「NFT流動性のインターフェースに」UniswapがNFT貸付プロトコルとの協議を実施
Crypto Times 編集部
UniswapのNFTプロダクト責任者Scott氏が、自身のTwitter上で「Uniswapは全てのNFT流動性のインターフェースになる」と述べ、現在7つのNFTレンディングプロトコルと協議を行っていることを明かしました。
uniswap is the interface for all nft liquidity.
we are now in talks with 7 nft lending protocols. we will be working with each one to solve for liquidity fragmentation and information asymmetry. this is the first step to building nft financialization.
— Scott 🦄 (@Scott_eth) August 23, 2022
同氏によると、今後、NFTの金融化を実現する最初のステップとして流動性や情報の対称性を維持していくとしています。
Uniswapは今年6月、NFTの販売・購入を行うユーザーが最適な価格を見つけられる機能を提供するNFTマーケットプレイスアグリゲーター「Genie」の買収を実施。
また、今年7月にはローンチ後急成長しているNFT向けのAMM(自動マーケットメーカー「sudoswap」の統合を進めていると発表しています。
sudoswapは、NFTトレードをより効率的に行うためのプロトコルで、「NFT流動性プール」といった新しい仕組みにより、ユーザーはボンディングカーブ上の価格でETHをNFTとスワップできます。
関連:sudoswapの使い方 – NFTをボンディングカーブ上で効率的にスワップできるAMMプロトコル
現在、Uniswapは1日あたり160万ドル(約2億円)の収益をあげ、チェーンを除く全プロトコル中第1位を記録しています。
今後、本格的なNFTの取引機能の実装を行うUniswapの動向に注目が集まります。