仮想通貨レバレッジの主役「無期限先物」が米国上陸|コインベース
よきょい

コインベースがCFTC規制下のデリバティブ取引所で米国版の無期限先物(パーペチュアル)型商品の提供を開始しました。まずはナノ・ビットコインとナノ・イーサリアムの契約からで、現物価格に連動し、レバレッジを組み込み、24時間取引が可能とされています。オフショア市場が長く担ってきた仕組みが米国市場に入る形です。
無期限先物は世界の仮想通貨レバレッジの大半を担う商品で、コインベースによればデリバティブ出来高の90%超を占める場面もあるとのことです。転機は5月29日、CFTCがKalshiのBTCPERPをビットコイン現物価格を参照する先物契約として承認し、他取引所にも同様の商品を促す政策声明を出したことでした。
この枠組みは現在、連邦裁判所で争われています。CMEは6月18日、CFTCとMichael Selig委員長を提訴し、Kalshiの承認と関連する政策声明の取り消しを求めました。無期限先物は商品取引所法上の「スワップ」の定義に該当し、より重い規制体系に組み込まれるべきだというのがCMEの主張とされています。CFTC側はこれを「根拠のない訴訟」と反発しています。
同じ「無期限先物」という名称でも、KalshiのBTCPERPは満期のない真のパーペチュアルである一方、コインベースの商品は5年満期の長期先物として設計されており、法的に異なる2つの商品が並存する状況です。
真の試金石は、次のビットコイン相場急変時に国内の無期限先物が変動を吸収するのか、それとも増幅するのかという点になりそうです。
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