Robinhood仮想通貨収益34%減、株価急落
Crypto Times 編集部

引用元: PJ McDonnell / Shutterstock.com
投資アプリを手掛けるRobinhoodが発表した第1四半期決算で、仮想通貨取引による収益が前期比34%減の1億3400万ドルにとどまったことが明らかになりました。前期の2億2100万ドルから大幅に縮小した格好でビットコイン(BTC)価格の下落と取引活動の鈍化を直接反映する結果となっています。
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— Robinhood (@RobinhoodApp) April 28, 2026
四半期全体では純利益が3億4600万ドル(1株当たり0.38ドル)で前年同期の3億3600万ドルから3%の小幅増益にとどまりました。一方、売上高は10億7000万ドルとアナリスト予想の11億4000万ドルを下回り、1株利益も予想の0.39ドルにわずかに届きませんでした。決算発表後のRobinhood株は6%下落し82ドル前後で推移しています。同社株は2025年10月にBTCが史上最高値圏にあった頃に153ドルの過去最高値を記録しており、仮想通貨市場との連動が改めて浮き彫りになった形です。
仮想通貨収益の急減はBTC価格の動きと符合しています。今年第1四半期にBTCは22%下落しておりこれは前期と同程度の下落幅です。BTCは現在8万ドルが「損益分岐点の壁」と呼ばれる重要な節目に位置しています。オンチェーン分析企業Glassnodeによると8万100ドルは過去155日以内に購入した短期保有者の平均取得価格にあたり、ここを越えると利確売り圧力が集中する構造です。短期保有者の実現利益は1時間あたり440万ドルに急増しており、年初来平均150万ドルの3倍水準に達していると分析されています。
業界全体で見ると、取引プラットフォームの収益力は依然として高い水準にあります。CryptoRankが公表した2026年プロジェクト別収益ランキングではステーブルコインUSDTを手掛けるTetherが14億3000万ドルで首位、トップ10のうち5プロジェクトが取引プラットフォームでした。なかでも分散型取引所のHyperliquidは第1四半期収益1億9000万ドルを記録し、DEX市場で首位に立っています。市場全体の時価総額が22%減少した局面でもこの水準を維持していることを踏まえると、Robinhoodの34%減は中央集権型ブローカー固有の脆さを示唆しているとも読めます。
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競合圧力は伝統金融の側からも強まっています。チャールズ・シュワブは2026年4月、証券口座保有者3,900万人にBTCとETHの直接取引サービスを発表し、手数料を業界最低水準のひとつである0.75%に設定しました。これはフィデリティ・クリプトの1%を下回ります。Robinhoodはスマホからかんたんに投資ができる手段を提供しておりターゲットは完全に重ならないものの同社の仮想通貨手数料モデルへの圧力となるほか、モルガン・スタンレーのBTC ETF上場やゴールドマン・サックスのETF申請も控えており、伝統金融大手による仮想通貨組み込みは加速しています。
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一方、Robinhoodには追い風もあります。同社は決算で「株式・オプションで二桁成長、予測市場・先物・指数オプションで過去最高の取引高」を報告しており、仮想通貨単体への依存からの分散が進んでいることを強調しました。Vlad Tenev CEOは「Robinhoodは顧客の金融生活の中心に位置する」とコメント。Kalshiと連携した予測市場サービスも展開しており、米国で拡大する予測市場ブームの恩恵を受ける位置にもいます。
ただし、株価6%下落という市場の評価は二桁成長部門だけではカバーしきれない仮想通貨収益の落ち込みを示しています。BTC価格が8万ドルを抜ける確度が高まるまでの間、Robinhoodは新興DEXからの収益シェア争いと伝統金融大手による手数料圧力という二重の挑戦に直面することになりそうです。
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