「ビットコインのデッドクロスは下落予兆でなく買い場」 CoinShares責任者分析
Crypto Troll

ビットコイン(BTC)のテクニカル指標である「デッドクロス」が形成されると、相場下落の予兆とみなすトレーダーが少なくありません。
デッドクロスは50日移動平均線が200日移動平均線を下回る現象を指し、2025年4月7日にビットコインが50日線86,486ドル、200日線86,840ドルで交差したことで注目を集めました。
しかし、欧州に拠点を置く投資会社CoinSharesの調査責任者ジェームズ・バタフィル氏は、「デッドクロスが相場下落を予測する」という見方を「全くナンセンス」と断じています。
バタフィル氏が2011年以降にビットコインで起きた11回のデッドクロスを振り返ったところ、一か月後には平均-3.2%と下落傾向が見られるものの、三か月後には平均+13.6%、六か月後も平均+17.0%とプラスに転じる傾向が示されました。さらに2020年3月のデッドクロス後、一年で価格が+450%も上昇した例もあります。
一方で、2018年や2021年の事例では一年後に二桁%の下落を記録しており、一年後の動きは平均で+52.3%と大きく伸びる例もあれば、中央値は-17.2%と大きくマイナスに振れる例もあるなど、一貫性には欠けることが分かりました。
こうしたデータを踏まえ、バタフィル氏はデッドクロスを根拠に悲観的な見方をするのは必ずしも正しくないと指摘し、「むしろ良い買いの機会になっているケースが多い」とコメントしています。
しかしながらテクニカル分析は、多くの投資家が参照することで相場に自己実現的な影響を与える面も否定できず、多角的な分析が求められています。
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情報ソース:CryptoSlate