クリプトとTradFiをつなぐグローバル市場へのゲートウェイ「Ostium」AMAレポート

2026/05/02・

boarding bridge

クリプトとTradFiをつなぐグローバル市場へのゲートウェイ「Ostium」AMAレポート

執筆:akii

株式・商品・外国為替などの実世界資産をオンチェーンで取引できるプロトコルであるOstiumのAMAをboarding bridge(bb)にて開催しました。

今回のAMAでは、Ostiumが目指すオンチェーン取引インフラの概要をはじめ、RWA市場に特化する理由、これまでの成長実績、今後予定されているアップデートやポイントプログラムの展望について伺いました。

以下はAMAの内容を要約したものです。

AMA概要

日時:2026年4月21日(水)21:00 JST

場所:bb Discord & X Space

Giveaway:50 USDC × 4名

スピーカー

Sam | Ostium Head of Sales

Mitsuri | Guest Speaker

AKI | boarding bridge

(敬称略)

質問トピック

自己紹介

Sam
Sam | X

皆様、こんにちは。Samと申します。OstiumにてHead of Salesを務めております。Xでは @Crankfaktory のアカウントで活動しています。

自身でもトレードを行っており、暗号資産業界には約6年間携わってきました。Ostium参画以前は、リサーチ企業であるDelphi DigitalにてUSセールス責任者を務めていました。さらにその前は、Bank of New Yorkに銀行業務に従事しておりました。

本日は日本の皆様とお話しできることを大変嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。

”Mitsuri"
Mitsuri | X

みなさんこんばんは、Mitsuriです!

普段はWeb3やクリプト関連の情報を日本向けに発信したり、「オタラボ」というコミュニティを運営しています。

今回AMAに向けてOstiumを調べてみたのですが、クリプトだけでなくRWAの銘柄もかなり幅広くて、チャートを見ているだけでも面白いなと感じました。

今日は日本コミュニティ目線で、できるだけ分かりやすく聞いていきたいと思います!

Ostiumとはどのようなプロジェクトなのかを改めてお聞かせください。

Ostiumは、世界で最も流動性の高い資本市場とオンチェーン取引をつなぐ、初のリアルタイム・低レイテンシーのオンチェーン・ブローカーモデルを構築しているプロジェクトです。機関投資家や米国主要取引所のメンバー連携したネットワークによって支えられています。

ここでポイントなのが、OstiumはよくあるパーペチュアルDEXと異なるということです。

OstiumはパーペチュアルDEXではありません。
Ostiumは取引所でもありません。
Ostiumにオーダーブックはありません。

私たちは、外部の最も流動性が厚い市場のオーダーブックに注文をルーティングする仕組みを採用しています。
つまり、Ostiumを使うことで、ユーザーは実質的にグローバルで最も流動性の高い市場にアクセスできるというわけです。

レイテンシー
ある操作を行ってから結果が反映されるまでの遅延時間のこと。取引の結果に直結する重要な概念である
パーペチュアル
無期限型のデリバティブ取引の一種。現物価格に連動する仕組みを持ち、暗号資産市場では主にレバレッジ取引に用いられている。
オーダーブック
売買注文(価格と数量)を一覧で示したもの。市場の需給バランスや価格形成の状況を可視化する基本的な指標であり、トレーダーはこれをもとに売買判断を行う。

Ostium | 公式サイト

Delphi_Digital | X

Ostiumは「RWA向けに構築されたオンチェーン永久取引プロトコル」とのことですが、株式や商品、外国為替などのRWAに特化して構築した理由を教えてください。

Ostiumの構想は約4年前からスタートしています。

当時から、「オンチェーン資本がTradFiの市場にほとんどアクセスできていない」という課題に着目していました。

そのため、オンチェーンとオフチェーンの市場をつなぐインフラを早い段階から構築してきた背景があります。

最近では、貴金属や原油などのボラティリティが高い相場の中で、その強みが発揮されています。

もともとオンチェーン資本は、ボラティリティのある市場に流れやすい性質があります。過去にはアルトコインやNFT、ミームコインがその受け皿でしたが、そうした機会が少ない局面ではTradFi資産への関心が高まります。

Ostiumは、まさにその流れを取り込むためのプロダクトです。

TradFi
銀行、証券会社、取引所などを中心とした、従来型の金融システム全般を指す。
ボラティリティ
価格の変動の大きさを示す指標。高いほど値動きが激しく、低いほど安定していることを意味する。

Ostium | 公式サイト

Ostiumの取引量やユーザー数、そしてOstiumを支える投資家陣について教えてください。

2024年10月以降、Ostiumは以下の実績を達成しています。

・累計取引高:約500億ドル
・ユーザー数:約25,000人
・調達額:2,700万ドル以上

投資家には、Coinbase、Jump、General Catalystなどが参加しています。


Ostium | 公式サイト

現在ポイントプログラムSeason 2が進行中ですが、今後のロードマップやトークンに関する計画について、共有できる範囲で教えてください。

今後のアップデートとして、いくつか重要なポイントが挙げられています。

まず、Jumpとの統合が進行中で、流動性基盤とVault構造が大きくアップグレードされる予定です。

また、スマートコントラクトの改善により、
・クロスマージン
・トレーリングストップロス

といった新機能も実装予定です。

さらに、モバイルアプリの開発も進んでいます。

ポイントプログラムSeason 2は、2,500万ポイントの配布完了後に終了し、その後流動性イベントが予定されています。

CoinGecko Learn

RWAブームと伝統金融機関のオンチェーン進出を受けて、将来的な提携余地はありますか。

今後は金融機関との提携を積極的に進めていく方針で、価格データや取引フローの連携など、さまざまな形での協業が想定されています。

今後数か月で、機関提携に関する発表が継続的に出てくると思われますので、注目しておいてください。

TradFiが24時間取引へ移行した場合、Ostiumも24/7に対応できますか。

現在、TradFiの方でも24時間取引への移行が少しずつ進んでいる状況になってきております。

TradFi側も24時間取引に耐えうる流動性供給やシステム面でのキャッチアップが進めば、それに合わせてOstiumも対応していく見込みです。

インフラとエコシステムなら、どちらがより重要ですか。

エコシステムだと考えます。というのも、この2つの言葉はお互いを支え合う構造になっていおり、エコシステムのためには基盤としてのインフラも必要です。

どちらも重要ではあるものの、エコシステムはあらゆるユーザーを取り入れる基盤であるという点で長期的には一番重要なものになると思っております。

ユーザー層の中心は個人、クジラ、機関投資家のどれですか。

現在、Ostiumのトレーダーは、大口の個人投資家、いわゆるクジラといわれる人たちが大半を占めています。
ただし、機関投資家の参入も広がっている状況です。

たとえばヘッジファンドのような形でCEXとDEXの間でアービトラージを行っているファンドの方々やcryptoで築いた資産をもって機関投資家のような動きをする参加者もいます。

そのような多様なプレイヤーが参加しており、今後は機関投資家の比率もさらに増えていくと考えられます。

最後に一言お願いします。

今回、AMAで皆様とお話しできて本当に嬉しかったです。私たちは、日本のコミュニティの皆様とより密接に連携できることを心待ちにしています。

新しいアセットの追加や新機能のリリースを随時行っていますので、Xでフォローして最新情報をチェックしてください。また、ご質問がございましたら、いつでもTelegramで直接私までご連絡ください。

また、日本の皆さんのために特別なコードを用意しました。ぜひご利用ください。

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コード:Japan

まとめ

Ostiumは、暗号資産市場の外側にある株式・商品・外国為替といった巨大な金融市場を、オンチェーンから扱えるようにすることを目指すプロジェクトです。

これまでオンチェーン資本の主な受け皿は、暗号資産やNFT、ミームコインなどに限られがちでした。しかしOstiumは、その対象をTradFi市場へと広げることで、オンチェーン取引の可能性をより大きな市場へ接続しようとしています。

単にRWA銘柄を追加するのではなく、流動性やレイテンシー、機関投資家との接続まで含めて設計されている点は、Ostiumの大きな特徴です。

オンチェーンで、世界の金融市場へアクセスする。
その流れを加速させるプロジェクトとして、Ostiumの今後の動向にぜひご注目ください。

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