FOMC金利据え置き決定後、ビットコインは6万4000ドルで膠着、ドル円は下落。次の焦点は9月利上げか

FOMC金利据え置き決定後、ビットコインは6万4000ドルで膠着、ドル円は下落。次の焦点は9月利上げか
ct analysis

米連邦公開市場委員会(FOMC)は日本時間7月30日深夜に行われ、政策金利を3.50〜3.75%のレンジで据え置くことを9対3の賛成多数で決定しました。

反対したBeth M. Hammack(クリーブランド連銀)、Neel Kashkari(ミネアポリス連銀)、Lorie K. Logan(ダラス連銀)の3名は、各人、0.25%ポイントの利上げを主張していましたが、今回は据え置きとなりました。

FOMC内での声明では「経済活動は中東情勢による不確実性が高い中でも堅調に拡大」「生産性成長と設備投資は強い」「雇用は労働力に見合う増加で失業率はほぼ変わらず」「インフレは2%目標に対して依然として高く、エネルギーなどの供給ショックが一部要因」と指摘し、「委員会は価格安定を実現する」と強調しています。

今回のFOMCはKevin Warsh議長の下で2回目の会合となり、経済見通しの要約は発表されていません。

Bitcoin price by TradingView

ビットコイン価格はFOMC発表前は、63,500ドル台まで下げたものの、FOMC発表後は6万4000ドル前後で推移し、大きな方向感は出ていません。現在、据え置き決定を受けて一時6万4500ドル前後まで戻す動きも見られました。Glassnodeが短期保有者の平均取得価格とみる6万9000ドルを依然として下回る状況が続いています。

Polymarket - rate hike data

マクロ環境では、金利据え置き自体は市場のメインシナリオ通りでしたが、3人の反対票が「タカ派的なシグナル」と受け止められ、9月会合での利上げ観測を支える材料となっています。Polymarketでも9,10月の会合では利上げが行われるのではとなっています。



現在、10年債利回りは4.61〜4.63%前後で推移し、原油価格の変動も引き続き意識される展開です。株式市場ではS&P500などが発表後に下げ渋る動きを見せましたが、AI関連や半導体株の調整圧力は残っています。

オンチェーン面では、ショートポジションの解消や下落方向のヘッジ減少といった楽観的なポジショニングは続いている一方、現物ビットコインETFの資金フローは直近で純流出が目立つ局面が続いています。蓄積の中心が1,000〜10,000BTCを保有するウォレットに偏り、中規模保有者が分配に転じているとのGlassnodeの指摘は、前回記事時点から大きく変わっていません。参加者の裾野が広がっていない点は依然として留意が必要です。

6万9000ドルを明確に上抜ければ、次の空白地帯とされる8万4000ドル圏への道が開ける可能性があります。一方、ここを跳ね返された場合は、供給の約10%が集中する6万3000ドルの水準を再度試す展開が想定されます。FOMCの結果は「即時の利上げ回避」という点でリスク資産に一定の安心感を与えましたが、反対票の多さとインフレへの警戒姿勢から、9月以降の政策パスに対する不透明感はむしろ残った形です。ETF資金と大口ウォレットが支える現在の価格帯が、持続的な需要によるものなのか、それとも政策イベントを前提とした一時的なポジション調整なのかは、今後の資金フローとオンチェーン指標の推移でより明確になってくるでしょう。

【PR】Triaカードでキャッシュバック率6%を実現!

Triaカードは世界中で使える仮想通貨クレジットカード (無料プラン有) で、最大6%が仮想通貨でキャッシュバックされます。

資産運用や最大40倍レバレッジの仮想通貨取引も同一のカード管理アプリから行えます。「バーチャルカードプラン」は期間限定で無料となっているため是非この機会に登録しておきましょう。(登録に必要なアクセスコード:MWVJXJ6475

Triaの特徴

仮想通貨で決済可能なクレジットカード
② 最上位プランで最大6%のキャッシュバック率
③ BTCやETH、JPYCなど1,000種類以上の仮想通貨に対応

お申し込みはこちら

※登録は数分で完了します

ニュース/解説記事

Enable Notifications OK No thanks