著名BTC財務企業、6000万ドルの返済に黄信号|手元は5780万ドル
よきょい
Bitcoin Magazineを傘下に持つNakamotoが、12月4日に期限を迎える6000万USDTの返済に向けて、手元流動性の薄さという課題に直面しています。同社はビットコインを担保とする信用枠を利用しており、保有分の大半が担保として拘束されている状況です。
第2四半期の報告によると、6月30日時点の現金は1910万ドル、保有ビットコインは4,467BTC(約2億6150万ドル)でした。このうち3,805BTC(約2億2270万ドル)はKrakenへ差し入れており、拘束を受けない分は662BTC、約3870万ドルにとどまります。現金と合わせても約5780万ドルで、12月の返済額をわずかに下回る水準です。
同社は6月に約600BTCを3560万USDTで売却し、デリバティブの一部解消と合わせて約4800万ドルの純収入を得ました。うち4500万USDTを返済へ充て、残高は2億1000万USDTから1億6500万USDTへ減少しています。残る1億500万USDTの期限は2027年6月です。
ローン手数料は指定口座に2,000BTC以上を維持する限り年7.75%で、下回ると8%になりますが、これは価格条件であり追加担保の引き金ではありません。
維持水準や清算基準は開示されておらず、価格が下落した場合の対応余地は外部から読み取れません。第2四半期は、のれん減損1億520万ドルと時価評価損4870万ドルを主因に1億3300万ドルの純損失を計上しました。返済期日までの数か月は、ビットコイン価格が結果を左右する展開になりそうです。
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