トランプ大統領の仮想通貨、購入者の5割は初心者か
Crypto Times 編集部
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2025年1月18日、ドナルド・トランプ氏は自身のSNS「Truth Social」とXにて公式ミームコイン「$TRUMP」の発行を発表しました。発行直後から価格は急騰し、初値から最高で388倍に達するなど注目を集め、現在の時価総額は1兆円を超えています。このような規模の仮想通貨を次期米国大統領候補が発行するのは史上初の事例であり、業界に大きな衝撃を与えました。
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Chainalysisが実施した分析によると、$TRUMPを保有する多くのウォレットは個人投資家によるもので、これらの投資家は損益がほぼ均衡していると報告されています。また、$TRUMPおよび同時に発行されたメラニア夫人の公式ミームコイン$MELANIAを保有するウォレットの大半は100ドル未満の価値しか保有しておらず、そのうち80%はSolana上で1,000ドル未満の資産しか保有しない小口投資家であることがわかっています。
🧵1/8 While most wallets holding $TRUMP are retail buyers who have roughly broken even, ~50 whales have a realized profit at a wallet level in excess of >$10M. What else do we know from analyzing $TRUMP and $MELANIA ⛓️on-chain? 👇
— Chainalysis (@chainalysis) January 22, 2025
$TRUMPや$MELANIAの購入者のおよそ半数が購入当日に作成されたウォレットを使用しており、今回のトランプ夫妻による取り組みは初心者の仮想通貨市場参入を促した可能性を示唆しています。
$TRUMPの発表ページでは「Moonshot」と呼ばれるSolana上のトークンプラットフォームが紹介されています。
MoonshotはApple Payやクレジットカードを利用して$TRUMPを購入可能としこれが初心者にとって参入のハードルを下げたとみられています。実際、Moonshotは$TRUMPの発行後、米Apple App Storeでトップ10入りを果たしました。
$TRUMPおよび$MELANIAトークンの94%を40の大口保有者が握っていることも報告されており、トークンの集中保有に対する懸念も浮上しています。今後の市場動向が注目される中、初心者の仮想通貨市場への参入と大口保有者の影響力のバランスがどのように推移するかが鍵となるでしょう。
トランプ公式ミームコイン$TRUMPは国内の仮想通貨取引所ではまだ取り扱われていないものの、仮想通貨取引所Bitget(ビットゲット)ではすでに$TRUMPの現物取引が可能となっています。CryptoTimesの限定リンク(こちら)から口座開設とタスク達成で先着200名で5000円相当の$TRUMPがもらえるキャンペーンも現在実施中です。(詳細はこちら)