ビットコイン、「保有」から「管理」される資産へ|2%上限の重し

2026/07/07・

よきょい

ビットコイン、「保有」から「管理」される資産へ|2%上限の重し

引用元: CryptoFX / Shutterstock.com

ct analysis

ブラックロックが示す1〜2%のビットコイン組み入れ比率は、投資アドバイザーによる採用を後押しする一方、ポートフォリオ内での上限として機能するとの分析が示されました。ビットコインが上昇した場合、リバランス(資産配分の再調整)による売却が発生する可能性が指摘されています。

同社の分析では、株式60%・債券40%の標準的な構成において、1%の組み入れでポートフォリオ全体リスクの約2%、2%で約5%、4%で約14%を占めるとされています。2%の枠はビットコインが約51.5%上昇すると3%に、約104%上昇すると4%に達し、2%へ戻すには保有分のほぼ半分を売却する計算になります。



一方で、売却以外の選択肢も広がっています。許容バンドの拡大、新規資金によるリバランス、税優遇口座の活用、オプション戦略などです。Glassnodeのデータでは、ETF保有者の平均取得価格は約8万3000ドルとされ、現在の価格水準では多くの保有者が売却時に損失を計上する状況にあります。

モデルポートフォリオ経由の運用資産は2023年の4000億ドルから2025年には6450億ドル超へと62%増加したとされています。株式や債券と同様の狭いバンドが適用されれば、上昇局面のたびにアドバイザー発の売り圧力が生じる可能性があり、ビットコインは「保有し続ける資産」から「管理される資産」への転換が進みそうです。

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