NVIDIA製GPU2016基に1億8500万ドル|マイニング企業のAI転換

2026/08/21・

よきょい

NVIDIA製GPU2016基に1億8500万ドル|マイニング企業のAI転換
ct analysis

ビットコインマイニング企業HIVE Digital Technologiesが、AIクラウド分野で5年総額3億5000万ドルの契約を締結しました。契約主体は同社のHPC部門BUZZで、相手先は社名非公表の投資適格級企業です。インフラが稼働すれば年間約7000万ドルの収益が見込まれるとされていますが、その前提として大規模なハードウェア投資を年内に完了させる必要があります。

BUZZはカナダ・ブリティッシュコロンビア州メリットのBell AI Fabric施設に、NVIDIAのBlackwell Ultra GPUを2016基、GB300 NVL72システムとして設置する計画です。関連機器と保守を含めた費用は約1億8500万ドルと見積もられ、2026年第4四半期の稼働が目標とされています。顧客は契約額の約10%にあたる3500万ドル前後の前払い金を支払うことに同意していますが、受領済みかどうかは開示されていません。



HIVEは6月にゼロクーポンの交換社債で1億3000万ドル、四半期を通じて同種の社債で2億4500万ドルを調達したとしています。アイディン・キリッチ最高経営責任者は、この調達資金をGPU購入に充てる考えを示しました。ただし、そのうちどれだけが本プロジェクトに残っているか、追加の設備資金の条件や成立状況は明らかにされていません。直近では2億800万ドルの現金を報告していますが、GPU導入への充当額も未開示です。

契約により同社のAI事業の年間経常収益(ARR)は約1億8000万ドルに達する計算ですが、実際に稼働しているのは3500万ドル程度にとどまります。残る1億4500万ドルは第4四半期にかけて立ち上がる見込みで、大半はハードウェアの納入と設置、稼働確認に依存します。

HIVEはARRを週次や日次の実績を年換算した指標と定義しており、将来の解約や割引を反映しない点にも注意が必要です。残る資金手当てとGPUの納期が、年内の収益化を左右しそうです。

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