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2026/08/06予想超えでも売られたサンディスク|メモリ高騰がDePINにも波及か
米サンディスク(SanDisk、銘柄コード:SNDK)が8月5日の米国市場引け後に発表した2026会計年度第4四半期(7月3日締め)決算は、売上高・利益ともに市場予想を上回る内容でした。それでも株価は同日の通常取引を5.4%安の1,350.50ドルで終え、時間外取引でさらに3〜4%程度下落しています。 数字そのものは過去最高水準でしたが、次期の売上見通しの中央値が市場予想に届かなかったことが嫌気されたとみられています。 第4四半期の売上高は89億7,000万ドルで、会社側が示していたレンジも市場予想も上回りました。前四半期比では51%増、粗利益率は84.6%と、前四半期の78%からさらに改善しています。調整後の1株当たり利益は39.25ドルで、前年同期の0.29ドルと比べると、AIデータセンター向け需要とNAND価格上昇がいかに急激に業績を押し上げたかが分かります。 項目 実績 会社見通し 市場予想 売上高 89億7,000万ドル 77.5億〜82.5億ドル 約83億ドル 調整後EPS 39.25ドル 30〜33ドル 約34.24ドル 粗利益率 84.6% — — 前四半期比 +51% — — ※対象は2026会計年度第4四半期(2026年7月3日締め)。前年同期の調整後EPSは0.29ドルでした。 増収の大半は「値上げ」によるもの もっとも、内訳を見ると論点も浮かびます。前四半期からの増収分のうち約20億1,000万ドルが価格要因に帰属するとされており、出荷量の増加以上に単価の上昇が数字を作った構図です。現在の利益率がサイクルのピークなのか、それとも構造的な変化なのか。市場がこの決算で確かめたかったのはそこであり、判断材料が十分に示されなかったことが売りにつながったとみられています。 同社はこの循環性を和らげる狙いで、複数年の長期供給契約を軸とした「新事業モデル(NBM)」を進めています。第4四半期にはNBM関連の預り金が19億4,000万ドル計上され、調整後フリーキャッシュフローの約89%にあたる45億ドルを自社株買いに投じました。 8月13日にはインベスター・デイが予定されており、2027会計年度の見通しとNBMの実効性がどう説明されるかが次の焦点となります。 年初来579%高からの調整局面 株価の振れ幅は極端です。サンディスクは一時年初来579%高となり、6月には2,354.39ドルの上場来高値を付けましたが、7月だけで47%下落。中国メモリ大手CXMTの上場を契機とした半導体株全体の売りも重なり、直近では1,000ドル前後まで下げる場面がありました。 決算前のオプション市場は上下25%程度の変動を織り込んでいたとされ、ブルームバーグの集計では買い推奨25、中立5、売り推奨ゼロと、アナリストの評価は依然として強気に傾いています。目標株価のコンセンサスは2,217.77ドル、レンジは1,000ドルから3,169ドルと見方は大きく割れています。 NAND高騰が仮想通貨インフラに及ぼす影響 メモリ価格の高騰は、Web3のインフラ側にも波及しつつあります。ブロックチェーンのアーカイブノードやバリデーター運用は大容量ストレージを前提としており、SSDやHDDの調達コスト上昇は運用者の採算に直結します。モルガン・スタンレーはストレージ半導体の価格が25%程度上昇し、供給逼迫が2028年まで続くとの見方を示したとされ、この環境が続けばノード運用の費用構造は見直しを迫られそうです。 一方で、FilecoinやArweave、Storjといった分散型ストレージ、いわゆるDePIN(分散型物理インフラネットワーク)は、既存の遊休ストレージを世界中から集約する設計上、新規のハードウェア調達サイクルの影響を受けにくいとの指摘もあります。ただし、ネットワーク全体の容量を伸ばす段階では新規ドライブの購入が必要になるため、NAND価格の上昇と完全に無縁というわけではありません。 区分 コスト構造 NAND高騰の影響 集中型クラウド 自社調達した設備を月額課金で提供 保管料に転嫁されやすい DePIN型ストレージ 世界中の遊休容量をトークン報酬で集約 既存容量分は影響を受けにくい 自前ノード運用 運用者が自らSSD・HDDを調達 調達コストが直接効いてくる ※各方式の一般的な構造を整理したもので、個別プロジェクトの採算を示すものではありません。 AI向けデータの保管需要が拡大するなかで、中央集権型と分散型のコスト差がどう推移するかは注目されるところです。 サンディスクの決算は、AIストレージ需要という追い風の強さと価格主導の増益がどこまで続くのかという不確実性を同時に示す内容となりました。8月13日のインベスター・デイで示される2027会計年度の見通しが、キオクシアを含むメモリ関連株、そしてストレージコストに連動するインフラ全般の見方を左右しそうです。

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2026/08/06好決算でもなぜ売られた?スペースX、BTC評価減と9億株の解禁
米SpaceX(銘柄コード:SPCX)が8月4日の米国市場引け後、6月の上場後初となる四半期決算を発表しました。2026年第2四半期の売上高は前年同期比92%増の78億1,400万ドルと市場予想の68億〜69億ドル台を上回りましたが、株価は時間外取引で一時8%超下落。翌5日の取引でも売りが続き、一時115ドル前後まで水準を切り下げたと報じられています。 好調な売上の裏で、AI向け設備投資の膨張と8月6日に控えるロックアップ解除が意識された形です。 損益面の改善は明確でした。純損失は前年同期の10億800万ドルから5億4,100万ドルへ縮小し、1株当たり損失は0.09ドルと市場予想の0.26ドルを大きく下回っています。減価償却費や株式報酬を除く調整後EBITDAは、前年同期比191%増の35億3,800万ドルとなりました。 項目 2026年4-6月期 前年同期 売上高 78億1,400万ドル 40億7,000万ドル 営業損失 1億4,300万ドル 9億7,000万ドル 純損失 5億4,100万ドル 10億800万ドル 調整後EBITDA 35億3,800万ドル 12億1,600万ドル 1株当たり損失 0.09ドル — ※前年同期の売上高・調整後EBITDAは開示された増減率からの逆算値です。調整後EBITDAは米国会計基準の営業利益とは異なります。 部門別ではStarlinkとStarshieldを含むConnectivity事業、xAI買収で加わったAI事業、打ち上げを担うSpace事業の3部門すべてが伸びました。Starlinkの加入者数は6月末時点で1,200万人と前年同期の600万人から倍増し、サービス提供地域は167カ国・地域、軌道上の衛星は約1万200機に達したとされています。 市場が見ていたのは売上ではなく設備投資 株価が下落した主因は、AIインフラへの投資ペースにあるとみられています。第2四半期の設備投資は総額183億7,000万ドルで、うちAI関連が158億ドル。第1四半期の77億ドルから倍増した計算です。上期通算では設備投資284億7,600万ドルのうち235億5,100万ドルがAI事業向けで、全体の約8割を占めます。 2026年上期の設備投資 金額 構成比 AI事業 235億5,100万ドル 約82.7% Connectivity事業 26億9,900万ドル 約9.5% Space事業 22億2,600万ドル 約7.8% 合計 284億7,600万ドル 100% ※構成比は開示された金額からの算出値です。 同社は6月のIPOでClass A普通株式約6億3,889万株を発行して約857億ドルを調達し、さらに250億ドルの投資適格社債も発行しました。6月末時点の現金及び現金同等物は935億2,200万ドル、有価証券と合わせて約1,000億ドルの手元資金を積み上げていますが、投資の回収時期は依然として見えにくい状況です。 経営陣は成長シナリオを強調しています。ブレット・ジョンセン最高財務責任者(CFO)は決算説明会で、年内に年換算売上高(ARR)1,000億ドルに到達するペースにあると説明。第3四半期に入ってからの数週間で、10月から立ち上がる6カ月間のクラウドサービス契約を追加で67億ドル分獲得したとしています。 約600億ドル規模とされるAIコーディングツール「Cursor」運営会社の買収は第3四半期中の完了を見込み、決算と同じタイミングでは、新たな軌道上コンピューティング構想「Starmind」向けのAIチップ供給元としてNVIDIAを指名したことも明らかにされました。 8月6日、9億株超のロックアップが解除 需給面の重しも意識されています。SpaceXは6月12日に1株135ドルでナスダックに上場し、直後に225.64ドルまで買われましたが、その後は反落。8月3日の終値は114.53ドルと、公開価格を15%、上場後の高値を49%下回る水準まで調整していました。 8月6日に解禁されるのは、インサイダー保有の制限付き株式のうち最大20%にあたる約9億1,150万株です。時価にして1,000億ドル超とされ、上場時に流通していた約6億3,900万株(発行済み株式約132億株の5%未満)を大きく上回る規模になります。以降も残る制限付き株式が15〜20日ごとに約7%ずつ自動的に解放され、上場から180日後の12月8日にすべての標準的な制限が外れる設計とされています。 損益計算書に組み込まれたビットコイン1万8,712枚 仮想通貨市場にとって、今回の決算にはもう一つ見逃せない項目があります。SpaceXが保有するビットコイン1万8,712枚です。6月末時点の公正価値は11億ドルで、2025年末の16億4,000万ドルから5億3,900万ドル減少しました。 これは上期のビットコイン価格が33%下落したことを反映したものですが、取得原価は約6億6,100万ドルとされ、なお4億3,700万ドル程度の含み益が残っている計算になります。 項目 数値 保有数量 1万8,712 BTC 取得原価 約6億6,100万ドル 平均取得単価 約3万5,300ドル 公正価値(2025年末) 16億4,000万ドル 公正価値(2026年6月末) 11億ドル 上期の評価減 5億3,900万ドル 含み益(6月末時点) 約4億3,700万ドル ※含み益は公正価値と取得原価の差額です。 同社は公開企業のビットコイン保有としては7番目の規模、テスラの1万1,509枚を上回るとみられています。注目されるのは、会計基準の変更によってこの保有分が四半期ごとに時価評価され、価格変動が損益計算書に直接反映される点です。ビットコインが1万ドル動けば、SpaceXの帳簿上でおよそ1億8,700万ドルの評価損益が発生する計算になります。時価総額に対しては小さな比率にとどまるものの、上場企業の決算を通じてビットコイン価格が可視化される事例が一つ増えたことになります。 もう一点、オンチェーン分析の観点でも示唆的です。分析企業Arkhamが5月時点でSpaceXに紐づけていたのは約8,285枚と開示された1万8,712枚の半分以下でした。差の要因は、同社が第三者カストディを通じてオムニバス型のウォレットで保有しているためとみられています。チェーン上のデータだけでは企業の保有実態を捉えきれないことを示す例であり、提出書類との突き合わせの重要性が改めて浮き彫りになりました。 ロックアップ解除の消化とAI投資の回収ペース、そして四半期ごとに揺れるビットコインの評価額。上場企業となったSpaceXの決算は、宇宙とAIに加えて仮想通貨市場からも注視される材料となりそうです。

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2026/08/06CLARITY法が潰れるほうが価格には好材料?運用大手が異例の指摘
米上院で仮想通貨の市場構造を定めるCLARITY法案の審議が正念場を迎えています。議員が休会に入る前に採決へ進むには討論終結(クローチャー)動議の提出期限が迫っていますが、水曜の本会議日程に同法案は含まれていませんでした。 上院の地元活動期間は8月10日に始まり、ビットワイズの最高投資責任者マット・ホーガン氏は議員が金曜に議会を離れ9月14日に戻ると説明しています。同氏は法案成立が業界にとって最良の結果としつつ、決着のつかない交渉が続くよりも短期的な見通しが明確に潰えるほうが価格には好ましい可能性があると指摘しました。 ホーガン氏の見立ては、機関投資家が法案の行方を待って資金を待機させているという認識に基づきます。可決期待が大きく低下すれば投資家は議会を待つのをやめ、すでに形づくられつつある規制の枠組みの下で業界を評価し直せるという主張です。逆に僅差で見送られ9月以降も採決の可能性が語られ続ける状態を、同氏は「歩く死人」と表現し、不透明感の長期化を懸念しています。 法案は2025年7月に下院を294対134で通過し、5月には上院銀行委員会が15対9で修正案を可決しましたが、上院で必要な60票の壁は依然として高そうです。 記事ソース:資料

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2026/08/06売却でも空売りでもない?BTCの下落リスクを他者に渡す手法
仮想通貨市場でリスク管理の手段としてオンチェーンオプションへの関心が高まっています。ビットコインの下落リスクを抑えたい保有者は通常、売却するか無期限先物(パーペチュアル)で売り建てますが、オプションは一定のプレミアムを払って保有を続けたまま下落リスクを他者に移す第三の選択肢とされています。 現状では規模の差が大きく開いています。オプション取引所DeribitはBTCとETHのオプションで85%のシェアを持ち、直近24時間の出来高は25億ドル、建玉は273億ドルです。一方でOAK Researchは2026年3月時点で、オンチェーンのオプション取引がオンチェーン無期限先物の出来高の約0.2%にすぎないと推計しています。DeFiLlamaによると、オンチェーンの無期限先物は日次平均で約214億ドル規模とされています。 それでも土台は整いつつあります。DeFiLlamaのデータでは、オンチェーンのオプション基盤Deriveの建玉は12億ドルを超え、プレミアム出来高は2026年3月に5,100万ドル超と過去最高を記録しました。マーケットメイカーはオプションの持ち高を原資産や無期限先物で調整するため、無期限先物の厚い流動性がオプションの気配値を狭める土台になるとみられています。 一方で課題も残ります。初期の失敗要因として流動性の薄さやヘッジの難しさ、使い勝手の悪さが挙げられており、プロテクティブ・プットやカバードコール型の金庫(Vault)など仕組みを意識せずに使える商品が広がるかどうかが普及の分かれ目となりそうです。 記事ソース:資料

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2026/08/06イーサリアム利回り2.6%→1.2%へ半減案|Aave創業者「有害」と警告
イーサリアムの改善提案EIP-8361が、バリデーターの利回りを現在の約2.6%から約1.2%へ、18カ月かけて54%引き下げる内容を示し議論を呼んでいます。仕組みはバーン(焼却)で、ステーキングされるETHが増えるほどコンセンサス報酬の焼却割合が高まる設計です。 提案では、ステーク量が6,025万ETH(供給の約半分)に達すると、正常に稼働するバリデーターが得るはずのコンセンサス発行分が相殺される計算になります。優先手数料とMEVは対象外ですが、その収入は最大0.20%程度と見積もられており、現在のステーキング利回りの93%以上をコンセンサス発行が占めるとしています。 Aave創業者のスタニ・クレチョフ氏は、コンセンサス利回りが予測しづらくなったりゼロに近づいたりすれば、機関投資家のETH需要やソロステーキング、ETHの借入、そしてETH建てDeFi全体が弱まりかねないと警告しています。 Unfortunately this proposal doesn't achieve the outcome it tries to achieve and is actually hurtful for Ethereum. It caps Ethereum staking rewards to 0% when over 50% of supply staked. What this mean is that Ethereum staking yield becomes unpredictable and even fully… https://t.co/IYUst52Dt3 — Stani (@StaniKulechov) August 4, 2026 同氏が特に問題視するのは、DeFiで繰り返し発生してきたETH借入需要の担い手であるレバレッジ・ループです。ループが解消されWETHの債務返済が進めば、AaveやMorpho、Sparkの借入利用率が下がり、貸し手の利回りも圧縮されるとしています。 一方、Jérôme de Tychey氏は拙速との批判に反論し、「Proposed for Inclusion」は議論の開始にすぎず、18カ月の段階導入を含めれば市場には約2年の調整期間があると説明しています。バリデーターの参加待ち行列が上限近くで推移していることから早期の対応が必要との見方もあり、今後の議論の行方が注目されそうです。

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2026/08/06ハードウェアウォレットに致命的欠陥、208億円のBTCが盗難か
ハードウェアウォレット「Coldcard」の脆弱性を突いた攻撃で、少なくとも1,596BTCが約7,300のアドレスから盗まれたことが分かりました。3度の大規模な攻撃と14件の小規模な事案で確認されたもので、第4波の可能性を含めると被害は2,055BTC(約208億円)に達する恐れがあるとされています。 原因は2021年3月にさかのぼるファームウェアの不具合です。一部の端末がハードウェア乱数生成器から十分なランダム性を得られず、より弱いソフトウェア処理でリカバリーシードを生成していたため、攻撃者が端末や復元フレーズを入手しなくても秘密鍵を再構成できる状態でした。 ファームウェアの更新では既存の脆弱なシードを守れず、新しいシードから生成したアドレスへ資金を移す必要があるとされています。 移行の動きはオンチェーンにも表れています。Santimentのデータでは過去7日間のアクティブアドレスが71万2,000と3カ月ぶりの高水準となり、メンプールの未処理取引は約3万3,000件から約9万6,000件へ増加しました。 CryptoQuantによると、7月28日から8月3日にかけて取引所の保有残高は約1万7,500BTC増え、うち約51%をバイナンスが占めています。ただし一時的な預け入れの可能性もあり、売却を意味するとは限りません。 競合のTrezorはフィッシングの増加を警告し、復元フレーズを外部のサイトやアプリに入力しないよう呼びかけています。一部アナリストは今回の一件が長期保有者を現物ビットコインETFへ向かわせる可能性を指摘しており、自己保管と機関投資家型カストディの比較が改めて問われそうです。 記事ソース:資料

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2026/08/05【今日の仮想通貨】AI攻撃でBTCブリッジが停止。金融庁が「暗号資産・ステーブルコイン課」新設
8月5日、ビットコイン(BTC)の価格は1012万円前後で推移しており、イーサリアム(ETH)は約29.4万円、ソラナ(SOL)は約1.16万円で取引されています。世界の暗号資産時価総額は356兆円で、ビットコインのドミナンス(市場占有率)は約59.2%となっています。 Bitcoin price by TradingView 本日の注目ニュース AI攻撃でBTCブリッジが停止 ビットコインのブリッジサービスBoltzが、8月3日の投稿でスワップの提供を当面停止すると発表しました。数か月にわたり自動化されたAI支援型の探索を受け、限定的な範囲で複数の侵害が発生した後、攻撃の勢いが急に強まったと説明しています。 チームの規模では追随できなくなったとしており、再開の時期は示されていません。 「AI支援型の攻撃」でBTCブリッジが停止|利用者の資金は無事 米政権の仮想通貨キーマンが4人離脱 米財務省でベッセント長官のブロックチェーン・デジタル資産政策の主席顧問を務めたタイラー・ウィリアムズ氏が、7月31日付で退任し民間に戻ります。今年に入って連邦の要職を離れる仮想通貨政策の担当者はこれで4人目となり、市場構造を定める法案が未完成のままの離任が続いています。 米政権の仮想通貨キーマンが4人離脱|法整備は間に合うか 金融庁が「暗号資産・ステーブルコイン課」新設 金融庁は8月5日、仮想通貨とステーブルコインを専門に所管する「暗号資産・ステーブルコイン課」を新設すると発表。組織再編は8月7日付で実施されます。 これまで関連業務は総合政策局リスク分析総括課の下に置かれた「暗号資産・ブロックチェーン・イノベーション参事官室」などが担ってきましたが、再編後は独立した課として位置づけられることになります。 金融庁が「暗号資産・ステーブルコイン課」新設|8月7日に再編

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2026/08/05分散のつもりが「二重の円安ベット」?FXと仮想通貨の落とし穴
7月30日から8月1日にかけて実施された日米協調介入から、およそ1週間が過ぎました。日本政府・日銀のドル売り・円買いに加え米国側もニューヨーク連銀が米財務省に代わってユーロを売り、円を買ったとみられています。日米当局が同時に実弾を投じるのは1998年のアジア通貨危機時、2011年の東日本大震災後と並ぶ異例の対応で、1ドル=163円台まで沈んでいた円は、わずか数日で155円台まで押し戻されました。 この数日でFXトレーダーの明暗は大きく分かれました。160円超えの水準で買い持ちを続けていた層は含み益を一気に吐き出し、逆に介入警戒でショートを構えていた層は数日で年間分の利益を得たという声もあります。そして見落とされがちなのが、この為替の激変が仮想通貨とりわけビットコイン(BTC)の円建て価格を直撃したという事実です。ドル建てのBTCがほとんど動いていないにもかかわらず、円建てのBTCは節目の1000万円を割り込む場面がありました。 本記事では、介入からの1週間をデータで整理したうえで、FXと仮想通貨がなぜ「同じ相場」として動いたのかを解説します。 ① 日米協調介入の1週間──163円から155円へ、そして157円台へ まずはドル円の動きを時系列で整理します。ポイントは、下落が一直線ではなく「介入 → 急落 → ショートカバーによる戻し → 再度の上値の重さ」という典型的なパターンを辿っている点です。 日付 ドル円の水準 市場で起きたこと 7月30日 163円台→急落 日本政府・日銀のドル売り・円買い介入が入り、米国側もユーロ売り・円買いで歩調を合わせたとみられます 7月31日 158.225円(終値) 波状的な介入観測が続き、2日間で5円超の円高となり、1998年以来の日米共同歩調が意識されました 8月3日 155円前半 アジア時間に一時155円台前半まで下落し、追加介入への警戒が最も強まった局面です 8月4日 157.98円前後 介入観測が途切れ、急落の反動からショートカバーが先行し、終値ベースで約0.3%上昇しました 8月5日 157.30〜157.81円 日銀議事要旨で引き締め思惑が広がり午前は円買い、夕方にかけて157円80銭付近まで戻しています 注目すべきは介入の「設計」です。米国側の取引がドル円ではなくユーロ売り・円買いだったと報じられている点は、当局が特定の通貨ペアではなく円相場全体の下落を止めにいったことを示しています。市場では日本の国債下落が米国債のさらなる下落を招くリスクを日米当局が共有し、「円安・日本国債安」のパターンを断ち切ろうとしているとの見方も出ています。 もっとも効果の持続性には懐疑的な声も強いのが実情です。TDセキュリティーズは、介入の勢いでドル円が153円まで下落する可能性はあるものの効果は一時的にとどまるとし、年末予想は159円を維持しています。円高を定着させるには日銀のさらなる行動か、米財務省の全面的なコミットメントが必要になるとの見方を示しています。 ② なぜ介入で「円建てビットコイン」が下がったのか ここが本記事の核心です。ビットコインの価格は、世界の主要取引所ではドル建てで形成されています。日本の取引所に表示される円建て価格は、原則として「BTC/ドル × ドル円」で決まります。つまり、BTC自体が何も動かなくても、円高が進めば円建て価格は自動的に下がるということです。 7月27日〜8月2日の週を分解すると、この構造がはっきり見えてきます。 項目 週初(7/27頃) 週末(8/2) 変化率 BTC/円 約1,069万円 1,000万5,352円 -6.4% ドル円 約163円 約158円 約-3.0% BTC/ドル(逆算) 約6.56万ドル 約6.33万ドル 約-3.5% 読み解き方:円建てBTCの下落幅6.4%のうち、およそ半分は「BTCが下がった」のではなく「円が上がった」ことによるものです。日本の投資家が体感した下落の半分は、為替要因だったことになります。※ドル円は週内レンジの中心値をもとにした概算値です。 実際、値動きの順序も為替主導だったことを裏付けています。BTC相場は週央まで1050万円周辺で方向感を探る展開が続いていましたが、30日の米国時間に日米協調介入でドル円が急落すると、円建てBTCは1025万円近辺まで急落しました。加えてホルムズ海峡でのタンカー引き返しを受けた原油高、それに伴う米国債利回りの上昇が追い打ちとなり、米国時間には大台の1000万円を割り込みました。 一方、ドル建てで見たBTCは驚くほど静かです。過去8週間にわたり5.8万ドル〜6.7万ドルのレンジで膠着しており、上には20日EMAの63,890ドル、下には62,500ドルの水平サポートが控えています。RSIは48.66と中立圏で、チャートに表れた優柔不断さをそのまま反映しています。3日夕方に62,241ドルまで下げた後、4日朝には一時64,008ドルまで切り返す場面もありましたが節目は維持できていません。 ③ 今週の焦点と3つのシナリオ 介入の余韻が残るなか、当面のドル円は「上は介入警戒、下は日米金利差」という板挟みの構図が続きそうです。想定されるシナリオを整理します。 シナリオ ドル円 円建てBTCへの影響 確認ポイント 円高再加速 153〜155円 円高分がそのまま下押しとなり、980万円割れを試す展開もありえます 追加介入の有無、日銀高官の発言、日本国債利回りの動向 レンジ継続 (メイン) 156〜159円 1000万円を挟んだ往来となり、ドル建てのレンジ膠着が続く前提です 週後半の米雇用関連指標、現物ETFへの資金流出入 円安再燃 160円超 円建ては見かけ上上昇しますが、ドル建ての実力は横ばいのままです 米インフレ指標、FRBの9月利上げ観測、ホルムズ海峡の合意進展 目先の変数は中東情勢です。ベッセント米財務長官は、ホルムズ海峡を開放し「この紛争においてより正常な立場へと移行するための合意が今日か明日にも成立する可能性がある」と発言しました。これを受けて原油は急落し、米長期金利も低下してリスクオンが広がっています。8月5日のアジア時間は、この和解期待によるドル売りと、リスクオンによる円売りが交錯し、157円台後半で拮抗する展開となりました。 金融政策面では、日銀議事要旨で物価の上振れリスクと「数カ月に1度のペースで利上げを検討することが望ましい」との議論が示され、円買い材料として意識されました。一方の米国は、FRBが政策金利を3.50〜3.75%に据え置いたばかりで、市場が織り込む9月利上げ確率は57%まで低下しています。日米ともに金融政策の方向感が読みにくく、これがドル円のボラティリティを高めている構図です。もっとも、ドル円1週間の通貨オプション・ボラティリティは10.6%付近まで低下しており、スポット市場が一旦落ち着いたことを示しています。 まとめ:為替を見ずに仮想通貨は語れない 今回の1週間が突きつけたのは、日本の投資家にとってFXと仮想通貨はもはや別の市場ではないという事実です。円建てBTCの下落幅6.4%のうち約半分が為替要因だったという分解結果は、チャートの形だけを追っていては見えてきません。 ドル円ロングで損を出した方は、円建てBTCでも同じ方向の損失を抱えている可能性が高いといえます。逆に、介入を読んでショートで利益を上げた方が円建てBTCの下落に驚いているとすれば、それはご自身のポジション全体が為替に紐づいていることに気づいていないだけかもしれません。分散しているつもりで実質的に同じ「円安ベット」を二重に持っていないか、この機会に確認しておきたいところです。当面はドル円156〜159円のレンジと、BTCの5.8万〜6.7万ドルのレンジ、その両方を同時に監視する姿勢が求められます。 ※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。相場に関する記述は執筆時点(2026年8月5日)の情報に基づいており、価格・水準は概算を含みます。投資判断はご自身の責任において行ってください。

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2026/08/05金融庁が「暗号資産・ステーブルコイン課」新設|8月7日に再編
金融庁は8月5日、仮想通貨とステーブルコインを専門に所管する「暗号資産・ステーブルコイン課」を新設すると発表。組織再編は8月7日付で実施されます。これまで関連業務は総合政策局リスク分析総括課の下に置かれた「暗号資産・ブロックチェーン・イノベーション参事官室」などが担ってきましたが、再編後は独立した課として位置づけられることになります。 公表された新旧組織対応表によると、同課は新設される資産運用・保険監督局の直下に置かれます。参事官室は課より小規模な組織単位とされ、課への格上げは所管分野の体制強化を意味するとみられます。 同課の下には、交換業者などの監督を担う「暗号資産モニタリング室」が引き続き置かれるほか、旧・イノベーション推進室が「イノベーション推進室」と「デジタル決済企画室」の2室に分かれて引き継がれ、モニタリング機能と企画機能が一元化される形です。 今回の再編では、総合政策局と監督局が「銀行・証券監督局」「資産運用・保険監督局」の2局に再編されます。決済分野については資金決済参事官室が「資金決済課」に格上げされ、金融サービス仲介業室や電子決済等代行業室などが同課へ移管されるとのことです。なお、再編前に作成された文書や申請書類は当面の間有効なものとして扱われる経過措置が設けられています。 金融庁は再編の理由として、資産運用立国の推進や金融分野のデジタル化、モニタリングの高度化といった課題への対応を挙げています。新しい課の名称からは「ブロックチェーン・イノベーション」の文言が消え、代わりに「ステーブルコイン」が加わりました。 国内外で円建てステーブルコインの発行・流通が広がるなか、監督の重点をステーブルコインにも明確に置く狙いがあるとみられ、今後の規制運用の方向性を占う材料になりそうです。 記事ソース:資料

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2026/08/05「AI支援型の攻撃」でBTCブリッジが停止|利用者の資金は無事
ビットコインのブリッジサービスBoltzが、8月3日の投稿でスワップの提供を当面停止すると発表しました。数か月にわたり自動化されたAI支援型の探索を受け、限定的な範囲で複数の侵害が発生した後、攻撃の勢いが急に強まったと説明しています。チームの規模では追随できなくなったとしており、再開の時期は示されていません。 Update: Boltz will stay disabled until further notice. Our API remains available to process refunds cooperatively. In any case, unilateral refunds will work, as they do not depend on our infrastructure. Our support team stays reachable. To be clear: this is not a response to a… https://t.co/kv8zWt4bym — Boltz - Non-Custodial Bitcoin Bridge (@Boltzhq) August 3, 2026 Boltzはオンチェーンのビットコイン、ライトニングネットワーク、Liquidの間をブリッジしていました。非カストディアル設計のため利用者は各スワップの間も自分のコインを管理し続けており、決済前に問題が起きた場合の返金経路も確保されていたことからユーザー資金は保全されたとされています。一方で侵害による損失は同社が自ら負担しており、資金の安全と事業の継続は別の問題だったことになります。 同種の圧力は業界全体に及んでいます。Googleは7月30日、Chromeで自動トリアージが不具合の再現や担当者への振り分けを担い、月に数百時間の開発者の作業を節約していると説明しました。Anthropicは2025年3月から2026年3月にAIを悪用したサイバー活動で凍結した832アカウントを分析し、偵察やデータ収集でのAI利用が増えていると報告しています。 TRM Labsによると、2026年上半期の仮想通貨ハッキング被害額の約76%はインフラや運用面の侵害に起因し、件数では全体の約15%にとどまりました。CertiKは同期間でウォレットの侵害が33件・4億4,400万ドル超と最も高額な分類だったとしています。 セキュリティ費用が収益を上回れば、小規模事業者は製品の絞り込みや外部委託、撤退を迫られ、取引所や大手カストディアンへの集中が進む可能性も指摘されています。














