半導体利益223倍もサムスン株は+1%どまり|AI関連と仮想通貨に慎重ムード
よきょい

引用元: RidhamSupriyanto / Shutterstock.com
サムスン電子が7月30日に発表した2026年4-6月期の確定決算で、半導体部門(DS)の営業利益が前年同期比223倍の89兆2,000億ウォン(約10兆円)となり、四半期ベースで過去最高を更新しました。全社の売上高は171兆ウォン、営業利益は89兆4,000億ウォンで、AI向けメモリー需要の拡大が業績を押し上げた形です。
半導体部門は全社営業利益の99.7%を占め、全社の営業利益率は52.3%に達しました。半導体従業員向けの特別成果給の引当金17兆ウォンを除けば、実質的な営業利益は100兆ウォンを超えるとの見方も出ています。一方でスマートフォン部門は7,000億ウォンの営業赤字となり、事業間の格差が鮮明になりました。
ただし市場の反応は慎重です。前日29日にSKハイニックスの決算が市場予想を下回ったことで半導体株全般に売りが広がり、韓国総合株価指数(KOSPI)は史上初めて2日連続でサーキットブレーカーが発動されていました。本日のサムスン株は+1%で推移しており、投資家たちの慎重な様子が窺えます。
同じ時期にビットコインも6万3,000〜6万4,000ドル台まで水準を切り下げており、AIインフラ関連資産と仮想通貨が同じリスク選好の下で動いている構図がうかがえます。
Web3との接点は広がりつつあります。サムスンは7月22日のGalaxy Unpackedで、Samsung Walletのネイティブなステーブルコイン対応を発表しました。具体的な発行体やブロックチェーン、提供開始時期は明らかにされていません。
Samsung、ステーブルコイン対応へ|8億ユーザーの玄関口となるか
2025年10月のコインベース連携では7,500万人超のGalaxyユーザーが対象になったとされ、AIメモリーで積み上げた収益が決済・デジタル資産の裾野拡大にどう向かうかが注目されそうです。
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