不動産に投資機会を!BIGToken(ビッグトークン)の特徴を紹介
2018/06/09

不動産に投資機会を!BIGToken(ビッグトークン)の特徴を紹介

Yuya【CRYPTO TIMES公式ライター】

YuyaCRYPTO TIMES公式ライター

分散型台帳技術の技術・応用両側面を幅広く学んでいます。

BIG Tokenとは、不動産物件の投機をトークンを使用する事で簡易化し、誰もが参加できるようにするプロジェクトです。

同プロジェクトはBIG Groupという会社が経営しており、さらに物件開発業者に貸付するローンのレジストレーションなどは日本にある子会社が行なっています。

今回は、このBIG Tokenの概要と特徴を徹底的に解説していきたいと思います。

BIG Tokenの概要をチェック!

BIG Token / $BTKは、仮想通貨を利用したリゾート地開発プロジェクトで、トークンを対象物件の割引購入提携先リゾートのサービスの享受に使用できるというメリットがあります。

トークンの発行量はBIG Tokenが保有する土地の価値に基づいているため、割引やサービス利用といったトークンの魅力による需要増加も期待されています。

BIG Tokenはすでにタイとベトナムの海辺、ビーチ、川などに面する土地7箇所を所有しており、提携先開発者や土地周辺のサービス業との連携に大きな力を入れています。

BIG Tokenではトークンを利用した不動産投資ができる

BIG Tokenの最大の特徴は、BTKトークンを利用して不動産物件を安く購入したり、提携先リゾートのサービスを受けられるという点にあります。

提携先の物件はBIG Group側と関連業者が開発を進めており、今後も現在保有してる土地7箇所以外へのサービスの拡大も計画されています。

BIG Tokenのビジネスモデル

BIG Tokenのビジネスは、まずBIG Tokenの保有する土地の価値分の通貨を発行し、それをICOなどを通して売却、得た収益を物件の開発業者にローンとして貸付するところから始まります。

貸付されたローンの10%は担保としてBIG Tokenが保有し、更にもう10%がトークンのボラティリティを考慮してフィアットで信託などに預けられるとされています。

ローンを組む業者側は、関連業界の標準より低い利率で資金を調達できるというメリットがあります。

BIG Tokenの使い道

それでは、BIG Tokenを購入するユーザー側には具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

BTKトークンの最大の魅力は、同トークンを提携先の物件の割引購入や、リゾートサービスの享受などに使用できるという点です。

提携先はローン発行時にBIG Tokenを支払い通貨として認めるとコミットしているため、BIG Tokenを保有していれば実質キャッシュレスで滞在可能ということになります。

また、プロジェクトが保有する土地の魅力やトークン使用による割引制度などから今後トークンの需要が拡大するとも考えられています。

なお、BIG Tokenを使用したペイメントにはHashGraph等を利用したコンセンサスメカニズムが採用されるため、毎秒約25万トランザクションといったシームレスな取引ができるとされています。

BIG Tokenと類似プロジェクトを比較!

デフォルトリスクを考慮しながら安定した価格成長を促すことで投資家と提携先両者に有益なビジネスチャンスをもたらすBIG Tokenですが、ここで類似プロジェクトも確認しておきましょう。

今回は、SamuraiXPropyAlt.Estateの3つとBIG Tokenをトークンシステム収益システムプロジェクト進行度の3つを軸に比較してみたいと思います。

BIG Token Propy SamuraiX Alt.Estate
ファンジビリティ なし なし あり あり
特徴 投資金で提携先にローンを提供 物件売買のマッチング 少額から持てる不動産所有権 少額から持てる不動産所有権
収益システム 会社が資金を運用 なし 賃貸収入など 賃貸収入など
進出マーケット タイ、ベトナム アメリカ、ロシア、イギリス、中国、ドバイ 日本 日本、アメリカ、EU
ICO 進行中 進行中
総進行度

トークンシステムと収益システムを比較しよう

まずはトークンのファンジビリティ(代替可能性)と収益システムについて比較してみましょう。

ファンジビリティとは?
通貨一枚が同一の通貨と代替可能であること。例えば、1円玉は誰が持っているものでも全く同じ価値を持つので、ファンジブルである。しかし、カードゲームのカードなどは、1枚1枚に別の価値があるので、必ずしもファンジブルではない。

BIG TokenPropyで使われるトークンはファンジブルです。

BIG Tokenでは、ICOを通じて会社(BIG Group)に投資し、会社が各提携先にローンを発行、そこからリゾートの発展や物件の割引販売などを元にトークン価格の成長を促すといったシステムになっています。

Propyは全く違うシステムで、物件を売りたい人と買いたい人をマッチングし、その手続きをブロックチェーン上で実行・記録、その手数料としてPropy Tokenを使うことになっています。

一方、SamuraiXAlt.Estateで使われるトークンはファンジブルではありません

両者ともシステムは類似しており、物件の所有権を細かく小分けしトークン化することで、誰もが簡単に物件(の一部)を所有でき、それに応じて賃貸収入などを得られるという仕組みになっています。

物件によって賃貸収入が変わることから、それぞれのトークンが別々の物件に紐付けされています。これらのトークンは物によって価値が異なることから、ファンジブルでは無いということになります。

BIG Tokenもこれらのプロジェクトも「不動産投資」という点は同じですが、前者の場合トークンは物件の所有権を表すものでは無いので注意が必要です。

それぞれのプロジェクト進行度を比較しよう

4つのプロジェクトの中でトークンセールがすでに終了しているのはPropyだけとなっています。

開発資金が既に整っている同プロジェクトにBIG Tokenが追いつくには、プロダクトの差別化や頻繁なコミュニティアップデートなどが必須と言えるでしょう。

物件の詳しい情報がウェブサイト上に載せられているのはPropyAlt.Estateの2つです。

後のロードマップの欄にもありますが、BIG Tokenの7つの提携先の具体的な開発計画はまだ明確になっておらず、「今年中に発表」というやや曖昧な形となっています。

しかし、BIG Tokenではホワイトペーパーだけで6種類の言語が用意されているなど、コミュニティ発展の分野では他のプロジェクトより秀でているといえます。

BIG Tokenの問題点とは?

それでは、他のプロジェクトとの比較も加味した上で、BIG Tokenの問題点も確認しておきましょう。

プロジェクト自体が少し複雑

BIG Tokenは、一般向けのサービスを展開する事業というよりは、投資家と提携先業者向けにビジネスチャンスを提供する事業に近いといえます。

また、上記のSamuraiXやAlt.Estateのようにトークンが物件の所有権を表す訳ではなく、BIG Tokenはあくまで提携先物件の購入やサービスの利用に使われるという点もなかなか複雑です。

物件のバリエーションが少ない

更に、少なくとも現時点で問題となっているのは、提携先のバリエーション少なさでしょう。主にリゾート地となっていますが、今のところはタイとベトナムのみに限られてしまっています。

今後、更に物件などが増えてくることで、多彩な選択肢ができますが、現状ではバリエーションが少ない状態です。

トークンは不動産で担保されているわけではない

これは必ずしも問題点ではありませんが、BIG Tokenは上記のSamuraiXやAlt.Estateのようにトークンと不動産が紐付けされているわけではありません。

あくまでもアセットトークンの性質を持っているというだけで、BIG Tokenと不動産の価格はあくまで別々に動くということになります。

日本金融庁の規制に則っている…?

BTKトークンは管理会社BIG Groupの日本にある子会社が、保有する土地の価値を元に発行するとされています。

この会社は金融庁の規制に従っている事を唄っていますが、該当物件は国外(タイ・ベトナム)のものであるという点はきちんと把握しておく必要があると考えられます。

チームメンバーの詳細が一部載っていない

BIG Tokenのウェブサイトにはチームメンバー紹介欄がありますが、LinkedInなどの外部ソースでメンバーを確認できないという点があります。

Linkedinで検索すればでてくるメンバーもいますが、全員が確認できたわけではありません。

BIG Tokenのロードマップをチェック!

同プロジェクトのロードマップを確認しておきましょう。

内容
2018年2月 ICO実施
2018年第4四半期 仮想通貨取引所に上場
2018年第4四半期 ペイメントシステムの開発
2018年 提携先の開発プランニング
2019年第1四半期 提携先物件のプリセール(BIG Tokenには割引)
2019年第2四半期 ペイメントシステム始動
2019年 提携先工事の終盤に突入
2022年 BIG Tokenが提携先で使用可能に

BIG Tokenでは、提携先での支払い方法としてトークンが利用できるようにするというゴールがあるため、ペイメントシステムの開発にも取り組んでいます。

上記にもありましたが、秒間トランザクション数が高くなるアルゴリズムを採用することによって、素早い取引が可能になるとされています。

また、2019年の第一四半期には提携先物件のプリセールも始まり、BIG Tokenを使用すると割引がつくとされています。

その後ペイメントシステムや工事の完成とともに、2022年を目処にフルサービスが展開されるもようです。

BIG Tokenのまとめ

トークンを利用した不動産投機を展開するBIG Tokenについて紹介しました。

ICOで挙げた資金でローンを発行するという、また類似プロジェクトとは違った路線を行くプロジェクトということでした。

今後、提携先物件の開発プランなどが出てくるに連れてこのプロジェクトの魅力も更に上がってくることでしょう。

関連リンク


※プロジェクトのICOへ参加される際には、自身でも利用規約やプロジェクト内容に関して十分理解をした上での投資を行いましょう。投資をおこない損失などが生じた場合、CRYPTO TIMESでは一切の責任を負いません。全て自己責任となります。

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