SBIがシンガポールの決済企業に出資|ステーブルコイン推進か

2026/09/19・
SBIがシンガポールの決済企業に出資|ステーブルコイン推進か

シンガポールの決済企業dtcpayは9月18日、2500万ドルのシリーズA資金調達を完了したと発表しました。

SBIグループが戦略的投資家として参加し、SBI Ventures Asset Pte LtdとSBI-NTU-Kyobo Digital Innovation Fundを通じて出資しています。ほかにGenedant Capitalと既存投資家のKwee Liong Tek氏も加わりました。

2500万ドルはシリーズA全体の金額で、SBI単独の出資額や企業評価額、各投資家の拠出額は開示されていません。初回の調達はVertex Ventures Southeast Asia & Indiaが主導し、同社は3月17日に1000万ドルのシリーズAを発表していました。今回の資金は、法人向けポータルの刷新、消費者向けアプリの機能追加、加盟店ネットワークの拡大に充てられる予定です。

dtcpayは、ステーブルコイン(法定通貨と価値が連動する仮想通貨)の受け取りや保管、決済を可能にするインフラを提供しています。Visaカードを通じて世界1億5000万以上の加盟店で利用できるとしていますが、これはカードの利用範囲を示す数字です。シンガポール金融管理局(MAS)の主要決済機関ライセンスと、ルクセンブルクの電子マネー機関ライセンスを保有しています。

SBI Ven CapitalのEiichiro So CEOは、今回の出資を戦略的提携の始まりと位置付け、日本と東南アジア間でデジタル資産の組成を広げる構想と結び付けています。

ただし日本でのサービス開始時期は示されておらず、提携の具体化はこれからの段階となりそうです。

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