BTC回復が伸び悩み、23億ドル流出で57000ドルの清算が焦点

2026/07/21・

よきょい

BTC回復が伸び悩み、23億ドル流出で57000ドルの清算が焦点
ct analysis

ビットコインの米スポットETFへの資金回帰が市場全体の流動性収縮とぶつかり合い、回復が伸び悩んでいます。米国とイランの対立でホルムズ海峡を通る海運が混乱し原油価格が上昇していることも、リスク資産であるビットコインへの逆風になっているとみられています。

米上場のスポット・ビットコインETFは2週連続で純流入を記録し、7月13〜17日は7,567万ドル、前週は1億9,740万ドルを集めました。合計2億7,300万ドルの流入は8週連続の流出で引き出された80億ドル超のうち約3%を取り戻したにすぎず、需要は限定的とされています。しかも直近週の流入はブラックロックのIBITに大きく依存しており、需要の広がりは乏しいとみられています。



同時に主要取引所ではステーブルコインの準備が減少しています。CryptoQuantのデータ分析によると、過去30日間でBinanceから約15.5億ドル、Bybitから約7.86億ドルが引き出され、合計約23億ドルの資金がビットコイン購入に使える待機資金から失われたとされています。

ステーブルコインは市場流動性の中核であり、その減少は上昇局面を支える力を弱めるとみられています。

デリバティブ市場では、Alphractalの分析でロングポジションが55,000〜57,000ドル付近に密集しており、支持線が崩れれば強制清算の連鎖を招く恐れがあると指摘されています。

一部のアナリストは60,000〜65,000ドル帯が耐性ある支持となる可能性を挙げていますが、外部資金の継続がなければ57,000ドルの清算プールが試される展開になりそうです。

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