ビットコイン、6万9000ドルの壁を越えられるか|FOMCが分岐点に

2026/07/25・

よきょい

ビットコイン、6万9000ドルの壁を越えられるか|FOMCが分岐点に

引用元: Mehaniq / Shutterstock.com

ビットコインが6万5000ドル付近で推移し、Glassnodeが短期保有者の平均取得価格とみる6万9000ドルを下回る状況が続いています。7月28日から29日にかけて開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)が、この乖離を埋められるかどうかの分岐点になるとみられています。

Bitcoin price by TradingView

マクロ環境は方向感が分かれています。6月の雇用者数は5万7000人増にとどまり、失業率は4.2%で横ばい、4月と5月の統計は合計7万4000人分下方修正されました。コアCPIは前月比で横ばい、前年比では2.6%へ鈍化しています。

一方でブレント原油は今週約94ドルで引け10年債利回りは約4.67%、30年債利回りは11営業日連続で5%を上回っており、5月以来の長さとなっています。7月の利上げ確率は25〜33%程度に上昇しているとされています。



オンチェーン面では、すでに楽観的な見通しが織り込まれているとみられています。ショートポジションは解消され下落方向のヘッジも減少し、取引所への流入は数週間ぶりの低水準に落ち込んでいます。現物ビットコインETFは7月14日から21日まで6営業日連続で純流入となり、合計約9億3020万ドルを集めました。

ただしGlassnodeの分析では、蓄積の中心は1,000〜10,000BTCを保有するウォレットで、中規模保有者は再び分配に転じており、参加者の裾野は広がっていないとされています。

6万9000ドルを明確に上抜ければ、Glassnodeが次の空白地帯とみる8万4000ドル圏に向かう可能性がある一方、跳ね返された場合は供給の約10%が集中する6万3000ドルの水準を試す展開が想定されています。ETF資金と大口ウォレットが支える現在の反発が持続的な需要なのか、FOMCを前提とした一時的な賭けなのかは、7月29日以降に判明することになりそうです。

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