イーサリアムL2閉鎖へ、出金忘れで資産消失も?|Swellchain
よきょい

リキッドステーキングおよびリステーキングのプロトコルSwellが、自社のイーサリアム・レイヤー2チェーン「Swellchain」を閉鎖します。リステーキングの成長鈍化とイーサリアムの取引コスト低下により、チェーンを維持する意義が薄れたと判断したためとされます。
注目を集めたのは期日の変更です。Swellは4月の発表では6月15日を出金期限としていましたが、6月16日のX投稿とホームページでは6月23日を期限とし、それ以降に残された資産は回収不能になると強い表現で警告しました。
チェーン自体は6月30日まで稼働するものの、それ以降の出金には技術的な知識を要する直接的なコントラクト操作が必要になるとされ推奨されていません。
回収の問題は単なるブリッジ操作にとどまりません。SwellはTempestやAmbientなどのDeFiポジションを保有するユーザーに、まずそれらを解消するよう求めました。アプリチェーン上の残高は流動性ポジションや借入資産、ラップトークンなど、単一のトークンとは限らないためです。
さらにポートフォリオ追跡ツールのDeBankがSwellchainの表示を停止したことで、ユーザーが資産の存在に気づきにくい状況も生まれています。
今回の閉鎖はハッキングではなく計画的なものですが、不注意なユーザーにとっては同様の結果を招きかねません。アプリチェーンを立ち上げる以上、ユーザーが告知を見落とし、古いツールに頼り、残高を後から発見することを前提とした閉鎖手順が必要だと指摘されています。
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