仮想通貨大手Galaxy、5600億円社債でAI投資|金利10%
よきょい

Galaxy Digitalは、テキサス州で進めるCoreWeave向けデータセンター建設「Helios」プロジェクトの第2フェーズに向け、35億700万ドル(約5600億円)の上位担保付き社債を発行したと明らかにしました。7月23日に価格が決定され、28日にクローズ、償還期日は2031年8月1日とされています。
この社債の金利は9.875%で年間約3億4630万ドルの利払いが発生する計算になります。利払いは2027年から毎年2月1日と8月1日に現金で行われる見込みです。元本は毎年当初元本の4%(調整前で年間約1億4028万ドル)を償還する仕組みで、初回はプロジェクト完成の少なくとも10か月後とされています。
調達資金は、Helios敷地内の8つのデータホールを備える2棟の建設費用の一部に充てられます。施設は電力容量400メガワット、重要IT容量260メガワットを計画しているとのことです。CoreWeaveは2025年4月に第2フェーズ向けの約260メガワットの容量を契約しています。
Galaxyは7月6日、第1フェーズが予定通り完了し、第2フェーズのデータホール引き渡しが2027年前半に始まる見通しだと発表しました。利払いが先行する一方、元本返済は工事完了まで待つ構造のため、納期の遵守が今後の債務履行を左右する鍵になりそうです。
Galaxy Digitalは2018年の設立以来、トレーディングや資産運用、インフラ、アドバイザリーなど仮想通貨・ブロックチェーン分野を軸に事業を広げてきた企業です。そうした同社が数千億円規模の社債でAIデータセンター建設に踏み込む今回の動きは、電力や土地といった保有資産をAI向け計算需要に振り向ける流れの一例とも見られています。
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