6月26日がBTC相場の転換点?100億ドル超のオプション満期

2026/06/22・

よきょい

6月26日がBTC相場の転換点?100億ドル超のオプション満期

引用元: Mehaniq / Shutterstock.com

ビットコインは6月中旬に6万ドルを割り込みましたが、トレーディングデスクで最も注目を集めているのは6月26日のビットコインオプション満期です。100億ドル超の契約が満期を迎える予定で、現時点で約80%がアウト・オブ・ザ・マネー(権利行使価格に達していない状態)にあるとされています。一方、株式市場では、当日満期(ゼロ・デイ)のオプションがS&P500指数オプションの1日の取引量の半分を大きく超えるまでになっており、2020年の約5%から急増しています。

Options Open Interest By Expiry – Coinglass

この二つの数字は、金融のまったく異なる領域から来ていますが、同じ現象を描いています。資産が次に何をするかに関する契約が現代の市場で最も活発な部分へと押し上げられる一方、資産そのものの保有は脇役へと退いたのです。金融は所有を基盤とする経済から、柔軟性や非対称な損益、確率そのものへのエクスポージャーを重視するオプション性の経済へと移りつつあるとされています。

仮想通貨が最初にこの段階へ到達したのは、その評価方法に理由があります。ビットコインは収益を生まず、イーサリアムも従来の配当に相当するものを支払わないため、その評価はほぼ将来への期待に依存します。2025年までに、ビットコインオプションの建玉はビットコイン先物の建玉に匹敵し、時に上回るまでに成長しました。



市場がこの規模を警戒するのは、オプションが現物価格に跳ね返る仕組みにあります。トレーダーが契約を売買すると相手方のディーラーは原資産を取引してリスクをヘッジし、これが実際の売買圧力を生みます。6月26日の四半期満期に向けても同じ過程が見られ、最大苦痛(マックスペイン)の水準は約7万4000ドルと、約6万5000ドルの現物価格をかなり上回っています。

同じ流れは従来のデリバティブを超えて広がっています。4月には連邦控訴裁判所がカルシ(Kalshi)で取引されるスポーツイベント契約を商品取引所法上のスワップに該当すると判断し、予測市場を連邦デリバティブの枠組みに位置づけました。ただし、グロスのオプション取引高はディーラーの純エクスポージャーと同じではなく、注意も必要とされています。

所有が現代の金融を築いたのに対し、オプションへの意欲は次の時代を形づくるものになりそうです。

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