イーサリアム大手レイヤー2「Base」が数時間停止

イーサリアム大手レイヤー2「Base」が数時間停止
ct analysis

イーサリアムのレイヤー2(L2)ブロックチェーン「Base」が、ブロックの生成が止まる不具合で2時間以上にわたって停止しました。米大手仮想通貨取引所コインベース手掛けるこのネットワークは利用が最も活発なL2の一つに数えられます。運営は「資金はすべて安全だ」と強調し、現在は稼働を再開していますが、チェーンそのものが動きを止めたという事実は重く、稼働再開がただちに「完全解決」を意味するわけではない点も含め、L2ネットワークが抱える論点を改めて浮かび上がらせています。



無効なブロックによる停止と続く原因調査

障害が発生したのは米東部時間6月25日の正午ごろでした。Baseはステータスページで「ブロック生成に関する問題に対応するため、メインネットを停止している。資金はすべて安全だ」と告知。約1時間後には「無効なブロックがシーケンスされる原因となったコンセンサスの問題を切り分けた。これにより新しいブロックの生成が妨げられていた」と説明しました。その約1時間後に新規ブロックの同期が正常に戻り、稼働自体は回復しています。

ブロック生成と入金にかかわる不具合がメインネットで起きたのは過去90日間で初めてとされますが、運営チームは復旧後も問題の根本原因(ルートコーズ)の特定に向けて調査を続けているとしています。

アップグレード「Beryl」直前のつまずき

今回の障害はBaseが予定していた「Beryl」ハードフォークのわずか数時間前に発生しました。このアップグレードはステーブルコインや現実資産(RWA)のトークン化に向けた新しいトークン規格を導入し、出金の遅延を減らすことを目的に進められているものです。Baseは5月にも約30時間に及ぶ出金遅延を起こしており、まさに信頼性の底上げが急務として意識されていた矢先での全面停止でした。

可用性を高めるはずの作業を目前に控えながら、その直前に足元をすくわれた形と言えます。



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記事ソース:Decrypt

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