ポケカ×NFTが急成長も、ガチャに「ギャンブル」懸念
よきょい

引用元: Kittyfly / Shutterstock.com
トークン化されたポケモンカードの月間売上が、過去1年で急増しています。トレーディングカードをめぐる投機的な需要の波が背景にあり、その多くは「ガチャ」と呼ばれる仕組みに支えられています。これは愛好家が楽しむパック開封の体験を再現したもので、ギャンブルに近い性質も指摘されています。
代表的なプラットフォームの一つCollector Cryptは、米モンタナ州の約2,600平方メートルの施設で現物在庫を保管しています。
調査会社Strategic Market Researchによると、トレーディングカードの世界市場は2024年に158億ドルへ拡大し2030年には235億ドルに達すると予測されています。一方、NFTの世界時価総額は24億ドルでした。パンデミック期の仮想通貨ブームで数十億ドルを集めたNFT技術が、トレーディングカードをめぐる投機を支える基盤として再び注目を集めています。
調査会社Messariのデータでは、トークン化ポケモンカードの上位7プラットフォームが5月にガチャゲームで2億3,000万ドルの売上を生み出しました。これは1年前の3,200万ドルから大きく増加した数字です。この急増は摩擦の少なさによるもので、ブロックチェーン基盤はこれらの資産をトークン化した後の取引媒体として優れているとされています。
Collector CryptのCEOトゥオム・ホルムバーグ氏は、最大の課題はカードショーでの信頼獲得だと語っています。「ソラナ上のトークン化カードを手がけていると言うと、90%の人が詐欺やラグプル(持ち逃げ)だと言う」とし、競合の中には在庫を適切に保管していない事業者もいると指摘。同社はガチャが事業の90〜95%を占め、18カ月間で総額10億ドルの売上を実現したと発表しています。
ホルムバーグ氏はこのサービスがギャンブルに近いことを認めつつ、「期待値がプラス」のゲーム化された買い物体験だと位置づけています。同社は買い戻しサービスも提供していますがギャンブルとの境界をめぐる懸念は残っており、規制や消費者保護の観点から今後も議論が続きそうです。
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