ブラックロック新BTC ETF、含み損119万ドル|収入で補えたのは28.7%

2026/08/13・

よきょい

ブラックロック新BTC ETF、含み損119万ドル|収入で補えたのは28.7%

引用元: Rcc_Btn / Shutterstock.com

ct analysis

米ブラックロックのビットコイン・プレミアム・インカムETF(BITA)が初の四半期報告を公表し、6月30日までの運用による純資産が86万335ドル減少したことが分かりました。

同ファンドは保有資産を対象にコールオプションを売る「カバードコール」戦略で毎月の分配収入を狙う商品で、初回の運用期間ではオプション取引の利益が、ビットコイン関連の含み損を一部相殺する形となりました。

内訳を見ると、ビットコインの含み損が78万2203ドル、同社の現物ETF「IBIT」に対する含み損が41万7644ドルで、合計119万9847ドルにのぼります。これに対しオプション売りによる実現益は7万9073ドル、評価益は26万5776ドルで、合わせて34万4849ドルでした。損失の約28.7%を補った計算になります。純投資損益は5337ドルのマイナスでした。



下落局面での防御力を評価するのは難しい状況です。報告書に記載された数値は起点となる日付が異なり、財務諸表上の1口あたり純資産は4月21日から6月30日までで3.08%の下落、ビットコインとIBITは6月9日を起点にそれぞれ4.43%と4.75%の下落、公開取引開始の6月12日以降のトータルリターンはマイナス5.61%とされています。比較には共通の期間が必要になります。

目論見書では、売却するコールオプションの想定元本を純資産の25〜35%に設定するとされています。受け取るプレミアムが下落を和らげる一方、権利行使価格を超える値上がり益は放棄する仕組みです。6月末の純資産は4260万ドルでしたが、その大半は新規資金の流入によるものでした。

約3週間の実績では、放棄した上値に見合う対価だったかを判断するのは難しそうです。

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