リップル、大口の引き出し比率が過去最高の77%超に
よきょい

リップル(XRP)が今週1.16ドルを回復した背景に、大口保有者による蓄積と米国上場のETFへの資金流入があるとみられています。取引所への預け入れが減少する一方、ETFが新規資金を集め続けており、供給面の構図が変化しつつあるとされています。もっとも執筆時点でXRPは1.14ドル付近まで押し戻されており、明確な上抜けには至っていません。
🐋 XRP’s move back above $1.16 Tuesday looks very much justified based on recent wallet behavior. Whales & sharks holding 100K to 100M XRP have added +2.8% more coins to their bags in five weeks, showing whales and sharks are leaning in while the chart finally starts rewarding… pic.twitter.com/aFmRll4HKJ
— Santiment Intelligence (@SantimentData) July 21, 2026
Santimentのデータによると、10万XRPから1億XRPを保有するウォレットは過去5週間で保有量を2.8%増加させた一方、0.01XRP未満の小口ウォレットは5.2%減少させました。CryptoQuantの集計では、7月22日の中央集権型取引所からのXRP流出において大口保有者が占める比率は過去最高の77.8%に達し、5月6日の63%から上昇しています。
需要面では、米国の現物XRP ETFが7月に入って約1200万ドルを集め、4カ月連続の純流入となる見込みです。4月に8159万ドル、5月に1億3194万ドル、6月に5946万ドルを集めており、4カ月間の合計は約2億8500万ドルに達しています。4本のファンドの累計純流入額は約14億9000万ドル、総資産は約10億6000万ドルとされています。
ビットコインETFの資金流入規模と比べれば月次の金額は控えめですが、継続的な買い手が存在することは、売り圧力が後退している局面では意味を持ちます。ETFの新規設定に伴い運用会社や関係者が追加のXRPエクスポージャーを確保する必要が生じるためです。
ただし価格が6月以降のレンジを上抜けるには、より高い水準で供給を吸収する買い手が必要であり、当面はETF需要の持続性が試されることになりそうです。
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