FRB据え置きも議論は続く|BTCは堅調に推移、次の焦点は9月

2026/07/30・

よきょい

FRB据え置きも議論は続く|BTCは堅調に推移、次の焦点は9月

引用元: rawf8 / Shutterstock.com

ct analysis

米連邦準備制度理事会(FRB)は7月29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を3.50〜3.75%に据え置きました。

据え置きは5会合連続ですが決定は9対3の賛成多数で、ハマック・クリーブランド連銀総裁、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、ローガン・ダラス連銀総裁の3人が0.25%の利上げを主張して反対票を投じています。

会合前の市場は異例の拮抗状態にありました。先物市場は0.25%利上げの確率をおおむね3分の1程度織り込んでおり、Block Scholesは33.7%と算出、2015年以降で市場がこれほど割れた会合は2例しかないとしていました。バンク・オブ・アメリカは、1994年以降、市場の利上げ確率が60%を下回る局面でFRBが利上げに踏み切った例はないとも指摘していました。



この見立てに異を唱えていたのが、Bianco Research代表のジム・ビアンコ氏です。同氏は投資家が依然として「議長が事前に市場を誘導し、委員会の合意を固めてから決定する」時代の枠組みでFRBを捉えていると指摘しました。

ケビン・ウォーシュ議長は従来型のフォワードガイダンスを採らず、入ってくるデータに応じて判断する姿勢を示しているため、先物の織り込みが小さくても35〜40%の利上げ確率は妥当だという主張です。さらに、据え置きになったとしても議論が終わるわけではなく、9月により大きな利上げが検討される可能性にも言及していました。

3人の反対が出たことで、ビアンコ氏が指摘した「決着しない議論」は実際に持ち越された形です。ビットコインは決定を挟んで6万4,000ドル台へ持ち直しています。次回の焦点は9月会合へ移りそうです。

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