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2019/10/08イチからわかるマイニング事情【第3回 】:マイニングプールの形成と巨大化は防げるのか?」
イチからわかるマイニング事情・第3回となる今回は、「マイニングプールの巨大化は防げるのか?」というテーマについて考察したいと思います。 マイニングへの様々な参入障壁のために、マイニングプールというマイナー達の集合体が形成され、少しずつマイニングパワーを出し合うことで誰でもマイニングができるようになりました。 現在は、マイニングを始めるならマイニングプールの利用が最善であるとされています。 なぜならば、個人レベルでマイニングを行おうとしてもハッシュパワーが足りず、ターゲットのナンスを見つけ出すことが極めて困難だからです。 第1回の記事でも説明した通り、個人がCPU, GPUなどを用いてソロマイナーとして活動することはあまりに非合理的です。 そこで、こうしたマイナーたちは、マイニングプールを形成し個人のコンピュータリソースを出し合うことで解決の糸口を見つけました。 そんなマイニングプールが「巨大化する」とはどういうことなのでしょうか?また、それにはどのような懸念点があるのでしょうか? 今更聞けないマイニングプールとは?それぞれのシェアや仕組みを解説 マイニングプールの巨大化とその懸念点 マイニングプールは、各個人がグループを形成し報酬が得られないリスクを分散化する、いわば「一人一人のマイニング報酬が少ない時の保険」のようなものです。 しかし、一旦マイニングプールが大きくなり、ネットワーク全体に対して大きなマイニングパワーを握るようになると、それが魅力となってマイナーがさらに集まり...とひとつのプールがひたすら巨大化していくシナリオが考えられます。 単一のマイニングプールが巨大化し総マイニングパワーの過半数を独占する場合、非中央集権的構造が崩壊し権力の偏りが生まれる恐れがあります。 それに加え、マイナーの発言力増加が円滑で効率的な制度設計を困難にする恐れもあります。 しかし、PoWブロックチェーンの構造上、マイニングはネットワークに欠かせないものです。 このような状況が続く中、コロラド大学の研究者が興味深い論文を発表しました。2014年に発表されたこの論文は"The Miner's Dilemma"(マイナーのジレンマ、以下MD論文)というものです。 マイナーのジレンマ マイニングプールが巨大化すると、そのプールのマイニングパワーが増加し、プール全体がさらなるマイニング報酬を獲得できるようになります。 結果的にそのマイニングプールへの参加はより魅力的になり、次々とマイナーが入ってくることでプールの巨大化が起こります。 巨大化しすぎたマイニングプールはどのような結末を迎えるのでしょうか。 MD論文は、「巨大化しすぎたマイニングプールは支配戦略により規模縮小せざるを得ない」と結論づけています。 この「支配戦略(Dominant strategy)」とは、「自分がとれる行動(戦略)の中で、他人がどう出るかを加味した上で自分が最も得する行動」を指し、一般的にゲーム理論という学術分野で使われる用語です。 「他人がどう出るか」という部分は不確定要素なわけですから、「相手がどう出ようとも自分が得られるだけの利益を得られる行動」が支配戦略となるわけです。 ...わかりにくいですね。ゲーム理論の鉄板「囚人のジレンマ」を使ってもう少し深掘りしてみましょう。 囚人のジレンマ 囚人のジレンマでは、ある犯罪の容疑で捕まったAとBが、意思疎通の出来ない別々の部屋で(重要!)尋問を受けています。 2人の囚人にはそれぞれ「自白する」か「黙秘し続ける」という行動(戦略)の選択肢があります。 しかし、2人の囚人の受ける罪の重さは、それぞれの囚人が取る戦略次第で変わります。 囚人Aも囚人Bも黙秘→それぞれ2年の禁固刑 いずれかの囚人が黙秘、もう一方は自白→黙秘した囚人は15年、自白した囚人は1年の禁固刑 両囚人が自白→それぞれ10年の禁固刑 この損得関係を図にまとめると以下のようになります。 お互いが連絡を取り合えないことや、一方が他方を裏切る可能性があることも含め、このゲームでは「黙秘」と「自白」のどちらが最適な行動なのでしょうか。 ここで、相手の不確定な行動に対して自分の利得が最大になる「支配戦略」はどちらなのか考えてみましょう。 まず初めに囚人Aの立場から考えてみます。 囚人Bが黙秘する仮定だと、囚人Aは黙秘で2年(図左上)、自白で1年(図左下)の禁固刑を受けます。ということは、囚人Bが黙秘する仮定だと、自白という戦略がAにとって最適(一番得する行動)であることがわかります。 では、囚人Bが自白を選択する場合、囚人Aはどのように行動するのが良いでしょうか。 この場合、囚人Aは黙秘で15年(図右上)、自白で10年(図右下)となります。したがってこの場合も、囚人Aにとっては自白が支配戦略(最も得する=懲役が短くて済む行動)であるということがわかります。 つまり、囚人Aは自白という選択が最適な戦略であることがわかります。どちらの囚人も禁固刑の長さは対称なので、囚人Bも自白が支配戦略となります。 禁固刑10年は重いですが、囚人A、Bどちらも他の行動をとると利得が減る(正確には、懲役の期待値が伸びる)状態にあります。このような状態を専門用語で「ナッシュ均衡」と呼びます。 ここで大事なのが、最適な状態といっても、必ずしも最善の状態ではないことです。囚人のジレンマでも、両方の囚人がお互いを信じて黙秘できるのであれば、懲役年数の両者合計は最低になるわけです。 囚人のジレンマとマイニングプール事情の関係 囚人のジレンマを長々と解説しましたが、これとマイニングプールの規模縮小にはどのようなつながりがあるのでしょうか。 マイニングプールには、「自警団攻撃(あるいはサーバント攻撃)」と言われる他のマイニングプールへの攻撃があります。 これは、囚人のジレンマで、A, Bが自白することでいわば双方に"攻撃"を仕掛けるのと同じ要領で、各マイニングプールが他のライバルプールに対して仕掛ける攻撃です。 この攻撃は、「プール管理者にとって、参加しているマイナーの確実な行動管理は難しい」というマイニングプールの弱点をついた攻撃です。 参加者は、有効なブロック(新たにブロックを生成できるハッシュ値)を見つけているにも関わらず、それを破棄して部分的なハッシュ値を提出することで、報酬を不当に得ることができます。 この「自警団攻撃」は、プール管理者から識別することはできません。 自警団攻撃では有効なブロックを破棄するので、マイニングプールはマイニングパワーを無駄に浪費することになります。しかし、予定通りプール内に報酬を分配しなければいけないので、プール全体の利益が減少してしまいます。 これを敵対するマイニングプールに仕掛けることで、攻撃を仕掛けた側はライバルの規模縮小が望めます。しかし、囚人のジレンマにあるように、このような攻撃は双方から行うことができます。 相手が行うから自分も行う、という戦略がナッシュ均衡となってしまうと、健全に(攻撃なしに)マイニングプール運営をしている時に比べ、全体で得られる利益は小さくなります。 つまり、最適な状態といっても、最善の状態ではないということです。 MD論文は、この現象がマイニングプールの規模縮小を起こすだろうと予測しています。 MD論文は正しいのか? では、マイニングプールの規模の実際の遍歴はどうなっているのでしょうか。 以下の統計は、2016年のマイニングプールのマイニングパワーの割合を示しています。 わずか2つのマイニングプールが全体の50%パーセントを支配し、30%以上のマイニングパワーを握っているプールも存在しています。また全体で見ても12のマイニングプールしか存在していなかったのが、2016年でした。 2019年現在では、17つのマイニングプールがひしめき合っており、一番大きなところでもハッシュパワーは20%以下となっています。 これらを見ると、マイニングプールの分散化が実際に起きていると言えます。 しかし、最も重要なことは、マイニングプールの巨大化が抑えられているという現時点の状況ではなく、ある一定規模からは巨大化が進まないという構造(ナッシュ均衡)があるということではないでしょうか。 まとめ 多くのマイニングパワーをもつプールでは、高い報酬を得られることに加えて自由に参加できる場合が多いと論文の著者は述べています。 そのために、巨大化したマイニングプールへの"なりすまし行為"がプールの巨大化を抑え、ライバルプールの規模縮小が起るといった論理展開をしています。 このように、あるプールが他のプールに攻撃を仕掛け利益を減らす行為が続けば、攻撃をしない状態(各マイニングプールがそれぞれのプールのためにマイニングを行うという健全な状態)で得られる利益より全体の利益が低くなってしまいます。 少なくとも、攻撃を仕掛け合うということが理論上ナッシュ均衡となる限り、規模の拡大には限界がある、というのがこの論文の主題でした。 次回は、51%攻撃とも肩を並べ、実際に起こったこともあるセルフィッシュ・マイニングというBitcoinネットワークへの攻撃手法についてお伝えします。 どのようなインセンティブでマイナーが動いているのか、またマイナーにとって正しくマイニングするインセンティブが発生しないようなケースについてもお伝えします。 引用:The Miner`s Dilemma

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2019/10/06Coinbaseがサンフランシスコのオンデマンド倉庫サービスを買収か
TechCrunchは大手仮想通貨取引所Coinbaseがオンデマンド倉庫サービスを手がけるOmniの買収を検討していると4日に報じました。 同紙が報じるところによると、Omniは役員陣から7人を解雇した上で同社のエンジニアチームをCoinbaseへ売却するべく交渉に入っているとされています。 Coinbase側はOmniから引き抜いたエンジニアにCoinbase Earnの開発を担当させる予定だと伝えられています。 Omniは2014年にサンフランシスコで創業されたスタートアップで当初はアイテムを倉庫に預け、スマートフォンで管理できるサービスを提供していました。その後同社はローカルコミュニティ内でアイテムの貸し借りを行える機能を追加しました。 しかし、このサービスは同年にSoftBankが出資するスタートアップへと売却され、Omniは新たに路面店から工具等をレンタルできるサービスをローンチしました。 昨年にはRippleから2500万ドルもの資金を調達したOmniですが、新たなサービスが振るわずエンジニアチームを手放す結果となったようです。 記事ソース: TechCrunch

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2019/10/06他のアプリになりすまし、暗号通貨を盗むマルウェア『Casbaneiro』に注意
Casbaneiro と呼ばれるマルウェアプログラムが現在、蔓延しています。このマルウェアは、SpotifyやWhatsappなどのようなアプリケーションのプログラムになりすまして、ユーザーから銀行情報や暗号に関する情報を収集します。 サイバーセキュリティ企業ESETがまとめたレポートによると、Casbaneiroマルウェアは、2018年5月に最初に検出されたウィルスの一部です。このマルウェアは、元々はブラジルやメキシコの銀行口座を持つユーザーが対象でしたが、ユーザーの暗号通貨を盗むように設計された亜種が確認されています。 ESETのレポートに寄ると、このような悪意のあるコードはメールを介しており、リンクや添付ファイルなどを通じて侵入するようです。ダウンロードされると、マルウェアはGoogleドライブ、Spotify、Whatsappなどの他の一般的なプログラムになりすまし、ユーザーに関する情報を収集します。 このようなマルウェアは海外に限らず、国内でも感染の恐れがあります。PCやスマホを利用する際、不明な宛先のメールなどからのリンクや危ないサイトのURLなどは開かないことを徹底しましょう 記事ソース : ESET Report , CryptoGlobe

特集・コラム
2019/10/05ブロックチェーンTCG『Gods Unchained』完全攻略 -6種類のGodを理解しよう-
Gods Unchained (ゴッズアンチェインド 以下:GU)は、近頃注目を集めているブロックチェーンベースのトレーディングカードゲーム(TCG)です。 HearthstoneやMTG、Faeriaなどに似た緻密なゲームメカニックはもちろん、ブロックチェーンの活用によりユーザー間でカードを取引できるのも魅力です。 GUは1年以上前からカードのプレセールが行われていますが、その間に日本語の記事が幾つかあったものの、その時からルールや状況に変化があります。現状では公式による日本語発信は全く行われていない為、今回の記事ではGods Unchainedの基本的なルールを紹介していきます。 ゲームの登録方法や操作方法についてはある程度直感的に理解できる部分も多いでしょうし、検索すれば色々記事が出てきます。またこちらのようなバトル解説動画もあります。また、カードの入手方法と種類について、課金要素を主とした内容はこちらの記事で説明しています。 よって、本記事ではそこからもう一歩踏み込んでの紹介をしていきたいと思います。 Gods UnchainedにおけるGodとは まず、6種類ある「God」の特徴を紹介していきます。 GodとはHearthStoneで言うところの「Hero」、クリプトスペルズの「文明」、シャドウバースの「リーダー」にあたります。 Godにはそれぞれ以下のような特徴があります。 God毎に4種類の基本スキル(God Power)を持つ God固有のカードが存在する (中立のカードも存在する為、God固有カード+中立カードでデッキを構成する) God毎に得意とする効果や能力が異なる 結果としてGod毎に得意とする戦法が変わってくる God Powerとは まずはGod Power(以後Power)の特徴をまとめます。 各Godが持つ4種類の基本Powerと、カードによって一時的に得られる特殊なPowerがある (調整中の為使えないものがある場合もあります)。 試合開始時にお互い1種類だけ選択する 毎ターンに1度のみ、マナを消費して発動できる (言い換えればターン毎に繰り返し使う事が出来る) Powerはカードを消費せずに繰り返し使える能力である為、上手く使う事によって大きなカードアドバンテージを得る事も出来ますし、コンボ用カードの前提にもなるという事です。 それでは、各Godの特徴と、それぞれのGod Powerをみていきましょう。 Gods Unchainedに存在する6種類のGod Nature Natureは最もバランスが良く、扱いやすい様にデザインされたGodと言えるでしょう。 TCG初心者であればとりあえずNatureから…という選択がお薦めです。 特徴 ランダム性と引き換えにマナコストより高い効果を得られる傾向が強い ステータスが高いクリーチャーを多く持つ 様々な効果のカードをバランス良く持っている ランダム性と引き換えに高い効果を得るという特徴は、初心者のプレイへの敷居を下げるはたらきがあります。 また上級者は、対象を絞ったりタイミングを適切にする事で、ランダム要素を減らす形でマナコストより高い効果を得ることができます。 こんな人にオススメ 手持ちカードがないしゲームも慣れていないので、とりあえず遊んでみたい 色々な効果、能力を試したい ランダム性を上手く管理してプレイしたい NatureのGod Power Forage: 自分のVoid(墓地)からランダムに6枚のカードを除去する。Voidが空になった場合にはランダムなNatureカードを1毎引く Animal Bond: 1/2のBadgerもしくは2/1のEagleどちらかをランダムに召喚する Flourish: ランダムな味方クリーチャー二体を+1/±0する Leech Life: ランダムな敵クリーチャー一体に2ダメージを与える。自分のGodを1点回復させる。(敵クリーチャーが居なくても1点回復します) Magic Magicは豊富なクリーチャー除去やドロー関連(カードを引く)の能力で長期戦に持ち込み勝利に繋げる事が得意です。 特徴 クリーチャーやGodへのダメージスペルやPowerが豊富 扱いやすい敵全体除去カードが豊富 スペル関連の効果、ドローやドロー効率化、マナブースト関連が豊富 Powerも除去に直結するものが多く、Natureとは違う形ながらも扱いやすいGodと言えるでしょう。 特に試合の鍵を握りやすい全体除去系が豊富且つGod Powerでも除去が豊富な事から、手持ちカードが少ない状態でもデッキが組みやすいと言えます。 更に踏み込むと、マナ関連の効果を扱って展開速度を調整したり、ドロー系を織り交ぜて後半のアドバンテージを大きく伸ばしたりもできます。 こんな人にオススメ とにかくクリーチャー除去に困りたくない じっくり長期戦で試合を進めたい マナブーストやドロー系が好き MagicのGod Power Blastwave: 敵クリーチャー2体に1ダメージを与える(選択基準はHealth(体力)が高い順です)。 Discovery: 自分のVoid(墓地)からSpellカードを1枚選んで手札に加える。対象カードはその際コストが+2され、Soullessという属性が付く事により再利用が出来なくなる。※ちなみにSpellにはRuneも含まれます Clear Mind: Foresee2、更にGodにProtectedを付加する (Foresee Xとは、今後引くカードを上からX枚分確認した上、不要なものを選んでデッキの一番下に回す事が出来る効果です。Protectedはダメージを1回だけ防ぎます) Magebolt: 対象の敵クリーチャーに2ダメージを与える。 War Warはクリーチャーの強化やBlitz(召喚酔いを無くす速攻能力)、Relic(武器)を使った強力な一撃が得意なGodです。 特徴 クリーチャー強化が豊富 誰にでもBlitzを付加できるPowerを持つ 最も多くのRelicを持ち、Relic用Powerを使う事でRelicを延命させられる これらの能力はクリーチャー戦で優位性を持ち易くするものが多いですが、その反面間接的なクリーチャー除去はあまり得意でなく、長所を活かしてクリーチャー戦で盤面を優位に保つ事が求められます。 またRelicによる攻撃は強力ですがクリーチャーを殴ってGodが受けたダメージを回復する手段が非常に乏しい為、Relicの活用は長期戦には厳しいでしょう。 こんな人にオススメ クリーチャーを強化したりクリーチャー戦を有利に進めたい 先手を取り続けて展開をリードしたい 兎に角一回で大きなダメージを出したい WarのGod Power Onslaught: 対象の味方クリーチャーにBlitzを与える(尚、Blitzで攻撃可能になる対象は相手クリーチャーのみであり、相手Godは攻撃出来ません。また一部のクリーチャーが持つAbilityはBlitzで使える様にはなりません)。 Enrage: 対象のクリーチャーを+2/+2します。加えて味方ならばBurn+2を、敵ならばBurn+4を与える(クリーチャーの持ち主のターン終了時にBurn+X分のダメージを与え、それを毎ターン繰り返す)。 Intense Training: 自分のターン終了時、手札内のランダムなクリーチャーに+1/+2する。 Slayer: 装備しているRelicの耐久値を+1する。もしRelicを装備していない場合は攻撃力2、耐久値1のRelicを装備する。 Death Deathは代償を支払う代わりに強力な効果を得られる様なカードを多く持ちます。 扱いにくいところもありますが、それ以上に強力な要素が多く魅力的なGodと言えるでしょう。 特徴 何らかの代償がある代わりに強力な効果のカードが多い クリーチャーの死亡を有効活用する手段に長け、Reanimte(Voidからの直接的な復活)が扱える クリーチャーの除去カードが豊富、且つダメージ依存しないものが多い 例えば、Godのライフや味方クリーチャーを犠牲にする、または全体除去なら味方諸共、Godへのダメージならお互い同時といった様な両刃のカードが多くあります。 そうした効果を扱う為、クリーチャーの死亡を有効活用したり、ライフ吸収効果を与えたりと欠点を補うPowerを扱う事も出来ます。 更にクリーチャー除去が豊富な上に、ダメージ依存せずに除去出来るカードを非常に多く持ちます。 こんな人にオススメ 復活系、味方犠牲系が大好き とにかくコンボを楽しみたい 大型クリーチャーが好き DeathのGod Power Soul Burn: 対象のクリーチャーにBurn+2を与え、加えて敵Godに2ダメージを、その次に自分に2ダメージを与える(クリーチャーの持ち主のターン終了時にBurn+X分のダメージを与え、それを毎ターン繰り返す)。 Undying Wish: 対象のSoullessでない味方クリーチャーに、”死後2/1のGhoulを召喚する”能力を与える。 ※尚、GhoulもSoulless属性である為、GhoulをGhoul化しての再利用は出来ません。 Blood Ritual: 対象の味方クリーチャーを+1/-1した上、ターン終了時までLeechを与える (Leechを持つクリーチャーが与えたダメージ分、持ち主のGodを回復します)。 Reanimate: 対象の味方クリーチャーにSoullessを与え、更に破壊する。自分のVoid(墓地)から破壊したクリーチャーのマナコスト+1までのマナコストを持つクリーチャーを選んで復活させる。※尚、Voidから復活させた場合はRoar効果が発動しません Light Lightは回復と守り、クリーチャーのステータス操作に長けるGodです。 結論としては扱いにくい部類かもしれませんが独特の長所を持ちます。 特徴 Heal(回復)とステータスのコントロールに長ける Frontlineが多く、トークンクリーチャー生成能力も高い クリーチャー除去は少し特殊で扱いにくい Heal能力を持つのはほぼLight系と一部のNatureのみであり、更にCleansingというBuff/Debuffをリセットする効果を持つのはLightのみです。 またFrontline(前衛)が多く、2/2や1/1のトークンクリーチャーの生成能力にも長けています。 逆にステータスに優れる大型クリーチャーの様なものは非常に少ない欠点を持ちます(とは言えNeutralで補える)。 こんな人にオススメ 回復、防御系とディフェンシブに試合を進めたい 沢山クリーチャーを召喚したい 相手の使う強力クリーチャーを逆手に取りたい LightのGod Power Heavens's Light: 対象の敵クリーチャーを±0/-2する。ただし2以下には下がらない。 Heal: 対象を2点回復する(God/クリーチャー可)。またクリーチャーのHealthがMaxだった場合には±0/+1する。 Chosen Vision: デッキのカードを上から2枚確認し、Chosen One(ランダムに選ばれる1体のクリーチャー)を3枚分デッキの上側に近付け、更に+2/+2する。※既に選ばれたクリーチャーが手札や場に出ていた場合でも+2/+2されます。 Summon Acolyte: 2/2のAcolyteを召喚する Deception Deceptionは最も扱いにくいGodであると明言されており、TCG初心者向けではありません。 相手の環境やカードを利用したり、コピーしたりする能力に長けています。 特徴 クリーチャーを手札に戻す、コントロールを奪う、相手のカードをコピーする様な能力を持つ 相手や盤面の状況に依存するカードが多く、扱いやすさに欠ける 上手く機能すると相手の意表をついたり、大きな結果を得られる 色々なカードや戦術への知識が求められる傾向があり、クリーチャー除去も条件付きの物が多いです。様々な手管で相手への嫌がらせが出来るカードが豊富で、効果的に行使する為のタイミングが非常に重要と言えます。 特に序盤の展開が早いタイプが苦手で、巻き返しが厳しい傾向にあります。 こんな人にオススメ 人間相手の駆け引きが大好き カード同士のシナジーが重なると楽しい 色々なGodのカードを織り交ぜてプレイしたい DeceptionのGod Power Thievery: 自分のGod Powerを対戦相手が現在使っているものと同じものに変更する。更に相手が次に引くカードを1枚確認し、望めばデッキの1番下に回す事が出来る。※God Powerの使用は1ターン1回である為、これを使ったターンにはコピーしたPowerが使えません。 Memory Charm: 対象クリーチャーを+2/±0する。更に自分のターン終了時、そのクリーチャーはSleep(1ターンの間、能動的アクションが取れない)する。※敵クリーチャーに使った場合、直後の敵ターン終了時までSleepが継続します。 Cheat: 対象クリーチャーにHidden(敵からのターゲット不可、Frontlineを持っていても無効)を与え、更に1ダメージを与える。※主にダメージ用途と、敵Frontlineを隠して機能させない事、味方を隠す事等に利用します。 Flip: 敵Godに属するランダムなカードを1枚手札に加える。※相手デッキのカードではなく、相手Godのカード全てが対象となります。 まとめ 今回の記事では、Gods Unchainedのプレイでもっとも重要な「Gods」の特徴を紹介しました。 Godsはそれぞれ異なるPowerを持っているため、Neutralカードとの組み合わせで様々なプレイスタイルを楽しめます。 現在、日本でもクリスペがTCGブロックチェーンゲームとして、人気を集めていますが、海外でもTCGの人気には火がついているとみられ、開発元のImmutable社は今年9月に1500万ドルの資金調達したことを発表しました。 最近ではGods Unchainedの勝利報酬だけでブラジルのプレイヤーが最低沈金を稼ぐという話題が出てきました。 https://twitter.com/nouminkou3/status/1178926405867859968?s=20 それ以外にも、10月末にはGods Unchainedが正式リリースすることが決まっています。 今回の記事で興味を持った方は、是非Gods Unchainedをプレイしてみてはいかがでしょうか。

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2019/10/05PayPalがFacebook主導のLibra Associationからの撤退を表明
CoinDeskはPayPalの広報担当者が同紙に対して「今後の参加を控える決断をした」としてLibra(リブラ)協会からの撤退を表明したと4日に報じました。 広報担当者は協会から撤退する理由として「PayPalの十分な恩恵を受けていない人々のために金融サービスの民主化を進めるという従来のミッションに注力する」ことをあげています。 「我々はFacebookの願望を支援する意向であり、将来的に協力していくための対話を継続することを期待している。Facebookは長年に渡って価値ある戦略的パートナーであり、今後も様々な立場でFacebookと連携し、支援していくつもりだ。」 一方のLibra協会側もPayPaylから協会への参加を控える旨の通知があったことをCoinDeskに明かしています。 今週前半にはPayPalがLibra協会参加への署名を見送ったと報じられていましたが、今回同社の撤退が正式に明らかになった形となりました。 VisaやMastercardを含む決済事業者4社がLibra(リブラ)協会参加への署名を保留か - CRYPTO TIMES PayPalの他にもVisaやMastercardなど大手決済事業者が署名を保留しており、Associationへの参加企業のこれらの反応をみているとなかなかシビアな動きにも見えます。 記事ソース: CoinDesk

特集・コラム
2019/10/05兼業トレーダーえむけんの仮想通貨市場分析!【10月5日】
みなさん、こんにちは!えむけん(@BinaryMkent)です。 先月の更新後、BTCはディセンディングトライアングルを下抜け、見事に垂直落下していきましたね。しかし、そんな状況が続いているものの、どことなく一部のアルトコインが元気になりつつあるように思います。 ということで、今回はBTCはサラッと分析し、比較的主要アルトの分析に重きをおいてみようと思います。是非、最後までお付き合いくださいね。 それでは、早速BTCの分析から進めていきましょう。 BTCチャートの分析 BTCチャート(長期) BTCに関しては、9月5日公開の記事以降、おおむね予想通りといった展開ですね。ざっくりここまでの流れを振り返ってみましょう。 黄色チャネルにてリターンムーブ(橙矢印)、のちディセンディングトライアングルを下抜け、本格的な調整下げへ突入。現在は緑チャネルに移行し、さらに調整が継続するのか?といった状況です。 とはいえ、日足的にはどちらに転んでもおかしくない状況ですので、中期チャートを元に、より細かく分析していきましょう。 BTCチャート(中期) こちらが中期チャート(4時間足)になります。 緑チャネルの下限周辺+長期サポート帯(7500-7800ドル)に接触後、やや底形成っぽい展開に傾いていますね。では、ここをピックアップして見てみましょう。 今回の重要ポイントは、「8500ドル周辺の黄色ゾーン」。これは、現在の直近安値からのリバウンドに対し、再度戻り売られたポイント、つまりリバ取りロンガーも中期ショーターも「ここから上は厳しい」と判断し、売りを入れたポイントということです。 となれば、ここから「底形成を完了させるのか?」、それとも「底形成できず再度安値を更新する展開となるのか?」、これを占う指標として「8500ドル」というのは非常に重要な位置づけであることが推測されます。 また、少し形は汚いですが、現状を底値周辺での推移を逆三尊形成中と仮定すると、8500ドルはそのネックラインに当たるポイントになります。 ですから今後は、常にこの8500ドルを判断指標とした状況分析をお勧めします。では、これらを元に現状から考えられる今後のシナリオ、その考察に移りましょう。 BTCチャートの総評 さて、それではBTCチャートについてまとめていきましょう。今回、考えられうるシナリオは以下の2通り。 8500ドルを上抜け(逆三尊成立) ⇒一旦上昇(9400ドルを目処) 8500ドルを上抜け出来ず ⇒緑チャネル下限(7000ドル)へ 正直、比較的下優位な展開ではありますが、前回の下げ幅がかなり強烈だったのもあり、8500ドルをすんなり上抜け、一旦上に振ってくる可能性も否めないです。 なので、現状ポジションを持っていないのであれば、わざわざツッコんで売るのではなく、8500ドル上抜けでのロング、もしくはその後の戻り売りポイント、9400ドルまで待つというのが懸命でしょう。 では次に、ドミナンス分析を進めていきましょう。 ドミナンス分析 ドミナンスチャートに関しては、「Trading View」を参考することにしております。(外部リンク:https://jp.tradingview.com/markets/cryptocurrencies/global-charts/) 少し振り返ってみますと、9月4日以降、BTC(価格)の下落に伴って、BTCドミナンスが下落、そしてそれと同時に主要アルトドミナンスが上昇しています。恐らく、資金がBTCから主要アルトへと移動したのでしょう。この資金移動によって、主要アルトの上昇相場が発生したわけですね。 しかしその後、BTC(価格)は大きく下落し、調整が本格化していきました。前回記事では、「このBTC下落のタイミングで、アルトから再度資金が抜けるのでは?」と見ていましたが、実際はどうでしょうか?少し拡大してみて見ましょう。 一時、BTCの下落により大きく下落したものの、その後の出戻りにより、アルトドミナンスは全く下落していませんね。これはかなり予想外でした。 そしてさらに驚いたのが、USDTからも資金が流出しているという点。これはつまり、『「BTCは下げ相場だが、RRを踏まえるとUSDTに資金撤退させるのではなく、アルトに資金を回したほうがいい」と判断したトレーダーが多くいる』ということです。 これを踏まえると、ここからは「アルトから資金が抜けるか?」が肝になってきそうですね。 当然、ここから再度アルトに資金が流れるとなると、アルトを投機目的で購入すべく、現物BTCが買われはじめます。こうなると、BTCが現物主導で買い支えられるため、下値も限定的になり、アルト↑、BTC→となる可能性も考えられますね。 では次に、主要アルトの分析を通して、アルト市場全体の展開予想、それを踏まえた上でのBTCの推移について、分析+解説していきましょう。 主要アルトコインの動向 これまでは、「BTC↑ アルト↓」、もしくは「BTC→ アルト↑」といった展開がほとんどでしたが、現状は「BTC↓ アルト↑」と綺麗に逆相関して推移しています。 やはりその中でも、前回記事でも取り上げた「ETH」「XRP」、そして「IOTA」の推移が目立ちますね。とはいえ、BTC価格が下がっているため、ドル建て価格はほぼ変わりませんが、BTCが下落しないのであれば、BTC建てアルトでの差益獲得も十分に見込めます。 ということで、今回は「ETH」「XRP」「IOTA」の3通貨を分析していこうと思います。 ETH/BTC 現状、綺麗に上昇していますが、サポートラインをすぐ下に控えているため、少し窮屈な展開ですね。このまま、直近高値を更新できれば問題ありませんが、サポートラインをした抜けるとなると、ダブルトップ形成に傾く可能性が急上昇してしまいます。 これらを踏まえると、ここから買うのはややリスキーですね。状況としては悪くないが、恐らくETHが上げるのであれば、他のアルトも上げると思うので、RRを踏まえると「わざわざETHにする必要もないのでは?」というのが個人的な所感です。 XRP/BTC 久しく抜けれていなかった200MA(赤)を上抜けており、この後押し目を作れるかが非常に重要な展開です。万が一、押し目を作れた場合には、白ゾーンの突破で逆三尊成立になりますし、BTCの状況を踏まえず考えると、かなり上昇見込みが高いチャートですね。 もちろんBTC建てですから、BTC価格は無視できませんが、「押し目を作ったときに、BTCがどうなっているか?」次第では、かなり投機対象としては優秀だと思われます。 IOTA/BTC コチラもパターン形成はしていないものの、状況としては全く悪くはないですね。 しかし、レジスタンス(白ゾーン)を上抜けはいるものの、なかなか伸び切れておらず、今後は「上抜けたレジスタンスをサポート(押し目)に出来るかどうか?」というのがポイントになってきそうです。 以前までは、BTCが大きく伸びるときには、その前触れとしてIOTAが急上昇する傾向があったため、それを頭の片隅に入れておくとよいでしょう。 総評(まとめ) さて、それでは最後にまとめに入りましょう。 BTCは調整本格化 →8500ドルが肝 BTC⇒アルト以降、資金が抜けていない →リスクオン転換の可能性(?) だいたいこんな感じでしょうか。 BTCだけで見ると、先日のディセンディングトライアングル下抜けもあり、目線は下ですが、主要アルトだけで見ると再度アルト上昇展開もありそうな展開ですね。 BTCは下でアルトは上・・・と、結構複雑な相場ですが、アルトを仕込むにしてもBTCを仕込むとしても、焦って動くような地合いではないと思います。とりあえず、BTC8500ドル周辺での動向を見てから・・・、といった立ち回りが最も無難でしょう。 今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 現在、私えむけんが制作した動画教材『7日間でマスター!テクニカル分析とそれを元にしたトレード戦略』、好評販売中です! 今回のような、BTC分析やアルトコイン投資などの立ち回り方についても解説しておりますので、是非ご覧ください!(詳しくはコチラ)

特集・コラム
2019/10/04イチからわかるマイニング事情【第2回】: 実際の統計からみるマイニング産業
前回はマイニングの難易度やハッシュレート、ビットコインの価格下落などがマイニング産業にもたらす影響を解説しました。 今回は、BitMEXが出しているリサーチを元に、去年2018年11月初めから12月初めに見られた価格下落と、ハッシュレートやマイナー報酬の関係性を実際の統計と共に見ていきたいと思います。 この記事を読めば、暗号資産と難易度の密接な関係、そしてそれらが市場に及ぼす影響がわかると思います。 基本統計 みなさんも記憶に新しいと思いますが、2018年11月〜2018年12月にビットコインの価格は45%近い下落を見せました。 価格の下落後に、ハッシュレートも31%ほど下がったという統計がBitMEXから出ています。 ハッシュレートの低下はマイナーの市場撤退を意味します。より少ないマイナー人口でマイニングを進めようとすると必然的にハッシュレートが低下していきます。 今回の31%ものハッシュレート低下は、ビットコイン価格の下落のために市場からマイナーが撤退したことによって起きたということです。 BitMEXは、130万人以上のマイナーが市場撤退したと概算しています。 結果的に、1日のマイニングによる利益が1300万ドル(現在の日本円換算で約14億2千万円)から600万ドル(約6億5千万円)まで落ち込んでしまいました。 難易度調整の遅れ またこの価格下落が、11月16日と12月3日にそれぞれ7.4%と15.1%の難易度下落を引き起こしたようです。 状況をより複雑にしているのが難易度調整の遅れです。難易度は2016ブロックごとに行われますが、その2016ブロック、約2週間の間にも価格の低下が起きてしまうことが多々あります。 価格は一夜にして暴落することもある一方で、マイニングの難易度は2週間おきに行われます。難易度の調整が価格の下落についていけないことが大きく市場自体に影響を及ぼしているのです。 価格が下落したとしても難易度の適切な調整でハッシュレートの低下は抑えられるはずですが、難易度の再調整に遅れが出てしまい、ビットコインの価格に対するマイニングコスト(電気代)が割に合わず、マイナーの数が激減することが昨年起こりました。 マイニング産業の利益率推定 BitMEXのリサーチによれば、1kWh(電気ストーブを一時間使用したときの消費電力量)につき0.05ドルの電気使用料のみを可変費用と仮定した場合、価格が下落する以前は約50%ほどの利益率を保っていました。 これは、0.05ドルの費用に対して1ドルの収益を上げていたということになります。これが価格の下落以後、ビットコインの場合30%に下落してしまいました。 これらの概算は、全てのマイナーに同一の費用がかかっていることを想定した場合でした。しかし現実には全てのマイナーが同じ費用を抱えているわけではありません。 中国でマイニングを行うマイナーはアメリカや日本でマイニングを行うマイナーに比べて可変費用(1kWhの電力量をしようする時の費用)が少なくて済みます。 そのことも考慮に入れた概算をBitMEXが出しており、そちらの方が現実を分析する上で適しています。 実際は、価格の下落に伴って電気代と比較して元が取れなくなったマイナーから順に市場退出をしていくことが考えられるからです。 そこでBitMEXは、電気代が平均0.05ドル・標準偏差0.01ドルの正規分布に従っていると仮定して分析を行いました。 平均0.05、標準偏差0.01の正規分布に従っているということは、だいたい68%のマイナーが1kWhあたり0.04ドルから0.06ドルの費用を持っている仮定になります。 そしてマイニングコストが高くつくマイナーから徐々に市場退出していくということです。 ですから、ビットコインの価格が下落すると、初めに0.09ドル/khw(平均から4つ標準偏差づれている費用)から0.08ドル/khw(平均から3つ標準偏差高い費用)のコストがかかってしまうマイナーが先に市場退出していきます。 次に0.07ドル/khwから0.06/khwの費用がマイニングにかかってしまうマイナーが市場退出をしていくといった次第です。 この仮定の下で価格下落がどれほど利益率に影響するのかということを分析しています。 この仮定で分析を行った結果、利益率が50%から40%台の下落で抑えられていることがわかりました。 これは市場にいるマイナーにとっては以前の30%に比べ幾分良い状況であるということになります。 マイニング市場からマイナーが撤退するとトランザクションの処理速度に遅れが出てしまう他、51%攻撃などのブロックチェーンに対する攻撃に無防備になってしまうということが考えられるため、当初の仮想通貨の理想から遠ざかってしまう恐れまであるのです。 価格下落の考えられる原因 それでは価格下落が起こった原因はなんでしょうか。 はっきりした原因はわかっていません。 しかし、見過ごすことのできない前兆として、価格が下落する前にマイナーによる大量の売り注文があったことがわかっています。 投資家向けに仮想通貨市場のデータを提しているプラットフォームーBoltzmannが、11月12日に大量にビットコインの売り注文を入れるマイナーを確認したと報告しています。 その中でも多くのマイナーが巨大マイニングプールであるSlushpoolのメンバーだった可能性が高いと見ています。 マイナーが保有しているビットコインを売ることで価格下落の原因を作ってしまったことも考えられるということです。 まとめ 今回はマイニングのハッシュレートと難易度、そして価格の関係を顕著に表している実際のデータを見ていただきました。 BitMEXのリサーチからもわかるように、やはり価格の下落とマイニングの難易度、そしてマイナー達のインセンティブの間には大きな関係があります。 このあたりをしっかり理解して、難易度の再調整などのニュースを見ればよりマイニング事情が頭に入るのではないでしょうか。 また今回紹介したリサーチに関して、マイナー達の売り注文がビットコイン価格の変動に大きく影響していることもおわかりいただけたかと思います。 独占状態にあるマイニングプールが価格の変動にまで影響することも見て取れたと思います。 次回は「マイニングプールの形成と巨大化は防げるのか?−理論と現状」と称しまして、マイニングプールの説明とその巨大化が懸念される中でどのような理論的枠組みが提供されてきたのかを、The Miner's Dilemmaという論文をご紹介しながらご説明していきたいと思います。

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2019/10/04仮想通貨決済プロバイダーのBitPayが年内に $XRP 対応を発表
仮想通貨決済プロバイダーのBitPayがRipple社のXpring部門と提携し、 XRP をBitPayでサポートすることを発表しました。 https://twitter.com/BitPay/status/1179409532239450114 BitPayは9月にもETHのサポートを発表しており、XRPのサポートを行うことで、時価総額上位3通貨のサポートを対応することになります。 今回、BitPayがXRPを対応することで、BitPay Walletを利用してXRPの使用や送金、保存が可能になり、BitPayユーザーは簡単にXRPのやり取りが出来るようになります。 また、Xpringが新しくローンチした開発者プラットフォームにも、BitPay Walletが統合されており、今後、開発者はXRPとビジネスをより簡単につなぐことが出来るようになります。 記事ソース : Coil.com - XPring

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2019/10/03仮想通貨ウォレット大手Blockchainから複数の役員が退職
仮想通貨(暗号資産)ウォレットを提供するBlockchainから、最高経営責任者(COO)のLiana Douillet Guzmán氏と最高財務責任者のChris Lavery氏が退職したことがわかりました。 両者はBlockchain社にもっとも長く携わってきた役員で、Guzmán氏は2016年に、Lavery氏は2015年に入社しています。 The Informationは、上記の2名の他にも5名の役員が2018年から2019年にかけて同社を退職していると報じています。この5名には機関向けセールスの責任者やBlockchainウォレットの責任者などが含まれています。 Blockchainは今年8月に暗号資産取引所「The PIT」をローンチしている一方で、今年上旬には社員の15%を解雇しています。 ビットコインウォレット最大手「Blockchain」が暗号資産取引所「The PIT」をローンチ - CRYPTO TIMES 記事ソース: The Information

特集・コラム
2019/10/03リップル(XRP)とSBIの関係性とは?最新ニュースと合わせて紹介!
リップル(XRP)に関して調べていると、「リップル×SBI」というワードの組み合わせをよく目にすると思います。 本記事では、リップルとSBIが行う共同事業について解説していきます。 後半には、リップルとSBIに関する最新注目ニュースの解説やXRP(リップル)の今後についても紹介しているので、是非最後まで読んでみてください。 リップル(XRP)とSBIの関係とは? リップルとSBIは主に以下の3つの点で関わりがあります。 ・SBIがリップル社の株を10%保有している ・SBIとリップル社が合同出資でSBI Ripple Asiaを設立した ・SBI RemitでxRapidを用いた国際送金を計画中 それぞれどういうことか詳しくみていきましょう。 SBIとは? 時価総額5000億以上の持株会社「SBIホールディングス」を筆頭に、ネット銀行やネット証券会社を傘下に構えているグループ会社の総称。 SBIがリップル社株の約10%を保有している SBIグループのベンチャーキャピタル「SBI インベストメント」は過去にリップル社に出資を行っており、現在SBIグループはリップル社の株式も保有しているようです。 ここでの注意点として、SBIが保有しているのは暗号通貨XRPではなくリップル社の株式です。 つまり、例え暗号通貨XRPが普及しなかったとしても、リップル社が手がける他のサービスが普及すればSBIが困ることはありません。 合同出資でSBI Ripple Asiaを設立 2016年にSBIホールディングスとリップル社が出資して「SBI Ripple Asia」という合同企業を設立しました。 この会社では、リップル社の技術やサービスをクラウド上で利用できる「RCクラウド」を開発しています。 また同社は、日本の銀行60行以上が参加する「内外為替一元化コンソーシアム」を主導しています。 "内外為替の一元化"とは、かんたんに言うと「外国為替と内国為替に関する取引をスムーズにする」という意味です。また、"コンソーシアム"とは「共同事業体」や「集団」という意味を表す言葉です。 つまり「内外為替一元化コンソーシアム」とは、「外国為替と内国為替に関する取引をスムーズにしたい人や企業が集まるグループ」と捉えてもらえばイメージしやすいと思います。 ↓は内外為替一元化コンソーシアムなどについて解説している公式動画です。 (動画引用元:ripple.com) グループ会社SBI RemitでxRapidが利用される計画 SBIグループには国際送金事業を手がける「SBI Remit」という企業があります。 このSBI Remitは今後、リップル社のxRapidというサービスを利用して国際送金事業のさらなる拡大を目指すと発表しています。 SBI Remitは、リップル社も提携を結んでいる世界大手送金業者のMoneyGramのネットワークを活用し、国際送金累計7000億円を突破するなど、国内の送金業者としては最大規模を誇っています。 リップルとSBIの最新ニュース(最新版) リップルとSBIは「SBIがリップル社の株を10%保有している」「SBIとリップル社が合同出資してSBI Ripple Asiaを設立」「SBI RemitでxRapidを用いた国際送金を計画中」という3点で関わりがあることがわかりました。 両者の関係性について理解できたところで、「リップル×SBI」に関する最新のニュースを紹介していきます。 マネータップ株式会社へ三井住友信託銀行・大和証券グループ本社が資本参加(9/30) SBIホールディングスが今年設立したマネータップ社に、三井住友信託銀行と大和証券グループが資本参加しました。 マネータップ社は、リップル社のxCurrentという技術を利用したスマートフォン向け送金アプリ「Money Tap」を手掛けている企業です。 同アプリでは、24時間365日リアルタイムで送金が可能で、さらに相手の銀行口座情報がわからなくても携帯電話番号、QRコードのいずれかで送金をすることができます。 現在は住信SBIネット銀行と、スルガ銀行の2つの銀行のみに対応していますが、今後対応銀行が増えたらとても便利なアプリです。 マネータップへ出資している企業 SBIホールディングス、京葉銀行、足利銀行、阿波銀行、愛媛銀行、北日本銀行、きらぼし銀行、群馬銀行、山陰合同銀行、滋賀銀行、島根銀行、清水銀行、新生銀行、住信SBIネット銀行、スルガ銀行、セブン銀行、仙台銀行、第三銀行、筑邦銀行、東邦銀行、東和銀行、栃木銀行、広島銀行、福井銀行、福岡中央銀行、福島銀行、北陸銀行、みちのく銀行、三井住友信託銀行、大和証券グループ本社(*3)、その他1行 SBIコスマネー社が約90%海外送金手数料の削減を実現(9/27) 韓国ソウルを拠点にフィンテックを活用した新しいサービスを提供するSBIコスマネー社が、国際送金手数料の約90%削減を実現しました。 SBIコスマネー社は、9月中旬にアジア・ヨーロッパ・北米などへの送金をサポートする「InstaReM(インスタレム)」という企業と提携を発表しました。 このInstareMは2018年2月にRippleNetに参加しています。 「SBIコスマネー社⇄InstaReM⇄RippleNet」と間接的ですが、SBIとリップルが関わっている事例となります。 まとめ リップル社のサービスが普及していくには既存の大手企業との連携が必要不可欠で、SBIはその役割を果たす重要なポジションにある企業です。 リップル×SBIの動向には今後も要注目ですね! 以下の記事では、XRP(リップル)の今後のシナリオについて解説しています。 リップル社のサービス、そして暗号通貨のXRPが今後どのようになるのか気になる方は是非読んでみてください。 XRP(リップル)は今後どうなる?Ripple社が予想する将来を紹介! 関連記事: ・XRP(リップル)とは?特徴や仕組み、銀行の実用化例まで紹介! ・なぜXRP(リップル)は中央集権的と言われるの?わかりやすく解説! ・【初心者向け】XRP(リップル)の買い方とおすすめ取引所を紹介!














