NFTマーケット「ユニマ」事業拡大に向け 「Funds」と新たな取り組みを開始、詳細は5月に発表予定
Crypto Times 編集部
株式会社モバイルファクトリーと株式会社ビットファクトリーは、ファンズ株式会社が運営する貸付ファンドのオンラインマーケット「Funds(ファンズ)」と共同で「ユニマ(Uniqys マーケットプレイス)」事業拡大に向けた新たな取り組みを開始します。
「ユニマ」×「Funds」取り組み概要
モバイルファクトリーが開発を行っているデジタルデータをブロックチェーン上で個人の資産として保有可能とする、トークン生成・販売プラットフォーム「ユニマ」の認知向上および事業拡大のための新たな取り組みを、「Funds」上で募集されるファンドを通じて開始するとしています。
今回のファンドではFundsが募集主体となり、モバイルファクトリーはこの取り組みに関するプロモーション相当費用をFundsグループに対して支払うのみとなります。そのため、モバイルファクトリーが今回のファンドを通じて資金調達することはありません。
ファンドの内容の詳細は5月中に発表予定とされています。
「Funds」とは?
「Funds」は、資産形成をしたい個人と、資金を借りたい企業を結ぶ貸付ファンドのオンラインマーケットです。資金調達したい企業に向けて、ファンドを通じて出資するという仕組みです。
これまで上場企業を中心とした29社が組成する約75のファンドに対して貸付実績があり、現在までに支払遅延、デフォルトは発生していません。
資金調達企業には、国内最大の格闘技イベント「RIZIN」のメインスポンサーを努めたグッドスピード、消費者金融のアイフルなど、お馴染みの企業が多数名を連ねています。
出資は1円から可能で、利回りは2%前後のものが多いようです。組成総額は上場企業としては少額なのでデフォルトリスクは低いでしょう。
また、上場企業が通常の銀行借入や社債市場で資金調達する場合、現在のマイナス金利情勢下では利率0%台で調達できてしまうので、それに比べても利回りはお得となっています。
一方で借入や社債組成にはそれなりの時間を要する為、迅速な資金調達手段として、また調達間口の拡大の意味でこうしたサービスの需要があるのでしょう。
NFTマーケットプレイス「ユニマ」とは?
「ユニマ」はゲーム内データのほか、動画、記事、写真、楽曲、アートなどのデジタルデータをNFT化し、ユーザーに販売するまでをワンストップで行えるサービスです。
「ユニマ」では、売買に暗号資産を必要とせず、日本円で決済可能です。また、テーマのある作品群や連続性をもった作品を一覧表示する独自の仕組みを採用しています。
安全性確保のため、承認制によるアーティスト登録や本人確認の導入を予定しています。サービス提供会社であるモバイルファクトリーは「駅メモ!」でも有名です。
<各社、サービスの詳細>
「Funds」
株式会社ビットファクトリー
株式会社モバイルファクトリー
ソース:モバイルファクトリー