匿名性の高さで有名な暗号通貨・Monero(モネロ/XMR)が、今月18日に実装された新ハードフォークを経てトランザクション手数料の97%の削減を達成したことがわかりました。

モネロの平均トランザクション手数料は、昨年末に最高値の約20ドルを記録してから降下を続け、過去2ヶ月では史上最安値の50セントから70セントあたりを行き来していましたが、18日のハードフォーク実施後には2セントまで下がりました。

XMR平均トランザクション手数料(USドル) | BitInfoChartsより

今回のハードフォークでは、トランザクション速度・手数料の改善や、中央集権化を避けるためのASICマイニング耐性の強化などが実装されています。

モネロは、ゼロ知識証明を活用することで、送金者や受取人、送金額などを非公開にしたままトランザクションの正当性を証明することができる暗号通貨です。

新ハードフォークでは、この正当性の証明を効率化することによりトランザクション自体のサイズを80%ほど削減し、トランザクション実行にかかる手数料を大幅にカットすることに成功しています。

XMRトランザクションサイズ(キロバイト) | CoinMetrics.ioより

記事ソース: Monero Transaction Fees are Down 97% Since the Hard Fork