尿素が1ヶ月で34%急騰、ホルムズ海峡封鎖が仮想通貨にも波及か
Crypto Times 編集部

イランを巡る地政学リスクの緊迫化が原油のみならず肥料市場にも深刻な影響を及ぼしています。特に「尿素(Urea)」の価格は過去1ヶ月で34%以上も急騰し1トンあたり601ドルに達しました。この背景には、世界の海上貿易の3分の1が通過する要衝ホルムズ海峡の事実上の封鎖リスクがあります。
ホルムズ海峡はエネルギー輸送の生命線であると同時に肥料流通においても極めて重要なルートです。同海峡を通過する肥料輸送のうち尿素は約3分の2を占めています。現在紛争の影響でこの供給網が遮断されており、農業生産に不可欠な尿素の価格高騰を招いています。
市場の関心は急騰する原油価格に集中しがちですが、肥料価格の上昇は食料インフレを誘発する要因となり結果としてマクロ経済全体に波及します。ビットコインをはじめとする暗号資産市場もこれらの中東情勢やコモディティ価格の変動による影響を強く受けています。
中東情勢の緊迫化が続く中、原油価格の高止まりと供給網の混乱は今後もビットコインを含むリスク資産のボラティリティを高める要因となりそうです。
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