SBI、ライブドアを約80億円で買収へ|20年越しの因縁

2026/09/17・

よきょい

SBI、ライブドアを約80億円で買収へ|20年越しの因縁

SBIホールディングス(HD)は、ポータルサイトを運営するライブドアを近く買収する見通しです。親会社で株式情報サイトを手がけるミンカブ・ジ・インフォノイドから全株式を約80億円で取得し、完全子会社化するとされています。買収後は、ライブドアのニュースサイトやブログを、SBIが進めるメディア事業に統合する方針です。

ミンカブにはNTTデータが新たに出資し、既存株主や8%を保有するSBIから株式の一部を買い取って筆頭株主になる見通しです。SBIも資本関係を維持し、3社で協業体制を築きます。

NTTは2025年5月にSBIの第三者割当増資(特定の相手に新株を発行する資金調達)を引き受けており、ミンカブの株価情報サービスとAIを組み合わせた金融機関向けデータ事業などを検討するとされています。

SBIグループは仮想通貨交換業者のSBI VCトレードを傘下に持つほか、米リップル社と長年提携関係を築いてきました。国内の金融大手の中でも仮想通貨事業に積極的な企業として知られています。ポータルサイトの集客力と金融データ・AIの分析基盤がそろえば、株式にとどまらず仮想通貨の市場情報の発信や投資家教育にも活用の幅が広がりそうです。

両社には因縁もあります。2005年にライブドアがニッポン放送株の取得を通じてフジテレビの買収を模索した際、北尾吉孝氏率いるSBI(当時ソフトバンク・インベストメント)が、友好的な支援者「ホワイトナイト」としてフジ側に協力しました。

20年を経て買収する立場となったSBIが、メディアと金融データをどう結びつけるのかが注目されそうです。

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記事ソース:日経

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