ビットコインに資金集中、3日で10億ドル|流入全体の77.4%

2026/08/21・

よきょい

ビットコインに資金集中、3日で10億ドル|流入全体の77.4%
ct analysis

米国のビットコイン、イーサリアム、ソラナ関連の上場商品(ETP)に、8月17日から19日までの3営業日で合計12億9700万ドルが流入しました。このうちビットコインが10億400万ドルと77.4%を占め、資金の集中が鮮明になっています。相場の反発局面でも、投資家の需要がビットコインに偏っている構図が読み取れます。

Farside Investorsの集計によると、ビットコインの日次流入は17日が2億9750万ドル、18日が1億8930万ドル、19日が5億1720万ドルでした。イーサリアムは同じ3日間で3090万ドル、7140万ドル、1億8680万ドルの計2億8910万ドル。ソラナはゼロ、160万ドル、250万ドルの計410万ドルにとどまっています。

1日平均で見ると、ビットコインは3億3470万ドルと表示上の過去平均8100万ドルの約4.1倍、イーサリアムは9640万ドルで同2260万ドルの約4.3倍でしたが、ソラナは140万ドルと過去平均560万ドルの24%程度でした。



銘柄別ではブラックロックが牽引しました。ビットコインではIBITが3日間で5億8850万ドルを集め、FidelityのFBTCが1億9820万ドル、ARK 21SharesのARKBが1億1160万ドル(うち19日だけで7770万ドル)と続いています。イーサリアムではブラックロックのiShares Ethereum Trust(ETHA)が2億1270万ドルで最大でした。ソラナではBitwise Solana Staking ETF(BSOL)が18〜19日で720万ドルを集めた一方、19日にGrayscale Solana Trust ETFから310万ドルが流出しています。

ただし、この比較には限界があります。集計対象の商品数が資産ごとに異なるうえ、カテゴリー全体の運用資産残高は示されておらず、米国のETP全体を網羅しているとも限りません。実際、モルガン・スタンレーが7月28日に立ち上げたイーサリアムとソラナのトラストは、対応する集計表に反映されていません。過去平均との比較はあくまでペースの目安であり、残高調整後の需要を測る指標ではない点に留意が必要です。

ビットコインとイーサリアムが平常時を大きく上回るペースで資金を集めた一方、ソラナは自らの平均を下回る展開が続きそうです。

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