ヘッジファンドが売り越しを5566BTC縮小|強気転換とは言えず
よきょい

米商品先物取引委員会(CFTC)が7月31日に公表した建玉明細(7月28日時点)で、CMEのビットコイン先物(標準とマイクロの合算)におけるレバレッジドファンドの売り越しが、7月21日からの1週間で5566.5BTC相当縮小しました。
一方、アセットマネージャーは同じ期間に買い越しを2204.3BTC相当減らしており、方向は逆でした。7月28日時点でレバレッジドファンドは3万3712.3BTCの売り越し、アセットマネージャーは1万1284.3BTCの買い越しと、両者は依然として市場の反対側に位置しています。
内訳を見ると、レバレッジドファンドは標準先物で1076枚(5380BTC相当)、マイクロで1865枚(186.5BTC相当)の改善でした。アセットマネージャーは標準で428枚(2140BTC相当)、マイクロで643枚(64.3BTC相当)の減少です。CMEの契約仕様では標準が1枚5BTC、マイクロが0.1BTCとなっています。これらはロングからショートを差し引いた方向性ネットで、スプレッド建玉は除外されています。
CFTCは業態をForm 40で申告された主たる事業目的により分類しており、個別の建玉の意図までは把握していないとしています。レバレッジドファンドの売りは弱気の方向性取引のほか、現物との裁定(キャッシュ・アンド・キャリー)の一方の脚やヘッジである可能性もあります。
CMEの7月30日の速報では標準先物の清算値が7月限6万4775ドル、8月限6万5085ドル、9月限6万5335ドルで、限月間の建玉移動とも整合的です。売り越しの縮小自体は確かな変化ですが、機関投資家全体の強気転換と断じるには材料が不足していそうです。
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