となるIEOを今夏に実施予定であることをお知らせいたします。また、本日IEOに関する情報を掲載する公式サイトを公開いたしました。https://t.co/Sl714U4UOX— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) May 31, 2021
IEO(Initial Exchange Offering)は、プロジェクトが取引所を介してトークン発行しコミュニティ形成、資金調達をするものです。
2017年~2018年に流行ったICO(Initial Coin Offering)と似た性質を持ちますが、取引所が主軸となりトークンを販売するモデルです。
ICOに比べるとIEOは取引所の審査なども入りますので、100%ではありませんがICOより安心してユーザーはトークンを購入することができます。
おそらく、Coincheckで実施されたIEOのトークンはそのままCoincheckに上場する可能性が高いと思われます。BinanceなどのIEOは基本的にIEO後、取引所に上場しています。ICOの様に購入した通貨がどこにも上場せずに終わるという可能性も低いはずなので、ユーザーが安心できるポイントです。
関連:IEOとは?ICOとの違い・各取引所のパフォーマンスを解説
第一弾として、株式会社HashpaletteのIEOを今夏実施予定です。加えて、IEOに関する情報を掲載する公式サイトが公開されています。
今回のIEOでは、Hashpaletteが2021年3月にテストネットをローンチした、NFT特化ブロックチェーン「パレット(Palette)」のユーティリティトークンである「PLT」を今年夏に販売する予定です。詳しい情報はまだ公開されていませんので、続報をお待ちください。
「パレット(Palette)」はマンガ・アニメ・スポーツ・音楽といったエンターテイメントコンテンツのNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)形式での流通に最適化されたブロックチェーンネットワークです。
「パレットトークン(ティッカー:PLT)」は、イーサリアムブロックチェーン上で発行され、パレットエコシステムにおけるコンセンサスノード運営報酬の支払い、スマートコントラクトの発行手数料(GAS)の支払い、NFT売買の決済などの用途で使用されます。
IEOのみではなく、NFTマーケットプレイスやENJの取り扱いなど2021年に入ってから発展性の高いプロジェクトが進んでいるので、Coincheckの今後の動向を楽しみにしておきましょう。
Coincheckの利用方法はこちらの記事で解説をしていますので、口座開設をしていない方は参考にして下さい。