BTC(ビットコイン)の価格は$9400を割れ、前日比で大きく下落
Crypto Times 編集部
昨日は$11,000を推移していたビットコインですが、昨晩、7月2日の安値を更新して一時は$9,400の価格をつけて、大きく下落をした形になっています。
今までの価格の上昇要因として、Tetherによる価格上昇などが囁かれていましたが、今回の下落は過熱していた相場に対しての調整をしている値動きとして考えています。
連日、上下に大きな値動きをしていて非常にボラティリティのある相場になっているので、レバレッジをかけた取引をするプレーヤーは注意する必要があります。
イーサリアムにも注意を向けてみると、一時的に$200を割り込むなどビットコイン以上に下落をしています。
注目したいのはビットコインの価格下落以上に、イーサリアムの価格が数日で落ちていることです。これは様々な要因が予想されますが、海外ではDeFiが普及してレバレッジを掛けることができるようになったことが要因とする考えも見受けられます。
Largest $ETH liquidations ever on #DeFi in thin markets –led by 15k ETH market sell on Bitstamp sending spot to $195.
Auto-liquidation w/ no-KYC vs margin call w/ KYC — some may start to re-evaluate Peer-to-Contract vs Peer-to-Broker. pic.twitter.com/Ek2j6fy0on
— Su Zhu (@zhusu) July 15, 2019
少なくとも今回のビットコインの下落の一因として、イーサリアムの価格下落が牽引していることもあるので、引き続きイーサリアムの値動きにも注目していきたいと思います。
またアメリカではLibraに関する公聴会が行われました。本日もG7による財務相会議の議題にもなっておりますのでこちらに関しても引き続きチェックしていきたいと思います。