エヌビディアやテスラ株を担保にDeFiで借入|Venusが新試み
よきょい

DeFiレンディングプロトコルのVenus Protocolが、トークン化株式をDeFiの担保として利用する仕組みをBNBチェーン上で試験的に開始しました。6月20日に導入された対象は、テスラ、エヌビディア、スペースXへのエクスポージャーに連動する「bStocks」と呼ばれるトークン(TSLAB、NVDAB、SPCXB)です。
— Venus Protocol (@VenusProtocol) June 20, 2026
ただし現時点では借り入れは一時停止されており、ローンチ時の借入上限はゼロに設定されています。Venusはまず担保の枠組みを開放し、実際の借入需要やステーブルコインの利用、清算の挙動については今後検証していく段階にあります。
担保係数はTSLABとNVDABが60%、SPCXBが50%に設定されており、これらの数値は無制限な借り入れを促すものではなく、管理されたエクスポージャーとして設計されたことを示しているとされています。
今回追加された資産は通常の株式とは異なります。バイナンスはbStocksを許可された法域の適格ユーザーが利用できる1対1で裏付けられたトークン化証券と説明しています。ユーザーはこれらをテスラやエヌビディアなどの株式の直接保有ではなく、株式に連動したエクスポージャーとして扱う必要があります。
トークン化株式はDeFiにおいて新たな課題を抱えています。仮想通貨は24時間取引される一方、株式連動型のエクスポージャーは原資産の市場構造や発行体の許可、価格フィードに依存するため、両者のタイミングの違いを担保の枠組みが考慮する必要があります。
今後の焦点はVenusがこれらの市場で借り入れを有効化するか、また価格フィードと清算ルールが継続取引の環境で機能するかどうかになりそうです。
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