コインベースのEU進出の裏で、国家間の規制対立が激化

2025/06/17・

よきょい

コインベースのEU進出の裏で、国家間の規制対立が激化

大手暗号資産取引所のコインベース(Coinbase)とジェミナイ(Gemini)が、EU全域での事業を可能にするライセンスの取得に近づいていると報じられました。しかし、この動きはEUの新たな暗号資産市場規制(MiCA)の下で加盟国間の対立を引き起こしています。

MiCA規制では、一つの加盟国でライセンスを取得すればEU全27カ国で事業展開できる「パスポート制度」が採用されています。これにより、マルタやルクセンブルクといった国が迅速な承認プロセスを武器に暗号資産ビジネスの誘致を競っています。

一方でフランスなどの規制当局は、こうした競争が審査基準を甘くする「底辺への競争」につながるのではないかと懸念を表明しています。

FTXの破綻といった過去の教訓から、EUは投資家保護とイノベーション促進のバランスをどう取るかという難しい課題に直面しており、EU内での一貫した規制執行のあり方が問われています。


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情報ソース:Reuters

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