ビットコイン・イーサリアムETF、弱気相場で過去最低水準に

仮想通貨市場の弱気相場が続く中、米国におけるビットコインとイーサリアムの現物ETFの保有資産価値が過去最低水準に落ち込みました。

9月1日の週は主要仮想通貨の多くが下落し、時価総額上位50銘柄のうち上昇したのはわずか3銘柄でした。これを受けて、米国のビットコイン現物ETFは保有資産価値が5月1日以来の低水準となり、イーサリアム現物ETFも過去最低を記録しました。

現物型ビットコインETF｜SoSoValue

金曜日のビットコイン現物ETFからは約1億7000万ドルの資金流出があり、市場にある12のファンドの合計資産価値は482.4億ドルに減少しました。1ヶ月ぶりに500億ドルを下回り、これは5月1日以来の低水準です。

イーサリアムETFも同様に下落し、600万ドルの資金流出により、合計資産価値はわずか60.9億ドルとなりました。これは、取引初日の合計資産価値102.4億ドルから約41%の減少です。

ビットコイン現物ETFは8営業日連続で資金が流出しており、イーサリアムETFも9月に入ってから約9100万ドルの流出を記録しています。

市場の弱気センチメントが続く中、投資家たちはETFから資金を引き揚げています。今後の市場動向と、それがETFの保有資産価値にどう影響するか注目されます。

情報ソース：SoSoValue