韓国発ステーブルコイン522万枚、不正発行の被害|損失未公表
よきょい

ブロックチェーンプロジェクトのWEMIXは7月26日、同社ステーブルコイン「WEMIX$」に関連するコントラクトの所有権が侵害され、約522万枚のトークンが不正に発行されたと明らかにしました。事態を受け、WEMIX3.0ネットワーク上のブリッジや流動性プール、一部サービスを停止したとされています。
WEMIX3.0のホワイトペーパーによると、WEMIX$はトレジャリーが保有するUSDCによって100%裏付けられ、発行は安定化プロトコル「DIOS」のみに許可された経路を通じて行われる設計とされています。しかし今回は所有者レベルの権限が悪用され、本来意図された発行経路の外でトークンが生成されたとみられています。
不正発行された5,225,525枚のWEMIX$は、ネイティブトークンのWEMIX約30,736枚とブリッジ版ステーブルコイン「USDC.e」約72万4,198枚に変換されたとのことです。
変換されたUSDC.eはイーサリアムやBNBスマートチェーンにブリッジされ、ETHやUSDTなどにスワップされたうえで複数のアドレスに分散されたとされています。一部の資産は中央集権型取引所に預け入れられ協力要請を受けた取引所が攻撃者関連のアドレスを凍結したとのことですが、凍結額や利用者への影響は明らかにされていません。
WEMIXは2025年9月にWEMIX$をUSDC.eへ段階的に移行する方針を示していましたが、今回停止されたサービスにはその変換モジュールも含まれるとされています。最終的な損失額や資金流出の全容、復旧の時期はいずれも未公表であり、被害の規模は今後の調査結果次第となりそうです。
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