仮想現実(VR)ショッピングが実現?! マークスペース(Mark.Space)が12月に大型アップデートを追加予定

2018/11/29・

Yuya

仮想現実(VR)ショッピングが実現?! マークスペース(Mark.Space)が12月に大型アップデートを追加予定

仮想現実(VR)と拡張現実(AR)を活用した仮想世界プラットフォーム・マークスペース(Mark.Space)が、ファッションとオンラインショッピングを連携したサービス「マークモーダ(Mark.Moda)」を開始すると発表しました。

マークスペースでは、VR・AR技術を活用して仮想世界を作成することができ、現在のバージョンでは、「居住区ユニット」と呼ばれる仮想アパートを自在にデザインすることができます。

居住区ユニットは誰でも訪問することができ、MRKと呼ばれるプラットフォーム上の暗号通貨を用いてユニットの購入や取引を行うこともできます。

今回マークスペースが12月に控えているアップデートでは、この居住区ユニットにショッピング機能を追加することで、ユーザーが自宅にいながらアパレル店舗を直接訪問しているような体験をすることができるといいます。

ショッピングユニットでは展示商品の閲覧から決済まで全て行うことができ、ネットショッピングのように商品の詳細情報も空間内で2Dで確認することができるとされています。

また、年末までには仮想店内にアバターで表現された店員を配置し、訪問者の質問等に応える顧客対応サービスも実装するといいます。

顧客対応では、サービススタッフがオンラインで実際に対話をしたり、チャットボットを活用することなどもできるとされています。

今回のアップデートでは、ユーザーがより現実味のある仮想空間を体験できるよう、ユニット内のドアやエレベーターが実際に作動したり、光の反射などといった映像効果も追加されたといいます。

更にマークモーダでは、自身を忠実に再現したアバターに商品の着せ替えを行うこともでき、他のユーザーはシェアされたコーディネート画像から気になるアイテムを閲覧することなどもできるようです。

マークスペースの代表であるヤーナ・コントロヴィッチ氏は、ローカルブランドが「マークモーダを通じて世界中の顧客に直接出会える日を楽しみにしている」と述べています。

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