4100BTCが消えた日|オンラインゲーム発の窃盗団の手口とは
仮想通貨の窃盗・資金洗浄グループを主導したマローン・ラム被告が、米ワシントンの裁判所でRICO(威力脅迫及び腐敗組織対策)法違反の共謀罪を認めました。シンガポール国籍の22歳で、検察は組織全体で2億4500万ドル超の仮想通貨を盗み、洗浄したとしています。
検察によると、同被告はソーシャルエンジニアリングや住居侵入で保有者の情報を入手し、ウォレットから資金を抜き取る国際的な組織を編成しました。活動は少なくとも2023年10月から2025年5月まで続き、カリフォルニアやニューヨーク、フロリダなど各地と海外の参加者が関与しています。関係はオンラインゲーム上で築かれ、次第に大規模な犯罪組織へと発展しました。
得た資金は派手な生活に充てられ、1晩で50万ドルを使ったナイトクラブ通いや10万〜50万ドル超の腕時計、プライベートジェットの利用、最大380万ドル相当の高級車の購入などが挙げられています。同被告は2025年9月、マイアミの借家で逮捕されました。
事件が広く知られたのは、ワシントンDCの被害者1人から4100BTC超が盗まれた2024年8月18日の一件です。当時の価値は2億3000万ドル超で、実行役はGoogleやGeminiのサポート担当を装って信頼を得たうえで端末に遠隔接続し、秘密鍵を把握したとされています。
次回の期日は12月8日ですが量刑手続きではなく、処分の時期は決まらないまま推移しそうです。
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