リップル基盤のAI決済、449万件で総額5836XRPにとどまる
よきょい
XRPレジャー上でAIエージェント向けの決済を扱うハブが、累計449万1820件の取引を記録しました。一方で累計の決済額は5836.71XRPと、リップルのドル連動ステーブルコインであるRLUSDが4125.29にとどまっています。
件数と金額が大きく離れるのは設計上の理由があります。リップルは6月9日にXRPL AIスターターキットを公開し、ソフトウェアがx402決済でAPI呼び出しやAI推論といったサービス料金を支払えるようにしました。支払いはXRPでもRLUSDでも可能で、1件あたりは小数点以下の極めて小さな額になります。ハブは登録加盟店152件、7日平均で1日19万9059件の決済を表示しています。
XRPは9月9日時点で217円前後、時価総額は13兆円、24時間の出来高は3750億円です。市場データとハブの累計決済額はそもそも別の対象を測る指標であり、比率として比較できるものではありません。RLUSDでの支払いはXRPの購入とは異なる点も、需要の議論では区別が要ります。
XRPレジャーの取引手数料はXRPで支払われ、最低額は10ドロップ、負荷に応じて上昇します。手数料は保有者や検証者に配られず焼却されます。採用の広がりをXRPの需要へつなげるには、決済件数ではなく実際に決済されるXRPの量と、それが継続的な需要を生むかどうかが次の試金石になりそうです。
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