英国初、規制当局認可を受けた暗号資産ヘッジファンドが登場
2019/07/04・
Yuya
ニュース
ロンドンに拠点を置く暗号資産ヘッジファンドのPrime Factor Capital社が、英国の金融行動監視機構(FCA)からオルタナティブ投資ファンドマネージャー(AIFM)としての運営認可を取得しました。
Prime Factorは暗号資産専門のヘッジファンドとして初めてFCAから認可を得た企業となり、1億ユーロ(120億円相当)以上の資産(AUM)を取り扱うことができるようになります。
また、同社はサードパーティのカストディアン採用などといったEU内の規制にも従う必要があります。
Prime Factorの投資戦略は公開されていませんが、チームにはブラックロックやリーガル&ジェネラル、ゴールドマンサックス、ドイツ銀行といった有名金融企業の元従業員が揃っています。
同社のAdam Grimsley CEOは、アセットタイプを暗号資産のみに絞った投資を行っていくことで、信頼できる暗号資産ファンドとしての地位獲得を目指していくとしています。
記事ソース: Prime Factor Capital