4000BTCが流出したビットコインのサイドチェーン、3400BTCが返還
よきょい
ビットコインのサイドチェーンであるLiquidのフェデレーションウォレットに、9月7日に3400BTCが戻りました。9月6日に起きた準備資産の流出を受けた部分的な回収で、独自トークンL-BTCの裏付け資産は積み増されています。ただし引き出しの再開は確認されておらず、公開ブリッジノードの大規模障害も続いています。

流出したのは約3996BTCで、当時のレートで約499億円に相当します。ウォレットには約4200BTCが保管されていたため、裏付けのおよそ95%が一度の取引で失われた計算です。
回収の取引はブロック965950に含まれ、16時9分25秒(UTC)に承認されました。この残額が合意された報奨金であることを示す公開情報はありません。先立つ9月7日9時41分26秒(UTC)には、ブリッジノードへ修正を適用し資金の返却は安全だとするオンチェーンのメッセージが記録され、署名はBlockstreamのセキュリティ鍵と照合できるものでした。
L-BTCの償還はトークンを焼却してフェデレーションからビットコインを解放する仕組みで、一般の利用者は認可メンバーや事業者を介す必要があります。9月6日にはブリッジノードの停止と取引所の入出金停止が案内され、交換サービスもペグインとペグアウトを止めました。9月8日の時点でもBlockstreamのステータスページは障害を掲載しており、全額の裏付けを確かめるには回収可能な準備と有効なL-BTC残高の照合が要ります。
ビットコインの基盤レイヤー自体に影響はなく、「レイヤー2」が前提とする信頼はネットワークごとに異なることを示す事例になりそうです。
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