SBI、仮想通貨取引所ビットバンクを買収合意|預り資産で国内首位へ

SBI、仮想通貨取引所ビットバンクを買収合意|預り資産で国内首位へ

引用元: Piotr Swat / Shutterstock.com

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SBIホールディングスが仮想通貨取引所「bitbank(ビットバンク)」を運営するビットバンク株式会社を買収することで合意しました。2026年6月25日に取締役会で決議し、基本合意書と株式譲渡契約を締結。取得価額は総額467億円で最終的にビットバンクをSBIの完全子会社とする計画です。

買収が完了すればSBIグループの仮想通貨交換業は子会社のSBI VCトレードと合わせて国内最大級の規模になります。両社の2026年4月末時点の数値を単純合算すると、預り資産残高は約1.1兆円、口座数は約292万。SBIの試算では預り資産残高で国内首位に立つ見込みです。



467億円で完全子会社化、10月完了をめざす

買収は段階的に進みます。まずSBIの完全子会社であるSBICAH合同会社が創業者で代表取締役社長CEOの廣末紀之氏ら個人株主から株式を取得(53,704株)。続いてビットバンクが実施する第三者割当増資をSBICAHが引き受け(48,952株)、最後にビットバンクが増資で得た資金で大株主のMIXIとセレスが保有する株式を自己株式として買い取ります。この一連の取引を経て、SBICAHの議決権所有割合は最終的に100%となる見込みです。

株式譲渡は2026年8月頃、増資や自己株式取得を含む取引完了は同年10月頃を予定しています。ただし実行は公正取引委員会による企業結合審査のクリアランスなどが前提です。SBIは2027年3月期の連結業績への影響は軽微としています。

ビットバンクは2014年設立で「オープンでフェアな社会の実現」を掲げて取引所bitbankを運営。SBIが評価するのは創業以来ハッキング被害ゼロを維持してきたセキュリティ体制で買収後は両社の顧客基盤やセキュリティ・コンプライアンス体制、サービス開発力を相互に活用するとしています。

SBIにとって今回の買収は仮想通貨事業の規模拡大にとどまりません。同社は信託型としては国内初の円建てステーブルコインを発行するなど、ステーブルコインやオンチェーン金融へ事業を広げており、ビットバンクの顧客基盤はその足場になりえます。国内では仮想通貨関連企業が買収で事業領域を広げる動きも相次いでおり、業界再編の色合いが濃くなっています。



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記事ソース:SBI Holdings

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