ビットコインETF、上場来最悪の月間実績|6月に7200億円流出
よきょい

引用元: Sadi Hockmuller / Shutterstock.com
米国のビットコイン現物ETFは6月に約45億ドル(約7200億円)の純流出を記録し、2024年1月の上場以来最悪の月間実績となりました。6月30日にも2億2260万ドルの流出が発生し、9営業日連続のマイナスが続いています。
純資産最大手のBlackRock「IBIT」が今月だけで35億5000万ドルの流出となり、全体の大部分を占めたとされています。米国のビットコイン現物ETFの純資産総額は年初のピーク時110億ドル超から約709億ドルまで縮小した一方、上場以来の累計流入額は510億ドル超とプラスを維持しています。
今回の流出は金利や地政学リスクを背景としたマクロ環境の慎重化に加え、SpaceXの新規株式公開(IPO)への資金シフトが主因との見方が出ています。SpaceXのIPOは個人投資家による過去最大規模の買い需要を集め、5億5500万株超・750億ドルを調達したと報じられており、仮想通貨市場から資金を吸い上げた可能性があるとされています。
ビットコイン価格は5万8500ドル前後まで軟調な展開となっており、直近1カ月で20%、1年間では45%下落しています。
一部のアナリストは、今回の流出がビットコインのファンダメンタルズ悪化を意味するものではなく、投機的な資金の巻き戻しに過ぎないとの見解を示しています。CLARITY法の行方も含め、今後の資金フローの動向が引き続き焦点になりそうです。
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