bybitのインバース無期限・USDT無期限まとめ! それぞれの特徴や使い方を徹底解説
   公開日 : 2021/12/24

bybitのインバース無期限・USDT無期限まとめ! それぞれの特徴や使い方を徹底解説

さっちゃんCRYPTO TIMES公式ライター

2017/12のピーク時から仮想通貨に触り始めました。こちらでは通貨・プロジェクトについてまとめた記事を書くことが多いです。クリプト外ではWebまわりの集客、広告に携わっていたりします。

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bybitは2018年に誕生した海外の仮想通貨取引所です。

取引できる通貨の種類が豊富で、最大100倍までのレバレッジ取引が可能な点が魅力になっています。

この記事では、bybitが提供しているインバース無期限とUSDT無期限の取引サービスについて解説します。

どちらも仮想通貨を対象にした無期限の先物取引ですが、特徴は大きく異なるので押さえておくべきです。

最後まで読んで、インバース無期限とUSDT無期限の使い分けのポイントをマスターしましょう!

bybitのインバース無期限・USDT無期限とは?

インバース無期限USDT無期限
証拠金取引する仮想通貨
(BTC/USDならBTC、ETH/USDならETH)
USDT
取引可能な通貨ペアレバレッジ
最大100倍
BTC/USDBTC/USDT
最大50倍ETH/USD, EOS/USD, XRP/USDETH/USDT, BCH/USDT, LTC/USDT,
XRP/USDT
最大25倍BNB/USDT, ADA/USDT, DOGE/USDT,
DOT/USDT, UNI/USDT, SOL/USDT,
LINK/USDT, MATIC/USDT, ETC/USDT,
FILU/USDT, EOS/USDT, AAVE/USDT,
XTZ/USDT, SUSHI/USDT, XEM/USDT
ポジションの両建てできないできる
取引手数料maker:-0.025% taker:0.075%
資金調達料8時間ごとに発生

最初に、bybitのインバース無期限とUSDT無期限の基本的な事項を確認しておきましょう。

インバース無期限もUSDT無期限も、「無期限」の名前の通りに期限のない先物契約の証拠金取引です。

共通点と相違点が分かるよう比較表にまとめたので、これをもとにインバース無期限とUSDT無期限の特徴を確認していきましょう。

bybitのインバース無期限・USDT無期限とは?

インバース無期限の証拠金は取引対象の仮想通貨

インバース無期限はBTC/USDやETH/USDといった、仮想通貨とUSDを通貨ペアとした証拠金取引です。

取引可能な通貨ペアは、比較的メジャーな仮想通貨を対象としたBTC/USD・ETH/USD・EOS/USD・XRP/USDの4種に限られます。

インバース無期限の最大の特徴は、取引ペアの仮想通貨側を証拠金とした取引であるという点です。

BTC/USDであればBTCを、ETH/USDであればETHを証拠金としてbybitに入金しておく必要があります。

USDT無期限はUSDTが証拠金として使われる

USDT無期限は、ステーブルコインであるUSDTを証拠金とした取引です。

BTC/USDT・ETH/USDTのように仮想通貨とUSDTの組み合わせの通貨ペアが対象で、中堅どころのアルトコインを含む20種類の通貨で取引できます。

取引時には証拠金となるUSDTをbybitに入金しておく必要がありますが、この証拠金はUSDT無期限のどの通貨ペアの取引でも使えるので、様々な通貨で取引したい利用者には便利です。

証拠金の仮想通貨はbybitで買い入れることも可能
インバース無期限・USDT無期限の証拠金となる仮想通貨が手元にない場合は、bybitのHPからクレジットカード決済で購入することもできますよ。bybitの入金ガイドも参考にしてください。

レバレッジはともに最大100倍

bybitのインバース無期限・USDT無期限の最大レバレッジは、取引する通貨ペアごとに異なります。

レバレッジ最大100倍まで可能なのは、BTCを対象としたBTC/USD・BTC/USDTのみです。

他の通貨ペアには、それぞれに50倍あるいは25倍の最大レバレッジが設定されています。

レバレッジはリターンとリスクに大きく影響するので、取引する通貨ペアの最大レバレッジは常に意識しておきましょうね。

取引手数料はmakerとtakerで異なる

取引手数料は、インバース無期限・USDT無期限で違いはありません。

手数料率はmakerとtakerで異なっており、taker側は取引金額の0.075%を手数料として徴収されますが、maker側は取引金額の0.025%を受け取ることができます。

maker側に有利に設定されているので、できるだけmakerとして取引するほうがお得ですよ。

8時間ごとに資金調達料が発生する

資金調達料額bybitが公表する資金調達率に保有ポジションの評価額を掛けたもの
支払い・受け取りのタイミング8時間ごとに発生
(毎日16:00 UTC、00:00 UTC、08:00 UTC )

資金調達料とは、市場の状況に応じてロングポジションとショートポジションの保有者の間で、支払いと受け取りが行われる、無期限先物の特徴的な仕組みです。

仮想通貨の現物価格と無期限先物契約の価格を連動させることを目的としており、取引所が提示する資金調達率にしたがって資金調達料が決まります。

bybitのインバース無期限・USDT無期限の取引でも、8時間ごとに資金調達料の授受が発生します。

資金調達率の詳しい仕組みは以下FTXの記事も参考にしてください。

bybitのインバース無期限・USDT無期限の取引手順を解説!

bybit取引

bybitのインバース無期限・USDT無期限の基本知識をおさえた後は、実際の取引手順を確認しましょう。

ここでは、入金から注文までの流れを詳しく解説します。

bybitは海外の取引所ですが、公式HPは日本語対応がされておりとても使いやすいですよ。

インバース無期限・USDT無期限の取引手順

証拠金となる仮想通貨を入金する

インバース無期限・USDT無期限の取引をはじめるには、証拠金となる仮想通貨を事前に入金しておく必要があります。

USDT無期限ではUSDTを、インバース無期限では取引したい種類の仮想通貨を入金してくださいね。

入金を実行するには、bybitのHPへのログイン後、「資産」のメニューを選択して「合計資産」のページを開き、「入金」を選択しましょう。

入金先のアドレスが、QRコードと文字列で表示されるので、こちら宛に仮想通貨を入金します。

アドレスを間違えると仮想通貨を失うので入力は慎重に行いましょう。

入金する仮想通貨が手元にない場合は、クレジットカード決済で仮想通貨を購入することもできます。

「暗号資産購入」でクレカ決済OK
Bybitの「暗号資産の購入」から、クレジットカードでの決済が可能です。

取引画面を開き取引する通貨ペアを選択する

インバース無期限・USDT無期限の取引をするには、「デリバティブ」のメニューから「インバース無期限」あるいは「USDT無期限」を選択し、さらに取引する通貨ペアを選択します。

すると選択された通貨ペアの取引画面が表示されます。

取引画面は左からチャート・取引板・注文入力と並んでいます。

右側の注文入力の画面から取引注文を行いましょう。

注文内容を入力する

注文に関する主な設定項目説明
マージン証拠金のモードを選択
クロスマージン・分離マージンの2種から選択
注文方法注文方法の選択
指値・成行・条件付きの3種から選択
注文価格取引する価格
注文数量取引する数量
レバレッジ注文するポジションのレバレッジ
通貨ペアに応じて最大100倍まで設定可能

インバース無期限の注文入力の画面で、指定できる主な項目について一覧表にまとめました。

これらを指定して「買い/ロング」あるいは「売り/ショート」を選択すれば発注完了です。

bybitのインバース無期限ではロングとショートのポジションの両建てができないので、すでに持つポジションと反対側の注文を行うと、自動的に決済注文として処理されます。

USDT無期限での注文

USDT無期限の注文もインバース無期限と同様の指定ができます。

インバース無期限の注文との大きな違いは、「参入注文」か「決済注文」かを明確に指定することが可能な点です。

USDT無期限ではロングとショートのポジションの両建てができるので、新たにポジションを建てるための注文(参入注文)か、すでに保有しているポジションを決済するための注文(決済注文)かを区別します。

bybitのインバース無期限・USDT無期限はどう使い分ければいいの?

bybit使い分け
bybitのインバース無期限・USDT無期限の注文手順について説明しました。

多くの情報をうまくまとめて表示した操作画面なので、使い始めればすぐに慣れるはずです。

ここからは、インバース無期限・USDT無期限をどう使い分けていくかについて解説します。

それぞれの特徴をつかんで使いどころを選択することで、仮想通貨取引の勝率が違ってきますよ。

インバース無期限・USDT無期限の使い分け

大きな利益を求めるならインバース無期限

インバース無期限の最も大きな特徴は、証拠金が仮想通貨であることです。

そのため、仮想通貨の値動きが取引そのものの損益だけでなく証拠金の価値にも影響します。

取引と証拠金を合わせたトータルな損益を考えると、法定通貨を証拠金とした取引と比較して、bybitのインバース無期限はよりハイリスク・ハイリターンな取引になりますね。

リスクをおさえた取引ならUSDT無期限

USDT無期限も仮想通貨であるUSDTを証拠金にした取引です。

しかし、USDTはUSDにペグしたステーブルコインなので、その値動きはUSDに近いレベルで安定しています。

その結果、USDT無期限はインバース無期限と比較してリスクをおさえた取引が可能です。

ハイリスク・ハイリターンならインバース無期限、ローリスクの取引ならUSDT無期限を選択しましょう。

多様な通貨で取引するならUSDT無期限

インバース無期限USDT無期限
レバレッジ最大100倍
で取引可能
BTC/USDBTC/USDT
最大50倍で取引可能ETH/USD, EOS/USD, XRP/USDETH/USDT, BCH/USDT, LTC/USDT,
XRP/USDT
最大25倍で取引可能BNB/USDT, ADA/USDT, DOGE/USDT,
DOT/USDT, UNI/USDT, SOL/USDT,
LINK/USDT, MATIC/USDT, ETC/USDT,
FILU/USDT, EOS/USDT, AAVE/USDT,
XTZ/USDT, SUSHI/USDT, XEM/USDT

bybitのインバース無期限で取引可能な通貨ペアは4種に限定されています。

これに対して、USDT無期限では表のように20種の通貨ペアでの取引が可能です。

多様な仮想通貨の取引を行いたいなら、USDT無期限が便利ですね。

USDT無期限ならポジションの両建てが可能

短期的な値動きと長期的なトレンドの両方に柔軟に対応したいときなど、ロングとショートのポジションを同時に建てるときがあります。

この「両建て」について、bybitのインバース無期限では利用できません。

対してUSDT無期限では両建て可能です。

それぞれ異なるレバレッジ設定も可能となっているので、資産管理で両建てが必要なシーンではUSDT無期限を使いましょう。

bybitのインバース無期限・USDT無期限のまとめ

この記事では、bybitのインバース無期限・USDT無期限の取引について解説しました。

両者の基本的な違いは、証拠金をどの通貨で用意しなければならないかです。

インバース無期限は、BTC/USDならBTCで、ETH/USDならETHで証拠金を準備しなければなりません。

対して、USDT無期限はUSDTのみを証拠金として様々な仮想通貨を取引できます。

両者の特徴を見極めて使い分けて行けば、bybitの魅力を最大限に引き出すことができますよ。

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